オニユリ(鬼百合)の育て方|園芸品種のユリ
八重オニユリ(かがり火) 2020年7月9日 撮影 栽培品 オニユリ(鬼百合)は、北海道、本州、四国、九州の里近くに自生するユリで、コオニユリと花は似ていますが、むかごが出来て自然に殖えます。 野生種のユリはウイルス耐性が弱くて球根をダメにしてしまうことも多いのですが、オニユリはウイルス耐性があり性質も強いので、庭植えなどにもよく利用されます。 わが家も野生のユリを何度か庭に植えたのですが、何年も元気に咲いているのはオニユリだけです。 2016年秋に八重オニユリのむかごをいただいたのを播いたところ2018 ...
オニルリソウ(鬼瑠璃草)の育て方
オニルリソウ(鬼瑠璃草)は、山地に生える高さ60~120㎝に達するムラサキ科 オオルリソウ属の越年草です。 10月に播種、翌年5月に花を見ることができ、小さな花でしたがムラサキ科の花らしいとても可憐な花が咲きました。 初めて見た花ですが、種をくださった方の好意で、素敵な花に出会えたことを嬉しく思いました。 上のオニルリソウ(鬼瑠璃草)は、自宅で2006年5月25日に撮影した2005年10月6日に播種した苗からの花です。 オニルリソウ(鬼瑠璃草)の特徴と育て方 和名 オニルリソウ(鬼瑠璃草) 学名 Cy ...
ネジバナ(モジズリ)シロバナネジバナの育て方
ネジバナ(捩花)は、ラン科 ネジバナ属のありふれた植物ですが、とても可憐なために好かれる植物です。 我が家は20年くらい前に造成した住宅地ですが、住宅内に公園がいくつもあります。 その公園の土手には芝生が植えられていますが、その中で毎年ネジバナが咲いているのを目にします。植えた芝の中に入っていたものなのでしょうが、ネジバナは芝生の中が大好きなようです。 年に数回芝刈りをしますが、それにも負けずに抜きんでて咲いている姿はとても可憐です。 上のネジバナ(捩花)は、自宅で2004年6月16日に撮影した花です。 ...
ネペタ・ネルボーサ ’ブルームーン’の育て方|仲間のミソガワソウ(味噌川草)の特徴
ネペタ・ネルボーサ 'ブルームーン′(Nepeta nervosa' Blue Moon')は、種をいただいて播いたのですが流通量の少ないセージとのことです。 ネットを検索しましたが、日本で育てている方はほとんど見当たらず、私が種をいただいた方が種を播いたという情報くらいでした。 日本に自生する同じ仲間のミソガワソウ(味噌川草)を下に載せています。 上のネペタ・ネルボーサ ’ブルームーン’(Nepeta nervosa'Blue Moon')は、自宅で2005年7月7日に撮影した2004年10月播種の初花 ...
ムシャリンドウ(武佐竜胆)の育て方
ムシャリンドウ(武佐竜胆)は、北海道、本州(中部地方以北)に自生するシソ科の植物ですが、絶滅危惧種になっているようであまり見かけません。 ワッカ原生花園で見たことがあるので、涼しいところが好きなのかもしれません。 関東地方も年々猛暑日と熱帯夜が多くなっているので、できるだけ涼しい環境で育てると良いかもしれません。 上のムシャリンドウ(武佐竜胆)は、自宅で2006年6月7日に撮影した2004年10月播種の初花です。 ムシャリンドウ(武佐竜胆)の特徴と育て方 ムシャリンドウ(武佐竜胆) 2006年6月4日 撮 ...
ウシタキソウ(牛滝草)の育て方|仲間のタニタデ(谷蓼)の特徴
ウシタキソウ(牛滝草)は、全国の山地の林内に生える、アカバナ科 ミズタマソウ属の植物で、ミズタマソウによく似ていて、花よりも実がかわいらしく、とても魅力のある植物です。 池や木がたくさん植えてある庭に植えたい植物ですが、我が家のようなロックガーデンが主の庭は居心地が良くないようです。 とても似ているミズタマソウの種も播きましたが、花は見ることが出来ましたが、植え場所、置き場所などの制限があり長く栽培することはできませんでした。 上のウシタキソウ(牛滝草)は、自宅で2006年8月2日に撮影した2005年10 ...
