カカオ(アオイ科・カカオ属)とコーヒーの木(アカネ科・コーヒーの木属)の特徴
カカオは、アオギリ科・カカオ属で、花は幹や太い枝につき、幹に実った大きな実に驚きました。いろいろな花の付き方があるのだと思いながら忘れられない付き方でした。これが、ココアやチョコレートの原料になるのだと思うと不思議な思いでした。 また、なじみ深いコーヒーの木の実も写すことが出来ました。コーヒーノキは葉が美しいことから、観葉植物として栽培されているようです。 身近にみられるハイビスカスやタチアオイ、野菜のオクラなどもアオイ科の植物なので、どこか共通点がありそうです。 上のカカオは、2005年1月10日にとち ...
アブチロンとアブチロン・ヒブリドゥム(アブチロンの仲間の特徴)|花が似ているウナズキヒメフヨウ
アブチロンは、世界の熱帯、亜熱帯に分布していて、それらの交配していろいろな花があるようですが、寒さに弱いために、日本では一般家庭で栽培できる品種はかぎられるかもしれません。 上の写真は、よく見かけるブラジル原産のアブチロンですが、下のアブチロン・ヒブリドゥムは交配した園芸品種です。また花がよく似たアオイ科・ヒメフヨウ属のウナズキヒメフヨウも載せています。 身近にみられるハイビスカスやタチアオイ、野菜のオクラなどもアオイ科の植物なので、どこか共通点がありそうです。 上のアブチロンは、2005年1月10日にと ...
ジンチョウゲ(沈丁花)の育て方|同じジンチョウゲ科のミツマタの特徴
ジンチョウゲ(沈丁花)は、中国原産の花木ですが、日本に渡来したのは室町時代(1488年頃)で、根を薬用にするためだったということです。 現在は庭植や鉢植えに鑑賞用に植えられることが多くなっています。 春の訪れを告げるような香りが特徴でこのまれる所以かもしれません。 ジンチョウゲ科・ミツマタ属のミツマタ(三椏)の写真と特徴を下に載せています。 上のジンチョウゲ(沈丁花)は、自宅で2003年3月14日に撮影した花です。 ジンチョウゲ(沈丁花)の特徴と育て方 和名 ジンチョウゲ(沈丁花) 学名 Daphne ...
ウメモドキ(梅擬)とシロウメモドキ(白梅擬)の育て方|仲間のアカミノイヌツゲの特徴
ウメモドキ(梅擬)は、本州、四国、九州、中国の山中の湿地に生え、高さ2~3mになる落葉低木で、庭木や生花用に栽植されます。 赤い果実と風情のある樹姿に魅力があり、庭木として人気があります。果実は雌木にのみにつきます。 雌雄異株なので、雌株を植えないと実が付かないので注意が必要ですが、わが家は雌株1本でも実をつけています。 下に根本山のウメモドキ(梅擬)とシロウメモドキ(白梅擬)の写真を載せています。 仲間のアカミノイヌツゲ(赤実の犬黄楊)の写真と特徴を下に載せています。 上のウメモドキ(梅擬)は、自宅で2 ...
ウメ(紅梅)、(思いのまま)の育て方|仲間のタカネザクラ、シキザクラの特徴
おもいのまま 学名:Prunus mume ‘Omoi-no-mama’ ウメ(梅)は、中国中部地方が原産のバラ科 サクラ属の落葉高木ですが、庭木として小さく育て、花を鑑賞して、実を採取することもできることから、好んで植えられています。 観賞価値の高い花を咲かせる「花ウメ」と薬や食品加工用に向く良質の実をつける「実ウメ」に分けられ、目的の違いにより剪定方法や肥培管理など栽培方法が異なります。 ここでは庭木として、花も見ることを重点的に書いていますが、庭木として花を見て実を採取することは、品種によってできま ...
ツバキ(椿)の品種(玉之浦、曙、太郎庵、侘助他)と育て方
ツバキ(椿)は、日本、中国、東南アジアに分布する、ツバキ科 ツバキ属で花径5~10cm、高さ10~15mになる常緑中高木で、原種は100種ほどあります。 原種も多いようですが、園芸品種も沢山作出されていて、庭木としてよく植えられています。 花後に剪定すれば小さく育てることが出来、花の少ない秋から春先にかけて、華麗な花が咲くことから我が家にも数種類植えています。 上のツバキ(椿)は、自宅で2015年11月15日に撮影した西王母(せいおうぼ)です。 ツバキ(椿)の特徴と育て方 玉之浦 長崎 2005年3月9日 ...
