ユーパトリウム'チョコレート'の育て方|仲間のユーパトリウム・コエレスティヌム
ユーパトリウム'チョコレート'(Eupatorium rugosum 'Chocolate')は、別名銅葉フジバカマ と呼ばれるように、茶褐色の葉と茎と白花とのコントラストが美しく、多花性で株立ちになり先端にたくさんの花をつける多年草です。 とても丈夫で育てやすい植物で、梅雨の時期に切り戻しをすることでコンパクトで、こんもりとした株になり沢山の白い花を咲かせることが出来ます。 下には同属の上三依水生植物園で写したユーパトリウム・コエレスティヌムを載せています。 上のユーパトリウム'チョコレート'(Eupa ...
クンシラン(君子蘭)の育て方
クンシラン(君子蘭)は、南アフリカの森林内や岩陰など、強い日射しを避けた、湿り気のある場所に自生する植物です。 日本には明治末期に渡来し、古典植物として扱われています。全体的に葉が細く大きな株姿になるものを高性系、幅短く幅広でコンパクトな姿のものをダルマ系と呼び好まれます。 わが家は長年育てていますが、最初は高性系を育て、現在は置き場所の関係から斑入りでコンパクトなダルマ系を育てています。 上のクンシラン(君子蘭)縞斑 達磨(ダルマ)は、自宅で2018年3月28日に撮影した花です。 クンシラン(君子蘭)の ...
ファレノプシス(コチョウラン)の育て方
ファレノプシス(胡蝶蘭)は、フィリピン、インドネシア、タイ、ビルマ、インドなどに自生する、木などに根を広げて着生している高温多湿地帯に生息する植物です。 私は小苗を購入して育てたのですが、寒さに強い品種だったのか、不安をよそに成長して毎年花を咲かせるようになりました。 それほど大きくなる品種ではなかったようですが、年々葉も大きくなり、花も多く咲くようになりました。 レリオカトレア エンジェルラブ ‘ピンキー’ ( Laeliocattleya Angel Love 'Pinky')も同時期に育てましたが、 ...
コンギク(紺菊)、ノコンギク(野紺菊)、クジャクソウ(孔雀草)の育て方
コンギク(紺菊)は、ノコンギクの選別品種で、舌状花は青紫色~紅紫色で古くから観賞用に栽培されています。 このページには、コンギクとノコンギクの写真と載せているので、比較することが出来ます。 コンギクは比較的、草丈が低く、葉も小さめで、園芸品種的な姿ですが、丈夫なので同じように育てることが出来ます。 仲間のクジャクソウ(孔雀草)の写真と特徴、育て方を載せています。 上のコンギク(紺菊)は、自宅で2004年10月18日に撮影した花です。 コンギク(紺菊)の特徴と育て方 コンギク(紺菊) 2004年10月22日 ...
タカトウダイ、ハクサンタイゲキ、オオニシキソウの比較
タカトウダイはトウダイグサ科、トウダイグサ属で、本州、四国、九州の山野に生える高さ30~80cmの多年草です。 ハクサンタイゲキ(白山大戟)も同じ仲間で、本州(東北地方、関東地方北部~中部地方の日本海側)の低山帯~高山帯の開けた草地に生える多年草で日本固有種です。 オオニシキソウ(大錦草)も同じ仲間ですが、北アメリカ原産の帰化植物で、路傍、耕地、川の土手などに生える1年草です。 何れも似た感じがありますが、タカトウダイは名前のように背丈が高く、ハクサンタイゲキの序の腺体は4個、黄褐色で腎臓形、果実にいぼ状 ...
コバノランタナ、ランタナの育て方
コバノランタナは、南米原産のツル性のの多年草で、ランタナが時間経過とともに花色をかえますが、単色です。 蔓性の植物なので、切り戻して株を整えるようにします。 暑さには強いですが、寒さには少し弱いので、寒い地方では家の中で管理します。 下に、ランタナの写真と特徴を載せています。コバノランタナとの違いを確認できます。 上のコバノランタナは、自宅で2004年10月6日に撮影した花です。 コバノランタナの特徴と育て方 コバノランタナ 2004年10月6日 撮影 栽培品 和名 コバノランタナ 学名 Lantan ...
オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)の育て方|自生のオクモミジハグマ
オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)は、本州、九州(北部)の山地の木陰に生える、高さ40~80cmの多年草です。 自生のオクモミジハグマ(奥紅葉白熊)の写真を下に載せています。 葉が大きいので、キッコウハグマよりは乾燥に弱いようですし、零れ種から芽生えるということもありませんでした。 上のオクモミジハグマ(奥紅葉白熊)は、自宅で2006年9月23日に撮影した2003年11月に播種した苗からの花です。 オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)の特徴と育て方 オクモミジハグマ(奥紅葉白熊) 2006年9月23日 撮影 栽培品 ...
キッコウハグマ(亀甲白熊)の育て方
キッコウハグマ(亀甲白熊)は、北海道、本州、四国、九州の山地のやや乾いた木陰に生える小さな多年草です。 閉鎖化を結ぶことが多いので、葉が焼けないくらいの明るさと肥料を少なめにした方が良いのではないかと思います。 頭花は3個の小花からなりとても可憐な花で、株も小さいのですが、花茎は10~30㎝になります。 上のキッコウハグマ(亀甲白熊)は、自宅で2005年10月30日に撮影した2004年1月に播種した苗からの初花です。 キッコウハグマ(亀甲白熊)の特徴と育て方 キッコウハグマ(亀甲白熊) 2006年11月7 ...
チャボホトトギス(矮鶏杜鵑草)の育て方
チャボホトトギス(矮鶏杜鵑草)は、東海地方から紀伊半島、四国、屋久島のやや明るい林に見られる、高さ10cm前後の多年草です。 種から育てて、1年7ヶ月で開花した黄色のとても可憐な花で、感動しましたが、最初から葉やけに悩まされました。 現在は交配種もあるようなので、少しは育てやすくなっているかもしれません。 わが家はチャボホトトギスの他に、ホトトギス、タカクマホトトギス、タイワンホトトギス、キイジョウロウホトトギス、タマガワホトトギスを育てたことがありますが、チャボホトトギスとタマガワホトトギスはかなり難し ...
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)の育て方
タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)は、北海道、本州(日本海側)、九州の山地の谷沿いや湿った林内に生える、高さ40~80cmの多年草です。 湯殿山付近の山間の川べりに咲いていた下記の花を見たのが自生地で見た唯一の花でしたが、その時はそれほど栽培の難しい花とは思わないまま、購入した種を播き、初花を見ることが出来た時には長く見ることのできる花だと思っていました。 しかし、寒冷地以外での栽培は難しいと後で知ることになり、あまりに雑な育て方をしたことを後悔することになった花です。 わが家はタマガワホトトギス(玉川杜鵑 ...
タイワンホトトギスとタイワンホトトギスとの交配種(桃源)の育て方
タイワンホトトギス(台湾杜鵑)は、台湾では、ごくふつうに見られるホトトギス属の種です。日本では沖縄県の西表島に分布し、滝の水が滴るような場所に生育しています。 現在は、ホトトギスとタイワンホトトギスの交配種が多く出回ってきれいな花が市場に出回っています。 交配種も様々な花が作出されていますので、好みの花を栽培すると楽しいようです。 わが家はタイワンホトトギスの他に、ホトトギス、タカクマホトトギス、キイジョウロウホトトギス、チャボホトトギス、タマガワホトトギスを育てたことがありますが、チャボホトトギスとタマ ...
タカクマホトトギス(高隈杜鵑)の育て方
タカクマホトトギス(高隈杜鵑)は、九州の大隈半島の特産で、花茎3.5㎝くらいの大き目の花がとても素敵な多年草です。 30年以上育てていますので、最初は鉢植えで育てていましたが、現在は2ヶ所くらいに地植えにしています。 ホトトギスの仲間は育てやすいものから、難しいものまでありますが、ホトトギスまでは殖えませんが、育てやすいホトトギスです。 わが家はタカクマホトトギスの他に、ホトトギス、タイワンホトトギス、キイジョウロウホトトギス、チャボホトトギス、タマガワホトトギスを育てたことがありますが、チャボホトトギス ...
