クランベリー(オオミノツルコケモモ)北アメリカ北部、東部が原産で、北アメリカではアメリカ州の先住民族が食用としたのが最初とされます。
クランベリーには、ツルコケモモ、ヒメツルコケモモ、オオミノツルコケモモがあり、日本に自生するツルコケモモは、北海道、本州の中部地方以北に分布し、寒地の高層湿原でミズゴケ類の中に自生しています。
日本に出回っているのは、オオミノツルコケモモが多く、果樹としても利用されています。
上のクランベリー(オオミノツルコケモモ)は、自宅で2017年10月18日に撮影したものです。
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クランベリー(オオミノツルコケモモ)の特徴と育て方
クランベリー(オオミノツルコケモモ)花 2018年5月20日 撮影 栽培品
クランベリー(オオミノツルコケモモ) 2018年5月20日 撮影 栽培品
和名 | クランベリー |
別名 | オオミノツルコケモモ |
学名 | Vaccinium macrocarpon |
科名・属名 | ツツジ科 スノキ属 |
分布 | 北アメリカ北東部 |
花期 | 7月 |
特徴 | オオミノツルコケモモは、北アメリカ北部、東部に分布して、ツルコケモモより葉は長く10~20mmあります。 クランベリーには、ツルコケモモ、ヒメツルコケモモ、オオミノツルコケモモがあります。 日本に自生するツルコケモモは、北海道、本州の中部地方以北に分布し、寒地の高層湿原でミズゴケ類の中に自生し、世界では、北ヨーロッパ、北アジア、北アメリカ北部など、北半球の寒い地域に広く分布します。 茎は細く、長さ20cmくらいになり、まばらに分枝し、葉は無柄で茎に互生し、形は卵状長楕円形または狭卵形で、葉身の長さ5~15mm、幅2~5mm。葉の先端は尖り、縁は全縁でやや裏面側にまくれ、裏面はやや粉白色になります。 クランベリーは前年の枝先にできた花芽から1~4本の花柄をだして、その先端に下向の淡紅色の花を個ずつ咲きます。 花冠は4裂し、裂片は長さ7~9mmで、カタクリのように背面に反り返ります。 ツルコケモモは(Vaccinium oxycoccos)で、栽培品はオオミノツルコケモモ(Vaccinium macrocarpon)です。 クランベリーは、北アメリカではアメリカ州の先住民族が食用としたのが最初とされます。 |
育て方 | クランベリーは耐寒性が強いので、全国的に栽培ができます。 地植えでは細い枝が地を這うように広がり、鉢植えでは枝が下垂し、秋には赤く熟した果実をつけます。 日当たりの良いところが好きですが、真夏は暑さや乾燥を嫌うため涼しい半日陰で管理します。 植え付けの適期は2月中旬~3月中旬で、根詰りしないように2年に1度は植え替えます。 水もち、水はけよく植えますが、酸性用土が好きなので基本的には鹿沼土とピートモス、赤玉土などの混合用土を使います。 水は表土が乾いたらたっぷり与えます。 肥料は2~3月、9~10月に有機質肥料か緩効性の化成肥料を与えます。 剪定は収穫後に見た感じの良いように枝をすかし20~40㎝位を目安にします。 害虫はつきにくいですが、アブラムシが付いた時は取り除きます。 殖やすのは株分け、挿し木で殖やします。 |
クランベリー(オオミノツルコケモモ)まとめ
クランベリー(オオミノツルコケモモ) 2017年10月23日 撮影 栽培品
クランベリーは耐寒性が強いので、全国的に栽培ができますが、暑さには少し弱いので、夏は涼しい半日陰で管理します。
肥料は2~3月、9~10月に有機質肥料か緩効性の化成肥料を与えます。
殖やすには株分け、挿し木が向いています。