スイレンボク(睡蓮木)の育て方
スイレンボク(睡蓮木)は、南アフリカのインド洋側が原産の非耐寒性常緑低木です。冬に室内に取り込めば丈夫な植物なので育てることが可能です。 樹木にスイレンとよく似た可憐な花が咲いて、初めて見て時には驚きました。 1~3mになるようですが、鉢植えでミニ盆栽から好きな大きさに育てることが出来ますが、水切れには注意が必要です。 上のスイレンボク(睡蓮木)は、自宅で2005年6月29日に撮影した花です。 スイレンボク(睡蓮木)の特徴と育て方 スイレンボク(睡蓮木) 2007年4月6日 撮影 栽培品 和名 スイレンボ ...
ソシンロウバイ(素心蝋梅)とロウバイ(蝋梅)の育て方
ソシンロウバイ(素心蝋梅)は、中国中部原産で、日本には後水尾天皇の時代(1611から1629)に渡来したロウバイの変種です。 このんで栽培されるのはソシンロウバイで花全体が黄色で透き通るように綺麗な花です。 ロウバイは内側の花弁が茶褐色で、基本種になります。下にロウバイの写真と特徴を載せています。 上のソシンロウバイ(素心蝋梅)は、自宅で2004年12月6日に撮影した花です。 ソシンロウバイ(素心蝋梅)の特徴と育て方 ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2003年1月4日 撮影 栽培品 ソシンロウバイ(素心蝋梅) ...
シロヤマブキ(白山吹)の育て方
シロヤマブキ(白山吹)は、中国地方の瀬戸内海側の山地、朝鮮半島、中国中部が原産のバラ科 シロヤマブキ属の落葉低木です。 肥沃な土地の日陰を好むようですがが肥沃な土地なら日当たりでも育ち、とても丈夫な低木で、ヤマブキを白くしたような花がとても清楚です。 黒い種がついている姿も風流があります。 上のシロヤマブキ(白山吹)は、自宅で2007年4月21日に撮影した花です。 シロヤマブキ(白山吹)の特徴と育て方 和名 シロヤマブキ(白山吹) 学名 Rhodotypos scandens 科名・属名 バラ科 ...
セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)プレジデント・ルーズベルト、サフロン・クィーン、の育て方
セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)は、その美しさから多くの品種が交配され続けて、育てやすい品種が多くなってきています。 上の写真の「プレジデント・ルーズベルト」代表的な西洋シャクナゲで、とても育てやすい品種でかなり出回っているようです。 キレンゲツツジはツツジよりもシャクナゲに近い性質だということですが、よく似た西洋シャクナゲも多く見かけます。 上のセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)は、自宅で2003年4月25日に撮影した西洋石楠花(プレジデント・ルーズベルト)です。 セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)の特徴と ...
セイヨウカマツカ(西洋鎌柄)の育て方
セイヨウカマツカ、外 2017年5月1日 撮影 セイヨウカマツカ(西洋鎌柄)は、北米中部~東部に自生する花木で、庭木や盆栽に好まれて栽培されます。 庭木は不要な枝を切るくらいで深い剪定は必要ありませんが、盆栽は新芽をあまりのばさないで新芽を摘みながら育てます。 普通の盆栽にも、ミニ盆栽にも向く初心者向きの花木だと思います。 セイヨウカマツカ(西洋鎌柄)の特徴と育て方 セイヨウカマツカ 2007年5月4日 撮影 栽培品 セイヨウカマツカ 2007年5月4日 撮影 栽培品 和名 セイヨウカマツカ(西洋鎌柄) ...
サザンカ(山茶花)の育て方|仲間のチャ(茶)の特徴
サザンカ(山茶花)は、山口県、四国西南部、九州、沖縄に野生のサザンカが自生しますが、庭木として出回ているのはほとんど交配種で、いろいろな品種があります。 サザンカの野生種は10月から12月に白い花が開花し、晩秋の花として親しまれてきました。 現在はサザンカから作出された園芸品種の他、ツバキとの交配種もあり、区別が難しくなっています。 サザンカの園芸品種とされているカンツバキはよく見かける花です。 下に仲間のチャ(茶)の花の写真と特徴を載せています。 上のサザンカ(山茶花)は、自宅で2004年11月4日に撮 ...
