ササユリ(笹百合)の育て方
ササユリ(笹百合)は、本州(中部地方以西、四国、九州)に自生するユリで、自生地は見たことがありませんが、種から育てると4年くらいから咲くということですが我が家は管理が悪かったようで、10年近くかかりました。冬は凍らないように管理しています。 写真の花は1球いただいたものですが、ほとんど殖えずに10年間花を見せてくれています。 ウイルス病にかかりやすく、連作を嫌うことから鉢植えで植え替えながらの管理が適していると思い、地植えにはしていません。 上のササユリ(笹百合)は、自宅で2009年6月21日に撮影した花 ...
サンイントラノオ(山陰虎尾)の育て方
サンイントラノオ(山陰虎尾)は、島根特産の植物。出雲から石見にかけての山の岩場にあるということで、望遠レンズを使わないと写真を写すことが出来ない程貴重な植物のようです。 その種を10年以上前にいただき育てているのですが、その方もどなたかから譲り受け物でしょうから、絶滅危惧種になる前から育て続けておられる方がいたのではないかと推測しています。 そのように思うのはとっても育てやすい植物で、株分けでも殖えるし、種もたくさんできる植物だからです。どうしてこのような植物が絶滅危惧種になったのかはとても不思議に思って ...
サンゴバナ(珊瑚花)、コエビソウ(小海老草)、パキスタキス・ルテァの育て方
サンゴバナ(珊瑚花)は、ブラジル原産のキツネノマゴ科 ジャコビニア属の非耐寒性常緑小低木です。 日光が好きですが、真夏は半日陰に置き、寒さに弱いので冬は室内の日当たりの良いところで管理します。 4月から10月と長く花を楽しめるのが嬉しい植物です。 下に仲間のコエビソウ(小海老草)とベニサンゴ属のパキスタキス・ルテァを載せています。 上のサンゴバナ(珊瑚花)は、自宅で2006年7月28日に撮影した花です。 サンゴバナ(珊瑚花)の特徴と育て方 和名 サンゴバナ(珊瑚花) 別名 マンネンカ、フラミンゴプランツ ...
サギソウ(鷺草)の育て方
サギソウ(鷺草)は、本州、四国、九州、朝鮮半島、台湾に自生する植物ですが、自生地の花を見るのが難しくなているようです。 私は30年以上殖やしながら栽培していますが、コツを覚えると3倍くらいには殖えて見事に花が咲くようになります。 曙や銀河などいろいろな交配種が出ていて、花が咲く時期や花の形が少しずつ異なているので、長く花を楽しむことが出来ます。 上のサギソウ(鷺草)は、自宅で2009年8月9日に撮影した花です。 サギソウ(鷺草)の特徴と育て方 サギソウ(鷺草) 20110番年8月21日 撮影 栽培品 和名 ...
サボテン ビレイヒメ(美鈴姫)の育て方
サボテン ビレイヒメ(美鈴姫)は、上のように、きれいな花が咲くサボテンでとても育てやすい品種です。 茎を1本いただき、長いこと植え替えもしないで育てていますが、綺麗な花が咲きます。 多肉植物は品種も多く、品種ごとに愛好家もいるようですが、似ているものを育てると管理も楽なのかもしれません。 上のサボテン ビレイヒメ(美鈴姫)は、自宅で2003年6月11日に撮影した花です。 サボテン ビレイヒメ(美鈴姫)の特徴と育て方 和名 サボテン ビレイヒメ(美鈴姫) 別名 ツルバキア・ビオラセア ...
ツルバキア・ビオラセア(ルリフタモジ)の育て方
ツルバキア・ビオラセア(ルリフタモジ)は、南アフリカ原産のヒガンバナ科・ツルバキア属の多年草で、沖縄で帰化が報告されている帰化植物です。 球茎のような根茎を持つ植物で、ニラに良く似た大き目の瑠璃色の可憐な花を、長く伸ばした茎先に頭状花序につけます。 日当たり良く、水はけの良い砂地を好むので、乾燥地のやせ地の花壇でも育ち、花の咲く期間が長いので園芸初心者にお勧めの花です。 上のツルバキア・ビオラセア(ルリフタモジ)は、自宅で2014年7月18日に撮影した花です。 ツルバキア・ビオラセア(ルリフタモジ)の特徴 ...
