シンビジウムの育て方
シンビジウムの仲間は熱帯アジアを中心に、日本からオーストラリアまでの広い範囲に分布する蘭です。 洋ランのシンビジウムの親となっているのは着生種と半着生種が多く葉はやや細長く、しっかりした厚みがある革質で左右交互に出して茂ります。 ランの中ではとても丈夫で、寒さにも強く、定期的に植え替えを行い、明るい日ざしで栽培すれば、よく育ち花を咲かせます。 私が、購入して殖やして育てていたのは20年くらい前なので、古い品種で、ほとんどが中型種になります。 上のシンビジュームは、自宅で2005年2月4日に撮影したLuck ...
シモバシラ(霜柱)の育て方
シモバシラ(霜柱)は、本州(関東地方以西)、四国、九州に自生する、シソ科 シモバシラ属の多年草です。 初冬の頃、枯れ始めた茎の根本から霜柱のような氷柱が立つことからこの名があります。 シモバシラは種から育てましたが1月に種を播くと、その年の秋に花が咲き、あまり条件の良いところでなくても枯れることのないとても丈夫な植物です。 上のシモバシラ(霜柱)は、自宅で2017年12月19日に撮影した庭のシモバシラにいついた霜柱のような氷柱です。 シモバシラ(霜柱)の特徴と育て方 シモバシラ(霜柱) 2003年10月1 ...
シクラメン、ミニシクラメンの育て方
シクラメンは、地中海沿岸
セロジネ・ニティダ(Coelogyne nitida)の育て方|デンドロキラム
セロジネ・ニティダ(Coelogyne nitida)は、東南アジア一帯、ヒマラヤ山麓が原産のラン科 セロジネ属の着生ランです。 セロジネの仲間は低地から高地にまで分布することから、「低温性」と「中高温性」があり育て方も異なるようです。 花の色も大きさもいろいろあるようで、その品種に合うような育て方が必要になります。 セロジネ・ニティダ(Coelogyne nitida)は香りのよい小型の品種で、花付も良く、育てやすい品種です。 上のセロジネ・ニティダ(Coelogyne nitida)は、自宅で2007 ...
セントポーリアの育て方
セントポーリアは、イワタバコ科 アフリカスミレ属のタンザニアのおもにウサンバラ山、ウルグル山が原産で、沢山の園芸品種があり、マニアに楽しまれている植物です。 株分けからも葉挿しからも殖やせるので、いつもワーディアンケースがいっぱいになってしまいます。 殖えたものは欲しい方に分けてあげて喜ばれていますが、保温と光が足らないと花が咲かないので、ケースの中での栽培でないと長く栽培することは難しいようです。 沢山育てていると1年中ケースの中に花があふれていて、心が和みます。 上のセントポーリアは、自宅で2004年 ...
サワギキョウ(沢桔梗)の育て方と尾瀬のサワギキョウ|仲間のベニバナサワギキョウとミゾカクシ
サワギキョウ(沢桔梗)は、北海道、本州、四国、九州の山野の湿地に生える、高さ50~100cmの多年草です。 尾瀬で群生をつくっているサワギキョウに出会い、日光植物園で栽培されている花を見ました。 日光植物園では、北アメリカ中、東部原産のベニバナサワギキョウの鮮やかな紅色の花にも出会い、あまりの美しさに感動しました。 ミゾカクシ属で野草のミゾカクシの写真も載せましたが、小さな花ながら同じ仲間だと納得させられました。 上のサワギキョウ(沢桔梗)は、自宅で2009年9月27日に撮影した花です。 サワギキョウ(沢 ...
リンドウ(竜胆)の育て方|仲間のオヤマリンドウ、エゾリンドウ、園芸品種のリンドウの詳細
リンドウ(竜胆)は、本州、四国、九州の山野に生える高さ30~100cmの多年草です。 ササリンドウと別名があり、立ち上がらずに長い茎をのばして葉腋にたくさんの花をつけます。 下に野山で写したリンドウの写真と、仲間のオヤマリンドウ、エゾリンドウの写真と特徴、園芸品種の写真を載せています。 上のリンドウ(竜胆)は、自宅で2013年10月24日に撮影した花です。 リンドウ(竜胆)の特徴と育て方 リンドウ(竜胆) 2011年11月15日 撮影 栽培品 和名 リンドウ(竜胆) 別名 ササリンドウ 学名 Gent ...
ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)の育て方|マッソニア・ロンギペス(Massonia longipes)
ポリキセナ・エンシフォリア(Polyxena ensifolia)は、南アフリカ原産で、9月に植え付けると11月頃に開花し、5月くらいから夏に休眠する球根性多年草です。 草丈が5~15cmと低く、可憐な小花を密生させてさく様がとても可憐なので人気のある植物です。 冬の開花期に少し寒さに弱いので、軒下などで管理すれば、とても育てやすい花であることも人気の所以かもしれません。最初のころの写真しかありませんが、種を播いたり球根から殖やしたりと10年以上育てています。 上のポリキセナ・エンシフォリア(Polyxe ...
オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')の育て方
オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')は、中南米の熱帯・亜熱帯地域に広く分布するランの仲間で、様々な品種があるようですが、比較的育てやすい品種が流通しているようです。 私は小型の花の咲いている小さな鉢植を購入して10数年栽培しています。あまり手をかけることなく育てていますが毎年可憐な花を見せてくれます。 洋ランはいろいろ育てていたのですが、場所の関係から、現在は、オンシジュウムとレリオカトレア エンジェルラブ ‘ピンキー’( Laeliocattleya A ...
オミナエシ(女郎花)の育て方|仲間のオトコエシ、タカネオミナエシ、ハクサンオミナエシの特徴
オミナエシ(女郎花)は、日本全土の日当たりの良い山野や草地に生える高さ0.6~1mの多年草です。 秋の七草のひとつであり、昔から良く知られていて、育てられることも多い野草です。日当たりと湿気のある用土を好むので乾燥には気を付けます。 下にオトコエシ(男郎花)、タカネオミナエシ(高嶺女郎花)、ハクサンオミナエシ(白山女郎花)を載せています。 上のオミナエシ(女郎花)は、自宅で2006年8月28日に撮影したものです。 オミナエシ(女郎花)の特徴と育て方 和名 オミナエシ(女郎花) 学名 Patrinia ...
ノジギク(野路菊)の育て方
ノジギク(野路菊)は、本州(兵庫、広島、山口県)、四国(高知県物部川~太平洋岸に沿って愛媛県まで)、九州(大分、宮崎、鹿児島県)に自生します。 ノジギクの自生を見たことがないので、一度見てみたいと思っていますが、遠い場所なのでなかなか見ることが出来ません。 近くで見ることが出来るキク科の植物でも、名前を見分けるのはとても難しいので、見たことのない植物はラベルの名前を信用するほかはありません。 大好きなアシズリノジギクも栽培していますが、こちらは葉に特徴があるので間違いないだろうと思っています。 上のノジギ ...
ナンバンハコベ(南蛮繁縷)の育て方と八千穂高原自然園のナンバンハコベ
ナンバンハコベ(南蛮繁縷)は、低山の林縁などに生育する多年草で、変わった花の形から、異国風という意味でつけられたらしいが外来種ではなく、在来種です。 日当たりを好み、蔓をのはしながら夏から秋まで咲き続けるので、釣り鉢にして鑑賞すると良いようです。 種を播いて育てましたが、1年で開花し個性的なは花姿は鑑賞価値もあります。 八千穂高原自然園のナンバンハコベ(南蛮繁縷)の写真を下に載せています。 上のナンバンハコベ(南蛮繁縷)は、自宅で2006年9月9日に撮影した栽培品2005年10播種の初花です。 ナンバンハ ...
