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    オニシオガマ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/10

    オニシオガマ(鬼塩竈)の特徴

    オニシオガマ(鬼塩竈)は、ハマウツボ科・シオガマギク属で、本州(石川県以北の日本海側)の茎はあまり枝分かれせず、全体に白毛が多い深山の湿地に生える多年草です。 オニシオガマ直立して高さ0.4~1m、葉は対生して4~6個が根ぎわにつき、葉柄は長さ10~30cm、葉身は長卵形で長さ10~30cmと大型で、シオガマギク属の中では大型です。 上のオニシオガマ(鬼塩竈)は2004年8月7日に栂池自然園で撮影したものです。 オニシオガマ(鬼塩竈)の特徴 オニシオガマ(鬼塩竈) 2004年8月7日 撮影 栂池自然園 和 ...

    ヨツバシオガマ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/13

    ヨツバシオガマ、キタヨツバシオガマ、レブンシオガマの比較

    ヨツバシオガマ(四葉塩竈)、キタヨツバシオガマ(北四葉塩竈)、レブンシオガマ(礼文塩竈)は、ハマウツボ科・シオガマギク属で、亜高山帯~高山帯 の礫まじりの草地や岩場に生える半寄生の、多年草または1稔草です。 キタヨツバシオガマ、レブンシオガマはヨツバシオガマの変種とされていますが、キタヨツバシオガマを区別しない意見などがあり、その位置付けに関してはさらなる研究が必要になっているようです。 ここではヨツバシオガマ、キタヨツバシオガマ、レブンシオガマを区別するという立場からこれらの花を比較しています。 上のヨ ...

    コシオガマ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/14

    コシオガマ(小塩竈)の特徴

    コシオガマ(小塩竈)は、ハマウツボ科・コシオガマ属ですが、以前はゴマノハグサ科に分類されていました。 コシオガマ(小塩竈)は全国の日当たりのよい草地に生える高さ20~60cmの多年草ということですが、私が見たのは20㎝程度で、山地の中ではきれいな色合いの花はとても目立ちました。 全体にやわらかな腺毛が密生していましたが、株全体も柔らかな感じがしました。 上のコシオガマ(小塩竈)は2003年9月30日に八溝山で撮影したものです。 コシオガマ(小塩竈)の特徴 コシオガマ(小塩竈) 2003年9月30日 撮影  ...

    ミヤマコゴメグサ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/16

    ミヤマコゴメグサ、ホソバコゴメグサ、ツクシコゴメグサの比較

    ミヤマコゴメグサ(深山小米草)、ホソバコゴメグサ(細葉小米草)、ツクシコゴメグサ(筑紫小米草)は、ハマウツボ科・コゴメグサ属ですが、以前はゴマノハグサ科に分類されていて花はよく似ていますが、自生地が、ミヤマコゴメグサは本州(東北地方中部~中部地方の日本海側)、ホソバコゴメグサは本州(関東地方以北)、ツクシコゴメグサは本州(関東地方以北)と異なっています。 ミヤマコゴメグサと、ホソバコゴメグサは、草丈が5~15cm位、花も長さ1cmほどとよく似ていますが、花の付き方、花色がホソバコゴメグサは白いことなどで区 ...

    パパイヤ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/18

    パパイヤの特徴

    パパイヤは、パパイヤ科・パパイヤ属で、熱帯アメリカ原産で、16世紀にスペイン人に発見されてから広く世界に伝えらました。 全くといってよいほど繊維のないのが特徴で、石垣島では野菜として調理され食されます。 パパイヤは生育が非常に早く、年間を通じて収穫できるので、熱帯各地で多く栽培されています。品種は雌雄異株の系統と、両性花をつけ1本だけでも結実する系統に分けられます。 上のパパイヤは2004年12月17日に井頭公園(熱帯生態館)で撮影したものです。 ネモフィラ・メンジェシーの特徴 和名 パパイヤ 別名 パパ ...

    ネモフィラ・メンジェシー

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/18

    ネモフィラ・メンジェシーの簡単な栽培

    ネモフィラ・メンジェシーは、ハゼリソウ科・ルリカラクサ属(ネモフィラ属)で、北アメリカ・カルフォルニア原産の秋にタネをまくと翌年の春に花を咲かせる秋まき一年草です。 茎は匍匐性(ほふくせい)で横に広がり群生させると見事であることから、公園などに好んで植えられます。 公園などでよく見かけるブルーのメンジェシー種はインシグニスとも呼ばれる代表的な種類で、写真のように花径2cm前後、花の中心部がくっきりと白く、花壇のよいアクセントになります。 上のヘリコニア・アウランティアカは2008年4月11日にわんぱく公園 ...

