シラー・カンパニュラータ(Hyacinthoides hispanica)の特徴と育て方
シラー・カンパニュラータ(Hyacinthoides hispanica) 2023年4月17日 撮影 シラー・カンパニュラータはツリガネズイセン、スパニッシュ・ブルーベルとも呼ばれキジカクシ科 ツリガネズイセン属でスペイン、ポルトガルを中心に、北西アフリカの森林の縁や開けた場所、道路脇や空き地など、現在ヨーロッパの広い地域で逸出したものが野生化しているといいます。 我が家では植えた覚えのない花がある年から咲き始め、毎年のように花を見せてくれるようになっています。 シラーという名前は知っていましたが、現在 ...
2023年 庭に咲く花 鉢植えの花
今年の冬は寒暖の差が大きかったように感じました。 そんな中で気温を敏感に感じる植物たちは例年より早く咲いたり、遅くなったりしたようです。 セツブンソウは概ね例年並みというところでしょうか。 クリスマスローズは早くつぼみをあげたものもありましたが、その後の寒さで開花が鈍っているように見えます。 そんな庭の様子写してみることにしました。 セツブンソウ 節分草 230218_0383 庭のセツブンソウ 2月18日撮影 今年も例年のように、庭のセツブンソウが咲きそろいました。 寒暖の差が激しく、危ぶまれたのですが ...
クレマチス・カリゾエンシス(clematis carrizoensis) の育て方
クレマチス・カリゾエンシス(clematis carrizoensis) 2022年8月22日 撮影 播種からの初花 クレマチス・カリゾエンシス(clematis carrizoensis)と言う種を戴いて育てたものですが、交配しているかもしれません。 北米 テキサス州 北東部の極僅かな一部のみに自生するという、希少種 clematis・carrizoensis の種を戴き、播種して4年の歳月が過ぎて、やっと出会えた花ですが、この素敵な色合いに魅了されています。 暑さにも弱いだろう原種のクレマチスを猛暑日 ...
ウスノキ( 臼の木)の育て方
ウスノキ 2022年6月21日 撮影 和名の由来は果実の先端が凹み臼に似ることからのようです。 ウスノキは地域変異があり、葉の大きさなどにより変種に分類されているようです。 我が家にはスノキとウスノキがあり、かなり区別が難しかったのですが、萼筒は5個の稜がないスノキには実がなったことがないのですが、ウスノキに赤い実が付いたこととではっきりと区別が付きました。 また、アクシバ(灰汁柴)も有りますが、アクシバの花はスノキやウスノキに似ていないので区別は付きやすいです。 ウスノキ( 臼の木)の特徴と育 ...
クレマチス・レティキュラータ(clematis reticulata)の育て方
クレマチス・レティキュラータ 2022年6月15日撮影 播種からの初花 クレマチス・レティキュラータは北米のフロリダに分布している、ヴィオルナ系の壺型のクレマチスです。 アメリカ原産のため、詳しい情報が得にくいため、間違いがあるかもしれませんが、調べられた情報を書いておきます。 クレマチス・ヴィオルナには似ていますが、花の雰囲気がどことなく違っています。 クレマチス・レティキュラータ(clematis reticulata)の特徴と育て方 クレマチス・レティキュラータ 2022年6月17日撮影 播種からの ...
2022年 寄せ植え、草もの盆栽
昨年に続き、コロナにより山野草展ができない状態になっています。 3年も山野草会の友人たちと会うことができなくなっているのは寂しいものです。 同じ趣味の人との集まりは、心が通じ合うことができ、又毎年のように見に来てくださる方とのつながりも楽しみですが仕方がありません。 草ものや根洗い盆栽の寄せ植えの紹介 2022年11月1日 撮影 ハマゴウ、イトラッキョウ、フイリイワミツバ 2022年9月7日 撮影 ハゼ、フウチソウ、ダイモンジソウ 2022年9月7日 撮影 ベニチガヤ、イトラッキョウ 2022年9月7日 ...