ナギナタコウジュ(薙刀香薷)の育て方とフトボナギナタコウジュ(太穂薙刀香薷)の特徴
ナギナタコウジュ(薙刀香薷)は、比較的日当たりの良い山地に自生する香りの強い1年草で、高さ30~60cmになる1年草です。 1年草ですが、とても丈夫な野草で、零れ種から群生をつくります。香りが強く、薬草、ハーブとして利用されるようです。 また、種子を播くと場所に応じて大小さまざまな形に生育するので、好みの形態に育て、山野草の寄せ植えや石つけなどに利用できます。 上のナギナタコウジュは、自宅で2005年10月8日に撮影した零れ種から開花した花です。 ナギナタコウジュ(薙刀香薷)の特徴と育て方 ナギナタコウジ ...
ムラサキセンブリ(紫千振)の育て方
ムラサキセンブリ(紫千振)は、本州(関東地方以西)、四国、九州の海岸からススキ草原などに生えます。特に蛇紋岩地域によく生育するということです。 わが家のムラサキセンブリは、和歌山県の春ちゃんに種をいただいて殖やしたものですが、1年草で、越年草や2年草になることはありません。 しかし、他の自生地の種は、越年草や2年草ということで驚いています。これは育てているから分かったことですが、我が家はどんなに小さな苗でもその年に花が咲くか、咲かなくても次の年まで生きていることはありません。 上のムラサキセンブリ(紫千振 ...
ムラサキルーシャン(ケントラテルム・プンクタツム)の育て方
ムラサキルーシャン(ケントラテルム・プンクタツム)は、熱帯アメリカ、オーストラリア、フィリピン原産のハーブの仲間の多年草です。 夏から初秋にかけて咲くが、寒さには強くないので、家の中で管理し温度さえ有れば、冬でも開花しますが、暖房で乾燥するような場所は気を付けた方が良いようです。 花の少ない夏から冬にかけて咲く花は貴重です。 上のムラサキルーシャン(ケントラテルム・プンクタツム)は、自宅で2003年9月28日に撮影した花です。 ムラサキルーシャン(ケントラテルム・プンクタツム)の特徴と育て方 和名 ムラサ ...
モリアザミ(森薊)の育て方
モリアザミ(森薊)は、本州、四国、九州の日当たりがよく少し湿り気のある原野に生える多年草で、茎は直立し、高さ0.5~1mになります。 様々な種をいただいた中に入っていたものを播いて育てましたが、住宅地の狭い我が家の庭では長いこと栽培できる野草ではありませんでした。 しかし、そのようなものも栽培して花を見たということは、植物に興味のある私には有意義なことでした。 上のモリアザミ(森薊)は、自宅で2004年9月15日に撮影した2003年2月に播種した苗からの初花です。 モリアザミ(森薊)の特徴と育て方 モリア ...
ミゾホオズキ(溝酸漿)の育て方|仲間のオオバミゾホウズキ(大葉溝酸漿)の特徴
ミゾホオズキ(溝酸漿)は、北海道、本州、四国、九州の山野の湿地、湧水のほとり、溝などに生育する多年草です。 種から育てて2年後に初花が咲きましたが、冷たい水の流れるような湿地に生える植物は、大きく育つこともなく、弱ってしまいましたが自生地で写真を写すだけではなく、種から育てたという経験は植物の生態をより知ることが出来たと思っています。 栂池自然園で写したオオバミゾホウズキ(大葉溝酸漿)を下にのせています。 上のミゾホオズキ(溝酸漿)は、自宅で2008年6月5日に撮影した2004年10月に播種した苗からの初 ...
ミセバヤ(見せばや)の育て方
ミセバヤ(見せばや)は、万葉集にも歌われている日本古来のの植物として親しまれている多年草です。 現在では自生地少なくなって、香川県小豆島の山地や谷あいの岩場にわずかに見られるものが唯一の自生といわれているようです。 北海道、アムール、サハリンに生えるカラフトミセバヤ、海岸沿いの岩上に生える矮性種のヒダカミセバヤを栽培していますが、ミセバヤは地植えにしていてかなり殖えたのですが、樹木のかげになり、気が付いた時には枯れていて、今でも心残りです。 上のミセバヤ(見せばや)は、自宅で2005年11月2日に撮影した ...