    ヘリコニア・アウランティアカ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/20

    ヘリコニア・アウランティアカとヘリコニア・プシタコルムの比較

    ヘリコニア・アウランティアカとヘリコニア・プシタコルムは、バショウ科・ヘリコニア属で、ヘリコニア・アウランティアカは石灰岩地の林の中に生える、高さ1~ 1.5mくらいでヘリコニア属の中では小型種に入ります。 ヘリコニア・プシタコルムは中央アメリカ、南アメリカの熱帯地方に分布する高さ60~90cmの多年草で、花穂は上向きになり、赤色の苞が付いてかんなを思わせます。 とちぎ花センターには2種が並んで植えてありましたが、ヘリコニア・アウランティアカよりもヘリコニア・プシタコルムが小形ででした。 上のヘリコニア・ ...

    ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/14

    ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)、バナナの特徴

    ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)は、バショウ科・ストレリチア属で、南アフリカのトロピカルムードのあふれる古くから馴染みの観葉植物で、切り花としても使われます。 バナナは、バショウ科・バショウ属で、東南アジア~マレーシアにかけて分布する原種のひとつが、ムサ・アクミナータ(Musa acuminata)で果物用バナナの大部分はこれがもとになっているということです。 バナナは、多年草の栽培草本植物としてはもっとも大型になるもののひとつで、葉鞘が巻き重なって出来た偽茎は1.5~4mになります。 上のゴクラクチョウカ( ...

    ハエドクソウ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/18

    ハエドクソウ(蝿毒草)の特徴

    ハエドクソウ(蝿毒草)は、ハエドクソウ科・ハエドクソウ属で、全国の、山野の林に生える、高さ30~70cmの多年草1属1種です。 和名ハエドクソウは、蠅毒草の意で、この植物全体に有毒成分があり、根をすりおろしたり、煮詰めた汁でハエ取り紙をつくるのに使われていることに由来します。 上のムラサキサキゴケ(紫鷺苔)は2003年9月14日に日光植物園で撮影したものです。 ハエドクソウ(蝿毒草)の特徴 ハエドクソウ(蝿毒草)葉 2006年9月29日 撮影 仙人ヶ岳 和名 ハエドクソウ(蝿毒草) 別名 ハエトリソウ   ...

    ムラサキサキゴケ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/17

    ムラサキサキゴケ(紫鷺苔)とトキワハゼ(常盤はぜ)の比較

    ムラサキサキゴケ(紫鷺苔)とトキワハゼ(常盤はぜ)は、ハエドクソウ科・サキゴケ属でムラサキサキゴケは、本州、四国、九州の田の畦など、少し湿ったところによく見られる多年草で、トキワハゼは日本全土の道ばたや畑などに多く見られる高さ5~20㎝の1年草です。 ムラサキサキゴケとトキワハゼはよく似ているが、ムラサキサキゴケは多年草で匐枝を出して増えるのが特徴です。トキワハゼは匐枝を出さないこと、1年草であるが、ほぼ1年中花が見られ、果実がはぜることか識別できるようです。 上のムラサキサキゴケ(紫鷺苔)は2004年5 ...

    サワフタギ

    自然の中の花科名ーハ行

    2021/1/15

    サワフタギ(沢蓋木)の特徴

    サワフタギ(沢蓋木)は、ハイノキ科・ハイノキ属で全国の山地の谷川沿いに生える高さ2~3mの落葉低木で花は初夏に若葉とともに新しい枝先に長さ3~6㎝の花序がつき、秋にはあざやかなルリ色の綺麗な実を付けます。 沢蓋木は繁って沢を覆い隠すことから付いた名前です。 上のサワフタギ(沢蓋木)は2005年5月31日に日光植物園で撮影したものです。 サワフタギ(沢蓋木)の特徴 和名 サワフタギ(沢蓋木) 別名 ニシゴリ(錦織木)   学名 Symplocos chinensis var. leucocarpa form ...

    メディニラ・スペキオーサ

    自然の中の花科名ーナ行

    2021/1/13

    メディニラ・スペキオーサ、キンレンカ(金蓮花)の特徴

    メディニラ・スペキオーサは、ノボタン科・メディニラ属でジャワ島原産の花径2cmほどのピンクの花の後に、径5㎜ほどの球形の液果をつけ淡紅紫色から、熟すにしたがって黒紫色と変化を見せ、比較的大きくなる上に、冬は室内に取り込まなければいけないので、栽培にはそれなりの空間が必要です。 キンレンカ(金蓮花)は、草丈は30㎝位。南米生まれの1年草で、日本でも好まれて栽培されています。 上のメディニラ・スペキオーサは2005年1月10日にとちぎ花センターで撮影したものです。 メディニラ・スペキオーサの特徴 和名 メディ ...