サツキ(皐月)の庭木、盆栽の育て方
サツキ(皐月)は、関東南部から九州、屋久島に分布し、河川に沿った岩の上、岩壁に生え、自生地は日当たりがよく、増水すると植物体が水没してしまうような川沿いでヤマツツジなどよりも1ヶ月ほど遅く、5月下旬~6月に咲きます。 江戸時代中期にツツジの栽培が大流行し、数多くの品種を分類するために、現在の4月~5月中旬に開花するものを「つつじ」、5月下旬~6月に開花するものを「さつき」と言われるようになったと言うことです。 明治時代には針金を使って盆栽作りもされるようになり、何度もブームを迎えて、様々な品種が現在も作ら ...
サラサドウダン(更紗灯台)の育て方
サラサドウダン(更紗灯台)は、北海道、本州(近畿地方以北)の山地の涼しいところで自生していることから、半日陰で涼しいところが適しています。 自然に形が整いますので、花後余分な枝を切る程度で強剪定は避けることが大切です。 サラサドウダン、花冠に更紗染めの模様があることからつけられたということですが、花色には変化があるようです。 下に田代山で写したサラサドウダンの変種のベニサラサドウダン(紅更紗灯台)の写真と特徴を載せています。 上のサラサドウダン(更紗灯台)は、自宅で2003年4月27日に撮影した花です。 ...
サンショウ(山椒)の育て方|カラタチ(枳殻)の特徴
サンショウ(山椒)は、平野の雑木林から低山帯の林内に生え、人家にも栽植する落葉低木で、柔らかい新芽は香りが良く、いろいろな料理に使われます。 雌雄異株なので、実を採取するときは雌株を植えないと実は稔りません。 アゲハチョウの幼虫が好み、気が付くと丸坊主になることがあるので、気を付けて見ていて、捕獲します。 白秋の詩で有名なミカン科・カラタチ属のカラタチの実の写真を下に載せています。 上のサンショウ(山椒)は、自宅で2003年4月26日に撮影した花です。 サンショウ(山椒)の特徴と育て方 和名 サンショウ( ...
サネカズラ(ビナンカズラ)の育て方
サネカズラ(ビナンカズラ) 2017年10月23日 撮影 栽培品 サネカズラ(ビナンカズラ)は、関東地方以西、四国、九州、沖縄、済州島、中国、台湾の山野の林縁に生える常緑蔓性の木本です。 蔓がよく伸びるので、塀などに駆らませたり、棚などにして鑑賞できます。 わが家は、東側に棚にして、下に半日陰を好む植物の棚を置いています。 上のサネカズラ(ビナンカズラ)は、自宅で2007年9月18日に撮影した花です。 サネカズラ(ビナンカズラ)の特徴と育て方 サネカズラ(ビナンカズラ) 2007年9月18日 撮影 栽培品 ...
ロウヤガキ(老鴉柿)の育て方
ロウヤガキ(老鴉柿)は、中国原産の小さな実が成る渋柿で、雌雄異株なので、雌株と雄株がないと実が成りません。稀に雌株だけでも実のなるものもあるということです。 ほとんど盆栽として栽培されていて、様々な実の形や色(橙が基本で濃淡)など変化が多いようです。 実生苗からはひこばえで殖やすことが出来ますが、接ぎ木苗の場合は親木が雄株のことが多いので、種を播くことになります。 上のロウヤガキ(老鴉柿)は、自宅で2015年11月15日に撮影した実です。 ロウヤガキ(老鴉柿)の特徴と育て方 ロウヤガキ(老鴉柿) 2014 ...
アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’の育て方
アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’は、北アメリカ原産のアメリカテマリシモツケ園芸品種で、葉が黄色になる落葉低木です。 樹高は2~3mで、黄金色の葉が美しいコデマリで、金葉小手毬(キンバコデマリ)の名で呼ばれます。 ある程度成長すると自然に樹形が整い、、病害虫も少ないことから手入れの楽な庭木として楽しめます。 上のアメリカテマリシモツケ ’ルテウス’は、自宅で2011年5月19日に撮影した花です。 アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’の特徴と育て方 アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’ 2011年5月19 ...