ダンギク(段菊) 学名: Caryopteris incana 2014年9月19日撮影
しそ科・カリガネソウ属(以前はクマツヅラ科)の植物なので、カリガネソウの仲間ということになりますが、ダンギク(段菊)にはカリガネソウのよう嫌な匂いはありません。
九州(北部、対馬)に自生していて、かなり茂って咲くという事ですが、関東地方の寒さにはなじめないのかかなり小型に咲きますが、それがとても可憐です。
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ダンギクは春に播けは秋に見られる
ダンギク(段菊) 学名: Caryopteris incana 2014年9月19日撮影
播種した10年前は、今よりも寒さが厳しくなかったのか、もっと元気にピンクの花とブルーの花を見せてくれましたが、いつの間にか鉢植えのブルーの花だけになってしまいました。
葉が菊の葉に似ているので、菊の名前が付いたのだろうかと想像していますが、菊の仲間ではなくシソ科(以前はクマツヅラ科)に分類されるようです。
地植えにしたものは、ここ数年の寒い冬で枯れてしまったと思っていたところ、根が残っていて花が咲きました。
温かな地方の海岸沿いに自生しているので、寒冷地では鉢植えで育てるか、保護をした方が良いようです。
ダンギクの自生地は見たことがないので、どのくらい大きくなるのかわかりませんが、細々と咲く姿も風流があります。