ムレチドリ(群千鳥)は、南アフリカ原産のステノグロッティス・ロンギフォリア(Stenoglottis longifolia)とフィンブリアータ (Stenoglottis fimbriata)の種間交雑種ということです。
うずら葉のような根生葉も美しく、秋に茎をのばして千鳥のような花が下から咲きあがり、かなり長く花を楽しむことが出来るのが嬉しいラン科の植物です。
5℃くらいに保つ必要があるので、冬は家の中に取り込みますが、栽培はさほど難しくないのが嬉しい植物です。
上のムレチドリ(群千鳥)は、自宅で2020年10月11日に撮影した花です。
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ムレチドリ(群千鳥)の特徴と育て方
ムレチドリ(群千鳥) 2020年10月11日 撮影 栽培品
和名 | ムレチドリ(群千鳥) |
学名 | Stenoglottis cv.(fimbriata×longifolia) |
科名・属名 | ラン科 ステノグロッティス属 |
分布 | 南アフリカ原産 固有種 |
花期 | 9~10月 |
特徴 | 南アフリカ原産のステノグロッティス・ロンギフォリア(Stenoglottis longifolia)とフィンブリアータ (Stenoglottis fimbriata)の種間交雑種ということです。 根生葉にはウズラ葉のような模様が入り、葉だけでも鑑賞価値がありますが、秋に20~30㎝ほどの茎に千鳥に似た花が茎の下から咲きあがりますので、鑑賞期間が長く栽培価値のある植物です。 5℃と耐寒性はあまり強くないので、冬は室内で育てます。 常緑の葉ですが、寒さで冬に葉が枯れることもあります。 春から成長期に入り、冬は休眠期になります。 わが家は小苗をいただき4年育てて株が大きくなった今年、沢山の花をつけました。 |
育て方 | 冬も5℃くらいは必要ですが、直射日光では葉が焼けるので、明るい半日陰が良いようです。 根が太く鉢がいっぱいになるので、我が家は毎年植え替えていて、小苗をいただいたのが大株になり今年はたくさんの花を付けました。 肥料は春と秋にやり、夏と冬はは施しません。1000~2000倍に薄めた液肥を1週間~10日に一度施すと良いようです。 水は表面が乾いたらたっぷりやります。乾燥には強く内容ですが、多すぎると根ぐされをおこします 定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 植え替えは芽が動き出す前の3月で、用土は鹿沼土に軽石などを少量混ぜて使っています。 |
ムレチドリ(群千鳥)まとめ
ムレチドリ(群千鳥) 2020年10月11日 撮影 栽培品
ムレチドリ(群千鳥)は南アフリカ原産ですが、日本の野生蘭に似た花なので、調べるまでは日本の花かと思っていました。
育てるのに気を付ける点は冬に5℃が必要なので家の中に取り込むこと、春から秋までは、明るい日陰で育てることなどに気を付ければ誰にでも育てられる花と思います。
乾燥は好まないようですが、水のやりすぎで根腐れをおこすこともあるので気を付ける必要があります。