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広告 秋の花・山野草記事

ムラサキセンブリが毀れ種から開花

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ムラサキセンブリ 2015年11月4日 撮影

ムラサキセンブリの花を初めて見てから8年くらいになります。

それまで種から育てるのが難しいと言われていたムラサキセンブリを和歌山の春ちゃんが成功して、たくさんの種が採れるようになっていたのをいただいたのが栽培のきっかけでした。

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ムラサキセンブリが毀れ種から開花

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ 2013年11月10日 撮影

その播種法は、細かな鹿沼土などの用土を濡らしたものを小さな透明のガラス瓶に入れて、その中にムラサキセンブリの種を播いて、窓越しの日光のあたるところに置き、時々振って発芽が確認できたら用土に播くという方法でした。

このリンクの写真は水分が多すぎると言う事でした。

初めてのときは毎日壜の中を外から確認して、根が見えたときは感動しました。

たくさん発芽はするのですが、鉢に播いてから育ってくれるのは数えるくらいで大変苦労しました。

それでも数本の花から毎年種を採取して育てていましたが、庭の方が良いように思い庭に播くようになりました。

1年草は私は苦手ですが、ムラサキセンブリだけは毎年、毎年種を播き続けて庭に育つようになりました。

4年くらい前に、気候の変動の激しかった時に、播いたものがあまり育たなかった年のことです。

ムラサキセンブリの花を見ることがもうできないと思っていた時のことです。

それまで育てていたところにムラサキセンブリが何本も芽生えているのを発見しました。

毀れ種から芽生えるようになっていました。

それからも毎年種は採取して播きますが、現在は毀れ種で庭のあちこちに咲いてくれるようになりました。

場所も好きなところを選んで広範囲に芽生えるようになっているので、たくさんの花が見られるようになりました。

種を播いて育てたものより丈も高くなりますので、見栄えがしますしたくさんの花をつけてくれます。

上の写真は種を播いたもので、写真の撮りやすい場所に咲いていますが、毀れ種からの苗は他の花の間だったりと写真は写しやすいところには咲きません。

わが家のロックガーデンも栽培している場所を確認しながら時々用土を入れてあげたりしていますので、いろいろなものが居ついてくれるようになってきました。

そのようなことを繰り返しているうちに、ムラサキセンブリは連作を嫌うのではないかと思い始めています。前年に群生したところにはあまり生えなくなり、違ったところに生えるようなのです。

そのような、ことを考えて、用土を入れ替えたり、違った場所に播くようにしないと絶えてしまうのではないかという危惧を感じ始めています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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