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)の育て方
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)は、艶やかな葉の上に上品な黄色い花を崖から下垂して咲かせるホトトギスの仲間の多年草です。 名前は紀伊半島に分布し、高貴な姿を、江戸幕府大奥の職名で優雅な貴婦人(上臈)に見立てたとされています。 ホトトギスの仲間は育てやすいものから、難しいものまでありますが、乾燥に弱いので、関東地方の住宅地で育てるには工夫が必要です。 わが家はキイジョウロウホトトギスの他に、ホトトギス、タイワンホトトギス、タカクマホトトギス、チャボホトトギス、タマガワホトトギスを育てたことがあります ...
シュウメイギク(貴船菊と園芸種)の育て方
シュウメイギク(貴船菊)は、中国、台湾、ヒマラヤです。日本原産の植物と思われがちだが、古く中国から渡来したものです。キブネギク(貴船菊)の名前は、日本で野生化した植物が京都の貴船で多く見られたことによります。 本来のシュウメイギクは、キブネギク(貴船菊)のようですが、現在は類似のいくつかの種や、これらの交配種も含めて、総称的にシュウメイギクと呼ばれています。 キブネギク(貴船菊)の栽培歴は長いのですが、その後シュウメイギクと呼ばれる株を購入して庭で30年以上栽培しています。 色違いのシュウメイギクを栽培し ...
キバナアキギリ(黄花秋桐)の育て方
キバナアキギリ(黄花秋桐)は、本州、四国、九州の低い山地の木陰に生える多年草で、目立つ花なので、車の中からも花の季節には目にします。 とてもきれいな花ですが、採掘して育てようと思う人が少ないのは(私は育てている人を見ることが少ない)、大きくなるうえに、どこにでも咲いている花だからでしょうか。 私は種をいただいたので、育ててみましたが、地植えにして手入れを怠ったことから数年後に枯れてしまいました。 野の環境に近い環境になるように工夫すれば育つ植物です。 上のキバナアキギリ(黄花秋桐)は、自宅で2004年9月 ...
ケイラン(大勲)の育て方
ケイラン(恵蘭)は、台湾と中国の広東省を主な原産地とするシンビジウム属に入ります。 花は品種によって2月~4月ごろ開花して、中国蘭特有のよい香りが漂います。 葉に現れる柄の特質を分類し、それが継続するものを芸と呼びます。ケイラン作りは、その芸をより美しく完成させるように栽培、鑑賞するもののようです。 上のケイラン(大勲)は、自宅で2003年3月29日に撮影したものです。 ケイラン(大勲)の特徴と育て方 ケイラン(大勲) 2003年4月8日 撮影 栽培品 和名 ケイラン(大勲) 学名 Cymbidiu ...
レリオカトレア エンジェルラブ ‘ピンキー’ とミニカトレアの育て方
レリオカトレア エンジェルラブ ‘ピンキー’は、カトレア属とレリア属との属間交雑種で、カトレア属の花の大きさとレリア属の花色の豊富さを融合させることを目指して作出されたものです。 不定期咲きで、秋早くに咲いたり、春に咲いたりしています。香りが良くとても育てやすい品種で、20数年間咲き続けてくれています。 花が終わって傷んだミニカトレアを知り合いの花屋さんからいただいたものも10年以上育てていますが、これも丈夫な花です。 一時期はシンビジュウム、デンドロビューム、ファレノプシス(胡蝶蘭)、オンシジュウムなど ...
カンラン(寒蘭)の育て方
カンラン(寒蘭)は、静岡県の一部、紀伊半島、四国、九州、屋久島、対馬、南西諸島などの、温暖な値域の広葉樹林の林下に自生する花色などに変化の多いランでシュンラン(春蘭)の仲間です。 暖かい地方に自生しているため、冬期は日当たりの良い縁側などに置いて、夜間の冷え込みに注意しなければなりません。 ラン栽培は素人にはかなり難しいのですが、慣れて、コツを掴めばとても楽に育てることができると聞きます。 私は洋ランは大丈夫なのですが、東洋ランは苦手意識ああり上の花はいただいて大切に育てているもので、現在も数鉢育てていま ...