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サキシフラガ・オポジテフォリア(Saxifraga oppositifolia)の播種からの記録

サキシフラガ・オポジテフォリア

学名: Saxifraga oppositifolia

分布: アルプス

サキシフラガ・オポジテフォリア(Saxifraga oppositifolia)はアルプスに生えるユキノシタ属で紫の綺麗な花が咲くようですが、何度か種を購入して播きましたが、花が咲くまでに至りませんでした。

小さな株のわりには大き目の花が咲くようですが、花を見られるのではないかと思いを裏切られました。播種からの様子を写真で記録しています。

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サキシフラガ・オポジテフォリア(Saxifraga oppositifolia)の播種からの記録

Saxifragaoppositifolia7.12
2004年7月12日撮影

2004年2月9日軽石、富士砂、桐生砂、蝦夷砂、硬質鹿沼土などの混合用土を水洗いして播く。

霜よけと風除けをした場所で乾燥しないように注意して管理した。

2004年3月15日に発芽を確認、風、霜を除けた軒下の日当たりで管理する。

芽生えた数も少なかったし、最初はあまり成長しなかったので暑い中を植え替えないほうが良いかと思いまだ植え替ええいないが、今のところは思ったより元気に育っている。

丈の一番高いところで1.5cm位。

遮光はあまり強くしていない。

8月末まで元気に育っていると思っていたが、急に枯れてしまう。

Saxifragaoppositifolia10.7
2004年10月18日撮影

発芽率があまりよくなく、3本発芽した中で、最後に発芽した1本だけ残った。

まだ移植していない。

saxifragaoppositifolia4.9
2005年4月9日撮影

1本だけ残った、サキシフラ・リティティフォリア(Saxifraga oppositifolia)の冬越しも同じような状態でしたが、写真を見ると幾分育っているのかも知れない。

まだほとんど枝分かれもせず、元気そうには見えるが、とても小さい。

3月の末に植え替えたが、暖かくなると少しは成長してくれるのだろうか。

Saxifragaoppositifolia7.11
2005年7月11日撮影

上の写真から3ヶ月結構大株になっているが、去年も夏も終わろうとする頃に急に枯れてしまったので、どうなることか分からない。

今は日光不足には生らないようにしている。

透明のポリカボネート屋根下で管理。

やはり関東地方の住宅地で育てるには技量不足のようで、夏を越したかと思った9月に枯れてしまった。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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