    ツリバナ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2020/11/24

    ツリバナ(吊花)の育て方

    ツリバナ(吊花)は、ニシキギ科・ニシキギ属で日本各地の山地に生える落葉低木ないし小高木で全体に無毛、枝は緑紫色です。 葉腋から長さ4~7cmの細い柄がある集散花序を出し、径7~8㎜の花をつけますが、花や実が垂れ下がることによりツリバナという名が付いたようです。 上のツリバナ(吊花)は2018年4月7日に自宅で撮影したものです。 ツリバナ(吊花)の特徴と育て方 ツリバナ(吊花) 2018年4月7日 撮影 栽培品 和名 ツリバナ(吊花)   学名 Euonymus oxyphyllus   科名・属名 ニシキ ...

    ツルウメモドキ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2021/1/16

    ツルウメモドキ(蔓梅擬)の育て方

    ツルウメモドキ(蔓梅擬)は、ニシキギ科・ツルウメモドキ属で日本各地の山地に生えるつる性の落葉低木で全体に無毛です。 実は生け花や、ドライフラワーとして使う場合は大きく育てますし、盆栽として小さく育てることもできるので、適応範囲の広い植物です。 上のツルウメモドキ(蔓梅擬)は2017年10月23日に自宅でで撮影したものです。 ツルウメモドキ(蔓梅擬)の特徴 ツルウメモドキ(蔓梅擬) 2017年6月30日 撮影 栽培品 ツルウメモドキ(蔓梅擬) 2017年12月13日 撮影 栽培品 和名 ツルウメモドキ(蔓梅 ...

    コマユミ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2018/2/25

    斑入りコマユミ(小真弓)の育て方

    コマユミ(小真弓)は、ニシキギ科・ニシキギ属で日本各地の山野に生える落葉低木で、ニシキギに良く似ているが、枝にコルク質の翼を持たないことで区別できます。 上の斑入りコマユミという名前の物を購入しましたが、まだ実をつけていません。 下に裏磐梯五色沼付近と那須沼原近辺で写したコマユミの写真を載せています。 上のコマユミ(小真弓)は2015年10月23日に自宅でで撮影したものです。 コマユミ(小真弓)の特徴 和名 コマユミ(小真弓)   学名 Euonymus alatus var. alatus f. str ...

    クロヅル

    自然の中の花科名ーナ行

    2021/1/13

    クロヅル(黒蔓)の特徴

    クロヅル(黒蔓)は、ニシキギ科・クロヅル属で本州、四国、九州。朝鮮半島、中国東北部の温帯の低山帯中部~亜高山帯、時には高山帯下部に生える蔓性の落葉低木です。 花は夏。5数性で、径約6㎜。別名アカネカズラは根の内皮の色を茜色に見立てたと言うことです。 樹皮は黒色、全株無毛。若枝はやや稜があり赤褐色です。 上のクロヅル(黒蔓)は2006年8月3日に月山で撮影したものです。 クロヅル(黒蔓)の特徴 クロヅル(黒蔓) 2006年8月3日 撮影 月山 クロヅル(黒蔓) 2005年8月11日 撮影 尾瀬 和名 クロヅ ...

    ホソバツメクサ

    自然の中の花科名ーナ行

    2021/1/16

    ホソバツメクサ(細葉爪草)とツメクサ(爪草)の比較

    ホソバツメクサ(細葉爪草)は、ナデシコ科・タカネツメクサ属で北海道、本州(早池峰山、谷川山系、至仏山、中部地方)の高山帯の岩場や砂礫地に生える日本固有多年草です。 花は直径5~6㎜、5弁の花弁と萼弁はほぼ同じ長さの可憐な花が咲きます。草丈、葉ともに小さいので花が目立ちます。 ツメクサ(爪草)はナデシコ科・ツメクサ属で全国の庭や道端などに多い高さ2~20㎝の1~2年草で、葉は厚く、長さ0.5~2cmの線形で先は尖り、花は直径約4㎜と小さく花弁は白色で5個あるが、退化してないものもあります。 属も異なりますが ...

    オオヤマフスマ

    自然の中の花科名ーナ行

    2021/1/22

    オオヤマフスマ(大山衾)の特徴

    オオヤマフスマ(大山衾)は、ナデシコ科・オオヤマフスマ属で全国の山地の草原や道端などに生える、高さ5~20cmの多年草です。 直径約1cmほどの白色の5弁花がとても可憐ですが、草も細く小さなために、知らないと見逃してしまいそうな植物ですが、出会うことの多い花です。 上のオオヤマフスマ(大山衾)は2006年7月4日に礼文島で撮影したものです。 オオヤマフスマ(大山衾)の特徴 オオヤマフスマ(大山衾) 2004年5月29日 撮影 日光植物園 オオヤマフスマ(大山衾) 2004年7月18日 撮影 池の平湿原 和 ...