クレマチス・ムーンビーム(Clematis 'Moonbeam')の育て方
クレマチス・ムーンビーム 2022年5月2日 撮影 栽培品 クレマチス・ムーンビームはクリームがかった白花で小さな星型の花を、びっしりと咲かせます。 同じニュージランド原産のクレマチス・ペトリエイに似ていますが幾分葉と花が小さくツルも細く、とてもかわいい品種で素朴な原種的味わいがあります。 数年前に購入し育てているので、花も沢山咲くようになっています。 クレマチス・ペトリエイよりは蔓の伸びが早く花つきが良いので、釣り鉢などで育てるのも良いかと思います。 クレマチス ‘ムーンビーム’の特徴と育て方 和名: ...
クリスマスローズを庭植えで育てる
2022年3月17日 撮影 クリスマスローズには、ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ)とヘレボルス・オリエンタリス(レンテンローズ)があり、我が家ではどちらも育ててていますが、より多く育てられているのは、ヘレボルス・オリエンタリス(レンテンローズ)になるようです。 変化が多く、交配により様々な花色、花の形が出回っており園芸を好む人にとっては育てたい花の一つになっているようです。 又、鉢植え、庭植えとどちらでも育てることができ、年々株が大きくなり丈夫で誰にでも育てることが可能なのが好まれるゆえんかもしれま ...
キツネノカミソリ(狐の剃刀)の育て方
キツネノカミソリ(狐の剃刀) 2021年8月20日 撮影 栽培品 キツネノカミソリ (狐の剃刀) はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年生草本球根植物で、本州から九州に自生します。 彼岸花と同じように、早春に葉を展開し、夏草が展開するころに葉が枯れ、その後地中で花芽を形成し8月中旬のお盆のころに花茎が出て花を咲かせます。 彼岸花より優しい趣で花丈30~40㎝くらいです。 キツネノカミソリ(狐の剃刀)の特徴と育て方 和名: キツネノカミソリ(狐の剃刀) 学名: Lycoris sanguinea 科名・属名: ...
オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)の特徴
オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草) 2021年7月10日撮影 林内 オオバノトンボソウ(大葉蜻蛉草)はラン科・ツレサギソウ属で、丘陵や浅い山のの林内に生える多年草です。 ホソバノキソチドリ、コバノトンボソウ、キソチドリなど、亜高山帯の草地に生えるツレサギソウ属の花は何度も目にしていたのですが、浅い山林に生えるオオバのトンボソウには初めて出会いました。 浅い野山で、ツレサギソウ属の花を見つけたときは驚きました。 林内に入ってみるとほとんど終わりに近い苗が飛び飛びに群生していました。 それまで良く行くところだ ...
2021年 寄せ植え、草もの盆栽
ノイバラ(富士見小町) 斑入りセキショウ(正宗) 2021年6月1日 撮影 昨年に続き、コロナ禍のため、山野草の展示会が中止になっています。 毎年、何を展示しようかと手入れを始めるのですが、拍子抜けして手入れを怠ってしまいました。 昨年ほとんど写真を写していなかったので、今年は通して通して少し写真を写せたらよいと思っています。 2021年 春の草もの盆栽 長寿梅 斑入りセキショウ(正宗) 2021年3月29日 撮影 長寿梅(白花) 斑入りセキショウ(正宗) 2021年3月29日 撮影 ヤマアジサイ(瀨戸の ...
フタバアオイ(双葉葵)の育て方
フタバアオイ(双葉葵)の茎は地上を横に這い、多肉質で紫を帯びた褐色、節の間が長く伸び、枝分かれしてその先端には鱗片葉を互生します。 福島県以南~九州の温帯域の広葉樹林、あるいは針葉樹の混じった森林に生育し、暗い林床に生えるようです。 京都の賀茂神社では葵祭にこれを用いることで知られ、カモアオイ(賀茂葵)の別名もあります。 上のフタバアオイ(双葉葵)は、自宅で2021年4月10日に撮影したものです。 フタバアオイ(双葉葵)の特徴と育て方 フタバアオイ(双葉葵) 2021年4月10日 撮影 栽培品 和名 フタ ...