ロクベンシモツケ(六弁下野)の育て方
ロクベンシモツケ(六弁下野)は、ヨーロッパ~アジア西部に自生するのバラ科 シモツケソウ属多年草です。 大正時代に渡来し、鉢植え、ロックガーデン植えに好まれて栽培されているようです。 丈夫で育てやすいので、初心者向きの山野草ではないかと思います。 上のロクベンシモツケ(六弁下野)は、自宅で2004年5月30日に撮影した花です。 ロクベンシモツケ(六弁下野)の特徴と育て方 ロクベンシモツケ(六弁下野) 2003年6月2日 撮影 栽培品 和名 ロクベンシモツケ(六弁下野) 学名 Filipendula vu ...
リシリヒナゲシ(利尻雛芥子)の育て方
リシリヒナゲシ(利尻雛芥子)は、北海道の利尻山に自生する、ケシ科・ケシ属の日本固有種の多年草ですが、株の寿命が短いことと暖地では花が咲いた後に枯れてしまうことが多いようです。 紙細工のような薄い黄いろの花びらがとっても素敵な花で、種からの発芽率はかなり高いので越年草として花を見ることはさほどむずかしくないようです。 また冷蔵庫での種の長期保存も可能ですので、我が家は数年間花を楽しむことが出来ました。 上のリシリヒナゲシ(利尻雛芥子)は、自宅で2006年6月17日に撮影した種から育てた苗からの花です。 リシ ...
レブンソウ(礼文草)の育て方
レブンソウ(礼文草)は、北海道の礼文島に自生する、マメ科 オヤマノエンドウ属の日本固有種の多年草です。 礼文島に行った時に、海岸の縁を覗きながら歩き、遠いところに咲いている自生のレブンソウを見ることが出来ました。 それほど長い望遠レンズをもっていなかったので、やっとレブンそうだと思えるくらいの写真しか収めることはできませんでしたが、生えている場所は確認できました。 上のレブンソウ(礼文草)は、自宅で2010年6月11日に撮影した2006年9月播種の苗からの花です。 レブンソウ(礼文草)の特徴と育て方 レブ ...
ラベンダーの育て方
ラベンダーは、地中海沿岸原産の常緑小低木ですが、高温多湿に弱いので、栽培する地域に合わせて強い品種を選んだ方が良いようです。 高温多湿の夏を乗り切るためには、剪定が大切なので、種類による剪定時期を調べて剪定を怠らないことが大切です。 下に富良野で写したラベンダーを載せています。 上のラベンダーは、自宅で2003年6月8日に撮影した花です。 ラベンダーの特徴と育て方 ラベンダー 2008年6月17日 撮影 栽培品 和名 ラベンダー 学名 Lavandula 科名・属名 シソ科 ラバンジュラ属 分 ...
ポテンティラ・トングエイ(ジャノメキンバイ)の育て方|仲間のオヘビイチゴの特徴
ポテンティラ・トングエイ(ジャノメキンバイ)は、北アメリカ原産の多年草です。わが家で栽培しているのは這性種で、草丈20cm位なので、鉢植え、ロックガーデンに最適な品種です。 暑さにも寒さにも強く日光を好みますが、高温多湿には少し弱いようです。 下に日本に自生する仲間でどこでも見られるオヘビイチゴ(雄蛇苺)の特徴と写真を載せています。 上のポテンティラ・トングエイ(ジャノメキンバイ)は、自宅で2015年5月24日に撮影した花です。 ポテンティラ・トングエイ(ジャノメキンバイ)の特徴と育て方 ポテンティラ・ト ...
ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)の育て方|仲間のイワブクロの特徴
ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)は、北アメリカ原産の多年草です。わが家で栽培しているのは這性種で、草丈20cm位ですので、鉢植え、ロックガーデンに最適な品種です。 暑さにも寒さにも強く日光を好みますが、高温多湿には少し弱いようです。 下に日本に自生する仲間の大雪山系黒岳で写した、イワブクロを載せています。 上のペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hirsutus)は、自宅で2006年5月28日に撮影した花です。 ペンステモン・ヒルスタス(Penstemon hir ...
