上のヨツバシオガマ(四葉塩竈)は2005年8月4日に八方尾根で撮影したものです。
タカネシオガマ
学名: Pediculasis verticillata
分布: 本州の中部地方から北海道の高山帯に分布し、砂礫地や草地に生える1年草
タカネシオガマやヨツバシオガマはハマウツボ科・シオガマギク属で、半寄生の、多年草または1稔草なので、普通に種を播いたのでは育てることが出来ません。かなり高度の栽培技術を必要とする植物を播いてしまったことを後悔しましたが、貴重な経験をしたと思うことにしました。
タカネシオガマの播種から開花までの記録
2004年4月24日撮影 |
2003年1月25日蝦夷砂、軽石、富士砂、桐生砂、硬質鹿沼土などを混ぜて水洗いした用土に播く。 冬は風除けと、霜よけをするために軒下の置き棚を波板で囲い、水を切らさないようにして管理したが発芽しなかったので、冬までは水を切らさないように日陰に置く。 2004年に播種した鉢と一緒に冬は管理した。 2004年3月12日3本の発芽を確認、朝日の当たる場所で管理、徐々に日照を増やし午前中くらいの日照にした。 秋までは何とか持っていたが、2005年には芽を出さなかった。 シオガマ属の植物は半寄生植物なので栽培はある程度の知識がないと難しいと思った。 |