サンインシロカネソウ(山陰白銀草)の育て方
サンインシロカネソウ(山陰白銀草)は島根県~福井県の日本海側の温帯林の渓流畔や濡れた岩壁などに生育する多年草です。 我が家はサンインシロカネソウ(山陰白銀草)の種をいただいて育てましたが、アズマシロカネソウより開花までに時間がかかってしまいました。 トウゴクサバノオや、アズマシロカネソウの仲間だとわかる葉と姿をしています。 仲間のトウゴクサバノオの自生地は近いの自生地を見たことがありますが、日本海側の気候は太平洋側に比べて異なっているところが多いためでしょうか。アズマシロカネソウと同じように殖えにくいよう ...
クリスマスローズ 黄花ピコテイーブロッチ ダークネクタリーシングル
淡いクリーム色の花にダークネクタリーがアクセントとなり、寂しいブロッチと同じ色の細いピコテイが優しさを醸し出しているシングルの花です。 クリスマスローズは種を播いても同じ花はほとんど出ないので、咲き始める春は観察に忙しい思いをすることになります。 その上、写真に写しても微妙な色合いは写すことが出来ず、何度も写し直ししながらたっぷりと疲れてしまいます。 外側と内側の萼弁が異なる花が多いのですが、この花はほとんど同じ色合いなのもお気に入りです。 スポンサーリンク 黄花ピコテイブロッチ ダークネクタリーシングル ...
クリスマスローズ ダブル ピンクピコテイスポット
外見は派手な赤を持つバイカラーですが、花をのぞき込むと全く違った魅力を与えてくれる花で、これがクリスマスローズを育てる大きな魅力の一つになるのだろうと思います。 内側を覗くとクリーム色からピンクと淡い色の萼弁が内側に向かって蘂を囲み優しいさを醸し出しています。 その萼弁に赤紫色の細いピコテイの彩りがとても美しい花です。 種からの初花なので、来年の花姿が楽しみです。 スポンサーリンク イエローとピンクの魅力的な色合いの ダブル ピンクピコテイスポット 2021年3月22日 撮影 2021年3月22日 撮影 ...
ヤシャビシャク(夜叉柄杓)の育て方
ヤシャビシャク(夜叉柄杓) 2021年3月17日 撮影 栽培品 ヤシャビシャク(夜叉柄杓)は、本州、四国、九州、中国西部のブナなどの落葉高木の老木上に生える小低木なので発見が難しく、出会えたら幸運だと言うことです。 私は自生を見たことがありませんが、写真で見た限りでは生えているところを知っている人に教わらないと出会えそうもないようです。 我が家は、小さな苗をいただき、5年くらいで初花を見ることが出来ました。 花が咲かないので、昨年切り戻し挿し芽をしたところ、それらも根付き、元の木からは花も見ることが出来ま ...
クリスマスローズ シングル ピンクバイカラー
優しいローズピンクと黄色み取りのマッチが素敵な花です。 私は丸弁が好きなのですが、この花にと手もマッチした剣弁です。 地味目の花が多い我が家でとっても可憐な花が心を和らげてくれます。 シングル ピンクバイカラー 2021年3月15日 撮影 2021年3月15日 撮影 クリスマスローズの魅力へ
クリスマスローズ 黄ブロッチ ダークネクタリー シングル
黄花シングル ダークネクタリーで同じような色のブロッチがアクセントの個性的な花です。 同じように黄色の花でもオーレア(ゴールド)だったら浮き立つような明るさになるが、本当に心を奪われるような色合いになるのがクリスマスローズならではの魅力です。 黄花ブロッチシングルの立ち姿 2021年3月15日 撮影 2021年3月15日 撮影 クリスマスローズの魅力へ クリスマスローズ 八重咲きバイカラー系ダブル 9cmポット苗 松村園芸・実生選抜苗 来季開花見込み株posted with カエレバ楽天市場Yahooショ ...