ミズタマソウ(水玉草)の育て方
ミズタマソウ(水玉草)は、全国の山地の林内に生える、アカバナ科 ミズタマソウ属の植物で、花よりも実がかわいらしく、とても魅力のある植物です。 池や木がたくさん植えてある庭に植えたい植物ですが、我が家のようなロックガーデンが主の庭は居心地が良くないようです。 とても似ているウシタキソウの種も播き、花は見ることが出来ましたが、植え場所、置き場所などの制限があり長く栽培することはできませんでした。 仲間のウシタキソウ(牛滝草)とタニタデ(谷蓼)も別のヘージに載せています 上のミズタマソウ(水玉草)は、自宅で20 ...
ミツバフウロ(三つ葉風露)の育て方|ゲンノショウコ(現の証拠)
ミツバフウロ(三つ葉風露)は、北海道、本州、四国、九州の山地に生える高さ30~80cmの多年草なので、鉢植えで管理するのは場所が必要なので地植えにしていますが、猛暑日が続くと弱ってきてしまいます。 フウロソウの仲間は鉢も置く場所がないので庭植えが多くなっていますが、庭植えは手入れが行き届かずに枯らしてしまうことが多くなります。 野山で写したゲンノショウコの写真と特徴を下に載せています。ミツバフウロは、葉が三つ葉であること、さほど毛深くないこと、照りがあること、かなり大きく育つことなどから違いが分かりました ...
オオボウシバナ(大帽子花)の育て方
オオボウシバナ(大帽子花)は、ツユクサの変種で大きな花が咲きます。ツユクサの花の色素は水につけると溶けてしまう性質があるため、それを利用して友禅の下絵を描くのに用いられたようです。 滋賀県草津市で栽培されていましたが、朝に開いて10時くらいにはしぼんでしまうために夏の間は時間に追われる仕事で大変だったようですが、現在は鑑賞用などに栽培されているようで、草津市の市の花に指定されています。 偶然に種をいただき花を見ることが出来たことを光栄に思っていると共に、貴重な花がいつまでも残ってくれることを願っています。 ...
メガネツユクサ(眼鏡露草)の育て方|仲間のツユクサ(露草)の特徴
ツユクサ(露草)は、変異が大きいようで、メガネツユクサもそのひとつではないかと思います。 どこでも見られる花で、朝早く開花して、暑くなるとすぐにしぼんでしまう花ですが、とっても魅力的で、私は子供のころに花を折ってきて、小さな花瓶に挿しておいたところ、露を零してすぐにしぼんでしまい、切り花で鑑賞できる花でないことを知りました。 そんなツユクサの花の色素は水につけると溶けてしまう性質があるようで、それを利用して友禅の下絵を描くのに用いられた、変種で大きな花が咲くオオボウシバナが滋賀県草津市で栽培されていたよう ...
マルバナハシャギク(Helenium puberleum 'Autumn ollipop')の育て方
マルバナハシャギク(Helenium puberleum 'Autumn ollipop')は、北アメリカ原産ので、草丈90cmになるキク科の耐寒性多年草です。 種を購入した時にサービスでいただいた種ですが、今までに見たことがないようなとても変わった可愛い花でしたが、苗が育った時点で大きくなりそうだったので地植えにしました。 わが家はロックガーデンなので日当たりの良い場所は、小さな花が植えてあり、後ろに木があるので、大きく育つ花はそちらに植えることが多く、マルバナハシャギクもそのような場所に植えられて、日 ...
クサレダマ(草蓮玉)の育て方|仲間のヤナギトラノオ(柳虎の尾)の特徴
クサレダマ(草蓮玉)は、北海道、本州、九州の山地の湿地に生える多年草で、高さ40~80㎝になり、黄色の淡い色の花がとても素敵です。 種から育てて黄色のさわやかな花が咲いた時には、とても感動しました。 草丈が高くなるので、鉢植えから地植えに移しましたが、手入れなしで育つほど丈夫ではなかったようで、数年で消えてしまいました。写真を見るたびに心が痛む花のひとつになっています。 山で出会ったクサレダマの写真は下に載せています。 利尻オタトマリ沼で出会った仲間のヤナギトラノオ(柳虎の尾)の特徴と写真も下に載せていま ...
