キヨスミコンギク 2013年10月24日撮影
キヨスミシラヤマギクと書いてある苗をいただきましたが、この花は千葉県清澄山で見つけたノコンギクもしくはノコンギクとシロギク系の雑種と思われるものと言う事でした。
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優しい色合いのキヨスミコンギク(清澄紺菊)
キヨスミコンギク(清澄紺菊) 2015年11月4日 撮影 栽培品
石黒ゆり子さんから「やまくさ」の富沢さんが譲り受け、赤い軸や葉と藤色の花との対比がとても美しく、観賞価値が高いので「清澄山のノコンギク」を略してキヨスミコンギクとして販売を開始したものと「彩の華日記」に書いてあります。
私も野菊のことは難しくてわからないので、シラヤマギクとは葉の感じがずいぶん違っているとは思いながらも育てていましたが、言われてみればノコンンギクというにふさわしいものです。
山野草会の展示会でも「キヨスミシラヤマギク」と展示しているのを見かけたことがあり、その方からは、どこかの山野草会で販売しているものを求めたと言う事を聞きしたので、「キヨスミシラヤマギク」という名前はそのようにして広まっていったもののようです。
野山では今でもたくさんのノコンギクが見られて、色も淡いものから濃いものまで有り、花弁の趣も違ったものを見ることができますが、このような可憐な色合いのノコンギクとは出会えないことから、交雑しやすいキク科のノコンギクから生まれた素晴らしい変種なのだろうと思って大切に育てています。
発見されて、それほどの年月が過ぎているとも思えないのに趣味家の間ではかなり出回っているのは、増えやすい品種であることが大きいのだろうと思っています。
キヨスミノコンギクは、ノコンギクよりも花が小さく、白地に藤色を帯びた色合いがとっても優しい美しさを醸し出しています。
わが家もキク科の植物が交配して咲いていますので、花が終わったら摘み取って挿し芽や株分け以外は増やさないように気を付けたいと思っています。
ノコンギク 2013年11月10日 撮影