ナツツバキ(シャラ)の育て方
ナツツバキ(シャラ)は、福島県、関東中部、近畿、中国、四国、九州に分布する落葉高木で高さは10~20mになります。 私が住む住宅地は20数年前に造成されましたが、公園や庭に多く植えられていてよく目にする落用樹です。 しかし、20年過ぎた現在、枯れている木を見かけることも多くなっているので、自生地のように湿気がなく乾燥してしまうことではないかと思っています。 上のナツツバキ(シャラ)は、自宅で2004年6月16日に撮影した花です。 ナツツバキ(シャラ)の特徴と育て方 ナツツバキ(シャラ) 2004年6月16 ...
ナツハゼ(夏黄櫨)の育て方
ナツハゼ(夏黄櫨)は、日本各地の日当たりの良い山地に生える落葉低木で、花、実、紅葉を鑑賞するほか、果実は生食やジャムなどに加工して楽しむことが出来るので人気があります。 わが家は、数十年前に盆栽にしていたものを庭に植えて小さく育てているので、実を収穫することはできませが、少しの花と実と盆栽風の枝ぶりを楽しんでいます。 用途によって剪定の仕方は異なりますが、様々な用途で楽しむことが出来る庭木です。 上のナツハゼ(夏黄櫨)は、自宅で2003年5月23日に撮影した花です。 ナツハゼ(夏黄櫨)の特徴と育て方 和名 ...
ムシカリ(オオカメノキ)の育て方
ムシカリ(オオカメノキ)は、日本各地の落葉低木または小高木で、山地の半日陰に自生するレンプクソウ科・ガマズミ属ですが以前はスイカズラ科に分類されていました。 里山ではなく少し高い山にあるような気がします。我が家は北側に植えていてあまり大きくもならなかったが、元気がないというほどでもなく、20年くらいは過ぎてやっと初花を見ることが出来ました。 30年以上過ぎた現在はかなり大きくなり、毎年花が咲いています。 下に尾瀬 鳩待峠、浄土平近辺、蔵王芝草平のムシカリ(オオカメノキ)の写真を載せています。 上のムシカリ ...
モッコウバラ(木香薔薇)の育て方
モッコウバラ(木香薔薇)は、中国西南部原産の棘のない八重のバラで、とても丈夫でシュートも良く延びるので、大きなアーチなど好きな形につくることが出来ます。 寒さには弱いので、寒冷地では鉢で育てて、冬は暖かく管理する必要があります。関東地方の我が家では枯れることなく地植えで冬越しが出来ます。 植えるときは日当たりの良いところに植えます。繁殖は挿し木ですが、発根率が良いので殖やすことは容易で、成長が早いので思い通りの形に短期間でできるのも魅力です。 上のモッコウバラ(木香薔薇)は、自宅で2003年5月5日に撮影 ...
イワガサ(ミツデイワガサ)の育て方
イワガサは、近畿地方以西、四国、九州に自生するバラ科 シモツケ属の落葉低木ですが、関東地方でも育てることが出来ます。 イワガサは、葉が3~5裂するものがあり、それを園芸上ミツデイワガサ言い、好んで栽培されているようです。 害虫が少なく、暑さ寒さにも強く、剪定にも強く、コデマリのような花が沢山咲きとても可憐な花木です。 上のイワガサ(ミツデイワガサ)は、自宅で2007年5月7日に撮影した花です。 イワガサ(ミツデイワガサ)の特徴と育て方 イワガサ(ミツデイワガサ) 2005年5月15日 撮影 栽培品 和名 ...
マユミ(真弓)の草物盆栽の育て方
マユミ(真弓)は、日本各地の山野に普通に生える落葉低木ないし小高木で、雌雄異株なので雌株を購入しないと実が成りません。 可憐な実が魅力的で、秋の紅葉も楽しめます。庭植、鉢植えなどに好まれています。 害虫も少ないですが、カイガラムシ、アブラムシが付くことがあるので、気が付いたら駆除します。 下に川俣温泉付近で写したマユミ(真弓)を載せています。 上のマユミ(真弓)は、自宅で2015年10月23日に撮影した実です。 マユミ(真弓)の特徴と育て方 マユミ(真弓) 2009年12月6日 撮影 栽培品 和名 マユミ ...