クルマユリ(車百合)の育て方
クルマユリ(車百合)は、北海道、本州、四国の亜高山から高山の草地に生える多年草で、花時は草原を鮮やかな色で彩り、とても見事です。 わが家は種から育てましたが、8年かかって、2016年夏に蕾を上げたのですが、ナメクジに蕾を食べられてしまいボロボロの花になってしまいました。 30年位前に、宮城県でクルマユリを育てていて、毎年鉢植えで花を見ていたのでとても懐かしく思っています。ここに栽培苗からの花を載せるのを楽しみにしています。 山で出会ったクルマユリの写真は下に載せています。 上のクルマユリ(車百合)は、自宅 ...
コオニユリ(小鬼百合)の育て方
コオニユリ(小鬼百合)は、北海道、本州、四国、九州の山地の草原や湿原に生え、よく目にしますが、かなり冷涼な場所が自生地です。 種から育てましたが、庭植は数年で枯れてしまいました。高温多湿の住宅地の我が家は、温度や環境管理のできる場所でないと育たないようです。 山で出会ったコオニユリの写真を下に載せています。 上のコオニユリ(小鬼百合)は、自宅で2006年7月28日に撮影した2004年1月播種の初花です。 コオニユリ(小鬼百合)の特徴と育て方 和名 コオニユリ(小鬼百合) 学名 Lilium leich ...
ケンタウリウム(小町リンドウ)の育て方
ケンタウリウム(小町リンドウ)は、南ヨーロッパ原産のリンドウ科 シマセンブリ属のピンクの可憐な花が長く咲いてくれるのが嬉しい植物です。 丈夫な花ですが、高温多湿と冬の寒さに少しよわいので、それらを知った上で育てることが出来れば長く栽培出来ます。 あまり手をかけていないので、こんもりと咲くまではいきませんが、種を播いて10年以上生き残って花を咲かせています。 上のケンタウリウム(小町リンドウ)は、自宅で2006年8月31日に撮影した2005年10月播種の初花です。 ケンタウリウム(小町リンドウ)の特徴と育て ...
コゴメマンネングサ(小米万年草)の育て方|ツルマンネングサの特徴
コゴメマンネングサ(小米万年草)は、琉球列島や、九州の海岸に分布するのマンネングサ属の多年草で、米粒状の多肉質で葉を持ち、黄色の5弁花がとっても可憐な植物です。 その花を見て購入したのが誤りで、ロックガーデンに殖えはじめた時はすでに遅く、それから10数年、年に何度も何度も抜くのですが、気を許すといつのまにか殖えてしまいます。 強健な多肉植物のため、零した小さな葉もすべて根付くので取り切れないのです。 上のコゴメマンネングサ(小米万年草)は、自宅で2003年5月25日に撮影した花です。 コゴメマンネングサ( ...
コガネバナ(黄金花)の育て方
コガネバナ(黄金花)は、中国北部原産のシソ科 タツナミソウ属の多年草で、名前は根が黄金色であることによるもので、この根の部分を生薬名「黄ゴン」として漢方処方に用いるようです。 種から育てましたが、タツナミソウの仲間で日当たりを好むということから、庭植でも栽培しましたが、植え替えをしないで他の植物の陰になったことから弱ってきました。 コバノタツナミのように種を飛ばして殖える植物ではなく、株分け、挿し芽、種まきなどをして更新することは必要です。 上のコガネバナ(黄金花)は、自宅で2014年8月2日に撮影した2 ...
ソバナ(岨菜)の育て方|仲間のツリガネニンジンの特徴
ソバナ(岨菜)は、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の山地に分布するツリガネニンジンの属の植物です。 種から育てて10年以上になり、鉢植えは大きくなり過ぎるので、庭植で育てていますが他の植物と入り混じってしまったので、植え替えや挿し芽、種などでの更新を考えています。 下に、仲間の自生地で写したツリガネニンジンを載せています。ハクサンシャジンとツリガネニンジンは区別しないという意見もあるようですが、見分けることが出来ませんでした。 上のソバナ(岨菜)は、自宅で2006年6月28日に撮影した2003年1月25日 ...