オウゴンスゲ(Carex aurea)の育て方|仲間のミタケスゲとヒメスゲの特徴
オウゴンスゲ(Carex・aurea)は、北米の牧草地に生える多年草で、ゴールデンセッジという共通名で知られているようです。 黄金いろの実が花が終わった寄せ植えの彩になってくれるので、多用しています。 海外からの種から育てたので、日本ではあまり流通していないようです。 下に仲間のミタケスゲ(深岳菅)とヒメスゲ(姫菅)の特徴と写真をのせています。 上のオウゴンスゲ(Carex・aurea)は、自宅で2011年6月23日に撮影した種からの花です。 オウゴンスゲ(Carex・aurea)の特徴と育て方 和名 オ ...
イワツメクサ(岩爪草)とエゾイワツメクサ(蝦夷岩爪草)の特徴
イワツメクサ(岩爪草)と、エゾイワツメクサ(蝦夷岩爪草)は自生地が異なることから判別しましたが、もし自生地が重なっていたら区別できないだろうと思うくらいよく似ていました。 エゾイワツメクサ(蝦夷岩爪草)は草丈10cm前後イワツメクサ(岩爪草)は10~20㎝で、エゾイワツメクサの方が葉や花が一回り大きいということです。大きさは分かりませんが葉が堅そうだということは分かるような気がします。 植物学的に同定するのであれば、もっと細かいところまで詳細に写さなければならなかったと思うのは帰ってきてからのことで、同じ ...
オオヤマハコベ(大山繁縷)の育て方|仲間のミヤマハコベ、ウシハコベ、ハコベの特徴
オオヤマハコベ(大山繁縷)は、本州(岩手県以南)、四国、九州)の山地の湿った林内に生える多年草です。 年々山野草を育てる環境が悪化しているために、オオヤマハコベのように大きくなるものや空中湿度が欲しいものの栽培が難しくなっています。 優しい感じのハコベ仲間は大好きですが、栽培量が殖えすぎているので、野山の写真を写したいと思っています。 下には仲間のミヤマハコベ(深山繁縷)、ウシハコベ(牛繁縷)、ハコベ(繁縷)の写真と特徴を載せています。 上のオオヤマハコベ(大山繁縷)は、自宅で2006年7月23日に撮影し ...
オオワクノテ(クレマチス・セラティフォリア)の育て方
オオワクノテ(クレマチス・セラティフォリア)は、シベリア東部、中国、韓国、日本(北海道)に自生していたようですが日本では絶滅種になっているようです。 貴重な種をいただき、発芽して蔓も元気に伸びていたので、枯れるとは思ってもいませんでした。 種から育てたので、数本育っていたことが気を許すことになったようで、猛暑の夏に枯れてしまいました。 上のオオワクノテ(クレマチス・セラティフォリア)は、自宅で2010年9月14日に撮影した種からの花です。 オオワクノテ(クレマチス・セラティフォリア)の特徴と育て方 ...
オオセンナリ(大千成)の育て方
オオセンナリ(大千成)は、ペルー原産で江戸時代に観賞用として輸入されたナス科 オオセンナリ属の植物で、人里近くにまれに帰化しているといいます。 寒さには少し弱いようですが、1年草なので生き延びることが出来るようです。 春に種を播けば夏には花が見られるとて丈夫な植物なので、園芸の初心者が、プランターや鉢植えで栽培するにはとても良い花だと思います。 上のオオセンナリ(大千成)は、自宅で2006年8月21日に撮影した2005年早春に播種した苗からの花です。 オオセンナリ(大千成)の特徴と育て方 オオセンナリ(大 ...
オオビランジの育て方
オオビランジは、本州の群馬、埼玉、神奈川、山梨、長野、静岡県の低山帯~亜高山帯の岩場に生える多年草で、日本固有種です。 育てやすく、可憐な花なのでロックガーデンでは目立たないため鉢植えで育てています。 株分け、挿し木、種からも容易に殖えるので、長く育て続けることが出来る花です。 オオビランジの他によく似ているタカネビランジ、ツルビランジを育てています。 上のオオビランジは、自宅で2005年6月27日に撮影した2004年2月9日に播種した苗からの花です。 オオビランジの特徴と育て方 オオビランジ 2004年 ...