マンリョウ(万両)、シロミノマンリョウ(白実の万両)の育て方
マンリョウ(万両)は、関東地方以南、四国、九州などの山地の林下に生えますが、園芸品種も多く、鑑賞用として植栽される常緑低木です。 大きな赤い果実をつけるマンリョウは、果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれています。 また、江戸時代から実色の違い斑入りなど園芸家が進んだ古典植物です。 シロミノマンリョウ(白実の万両)の写真は、下に載せています。 上のマンリョウ(万両)は、自宅で2003年12月22日に撮影した実です。 マンリョウ(万両)の特徴と育て方 マンリョウ(万両) 2003年7月23日 ...
キャラボク(伽羅木)の育て方
キャラボク(伽羅木)は、イチイの変種で、本州の日本海側(秋田県乳頭山~鳥取県大山)に分布する常緑樹です。 イチイの変種で、成長が遅く、庭木としての手入れが楽なことから大好きな庭木で3本玉チラシで育てています。 大きな木は秋に植木屋さんに剪定をお願いしていますが、キャラボクは初夏に私が剪定しています。 落ち葉も落ちず、玉チラシなので庭が暗くもならず、いろいろ育ててなかで、最も気に入っている庭木です。 上のキャラボク(伽羅木)は、自宅で2003年9月15日に撮影した実です。 キャラボク(伽羅木)の特徴と育て方 ...
クチナシ(梔子)、ヒメクチナシ(コクチナシ)、オオヤエクチナシの育て方
クチナシ(梔子)は、アカネ科クチナシ属の常緑低木で、園芸用として栽培されることが多い低木です。 良く栽培されているのは、オオヤエクチナシやヒメクチナシ(コクチナシ)で、私は昔から実家にあったクチナシの脇枝を持ってきて植えました。 オオヤエクチナシやヒメクチナシ(コクチナシ)は実が成らないのか、見たことがなく、子供のころから見ていた実を鑑賞したいために植えました。 クチナシの甘い香りが好きですが、オオスカシバの幼虫がよく付き、気が付くと葉が丸坊主になることもあります。 上のクチナシ(梔子)は、自宅で2006 ...
クルメツツジ(久留米躑躅)の育て方|仲間のヤマツツジの特徴
クルメツツジ(久留米躑躅)は、福岡県久留米地方で栽培されていたツツジ群に与えられてたもので、江戸時代にサタツツジを中心に、ミヤマキリシマ、ヤマツツジなどを交配したもののようです。 花も小型、樹高も低く、花色も豊富で花付が良く育てやすいために好んで栽培されているようです。 小さな庭でも栽培でき、春の庭を華やかに彩ってくれます。ただ、夏に蕾を食べる、ベニモンアオリンガの幼虫が蕾を食べてしまうので、薬剤散布をしないと翌年花が少なくなってしまいます。 日光中善寺湖畔、仙人ヶ岳のヤマツツジ(山躑躅)の写真と特徴を載 ...
キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)とレンゲツツジ(蓮華躑躅)の育て方
キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)は、ツツジ科の落葉性の小低木ですが、近年、落葉性のヤマツツジよりもシャクナゲに近いことが分かったということです。 黄、橙黄、紅花と品種は多いようです。 水質の十分な高原や原野に生えることから乾燥には弱いようですので、栽培には注意が必要です。 霧が峰高原と那須沼原近辺のレンゲツツジ(蓮華躑躅)の写真を載せています。 上のキレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)は、自宅で2003年4月28日に撮影した花です。 キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅)の特徴と育て方 キレンゲツツジ(黄蓮華躑躅) 2004年 ...
キミタチバナ(黄実橘)の育て方
キミタチバナ(黄実橘)は、本州の関東地方南部以西の暖地、四国、九州、沖縄の山野の林下に生える、サクラソウ科 ヤブコウジ属の常緑小低木です。 暖地に生えるので、寒さには強くありませんが、関東地方の住宅地は、かなり低温になりますが常緑樹の下などでの庭植で育ちます。 あまり日の当たらない林床に生えるので、我が家は常緑樹の下などに植えているのが良いようです。 上のキミタチバナ(黄実橘)は、自宅で2005年11月14日に撮影した花です。 キミタチバナ(黄実橘)の特徴と育て方 キミタチバナ(黄実橘) 2003年7月1 ...
カルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’)の育て方
カルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’)は、ツツジ科 カルミア属で北アメリカとキューバに分布する常緑低木です。 金平糖のような蕾と花がとても愛らしい花木です。カルミア’オスボレッド’という品種を初めて見た時にとても感動しましたが、その当時はかなり高価だったので、購入しなかったように覚えています。 栽培はシャクナゲと同じようにしますが、私がよく通るお宅は塀からあふれるように大木になっています。 上のカルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Os ...
カンツバキ(寒椿)の育て方
カンツバキ(寒椿)は、サザンカの園芸品種ということで、サザンカと見分けるのはかなり難しいようです。 カンツバキと言われていますが、ツバキよりサザンカに近く、サザンカ栽培品種、あるいは園芸品種ということなので、サザンカにも園芸品種が多くあり、互いの交配種も出ているようなので、なおさら難しくなっているようです。 その様なことから、カンツバキと思われるものを載せておきます。 上のカンツバキ(寒椿)は、自宅で2003年11月7日に撮影した花です。 カンツバキ(寒椿)の特徴と育て方 カンツバキ(寒椿) 2003年1 ...
カマツカ(鎌柄)の草物盆栽の育て方
カマツカ(鎌柄)は、北海道、本州、四国、九州の、山地の日当たりのよい林縁などに生える落葉小高木で高さ5~7mになる鎌の柄にするほどの固い木です。 紅葉とともに楕円形の実をつけ、白い小花も枝いっぱいに咲くことから盆栽などに育てられます。 高木になる木ですが、鉢植えで育てると成長が遅いようで、間延びしないことが盆栽向きのようです。 上のカマツカ(鎌柄)は、自宅で2011年11月10日に撮影した実です。 カマツカ(鎌柄)の特徴と育て方 カマツカ(鎌柄) 2017年5月11日 撮影 栽培品 カマツカ(鎌柄) 20 ...
ヒュウガミズキ(日向水木)の育て方
ヒュウガミズキ(日向水木)は、近畿地方日本海側の限られた、地域の岩場に自生する落葉低木です。 葉に先立って垂れさがって咲く、黄色の花が早春の庭を明るく彩ってくれます。 自然の樹形を楽しむことが出来るので、手入れの少ない庭木で、日当たりの良い庭にお勧めです。 上のヒュウガミズキ(日向水木)は、自宅で2019年3月27日に撮影した花です。 ヒュウガミズキ(日向水木)の特徴と育て方 ヒュウガミズキ(日向水木) 2003年3月31日 撮影 栽培品 和名 ヒュウガミズキ(日向水木) 学名 Corylopsis ...
ヒサカキ(姫榊)の育て方
ヒサカキ(姫榊)は、本州、四国、九州、伊豆七島、沖縄などの山地に自生し、高さ6~7m、直径20~30cmになりますが、庭植えにした場合それほど大きくなることはないようです。 サカキは栽培が難しいようで、神棚用に、ヒサカキが流通していて使われているようです。 本州から沖縄に自生し、寒さには強くないので、北風などの強い場所は不向きなようです。 上のヒサカキ(姫榊)は、自宅で2003年11月7日に撮影した花です。 ヒサカキ(姫榊)の特徴と育て方 ヒサカキ(姫榊) 2004年3月3日 撮影 栽培品 和名 ヒサカキ ...
ヒメシャラ(姫沙羅)の育て方
ヒメシャラ(姫沙羅)は、伊豆半島、東海道、南畿、中国、四国、九州に自生する、ツバキ科 ナツツバキ属の落葉高木で高さは10~20mに達します。 庭木に好んでも用いられ、株立ちで植えられることが多いようです。何本か寄せて植えたり、育った木を根元附近から伐って、数本出た芽を育てる方法があります。 葉と幹と花のバランスが良く、我が家ではお気に入りの樹木になってかなり大きく育っています。 ヒメシャラはヤクシマに行った時に大きく育っているのを見た時に、空中湿度と湿り気のある土を好むことが分かりました。 上のヒメシャラ ...