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kako

    ダルマギク

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/15

    ダルマギク(達磨菊)の育て方|仲間のシュウブンソウ(秋分草)の特徴

    ダルマギク(達磨菊)は、西日本の対馬海流に沿った海岸の岩上に生える多年草です。 丈夫な植物ですが、日当たりと水はけのよい場所を好むので、鉢の置き場所や地植えの場合の植え場所は選ぶ必要があります。 用土は草花用培養土もしくは、赤玉土に腐葉土を混ぜた用土でもよく、毎年植え替えると良いようです。 下に仲間のシュウブンソウ(秋分草)の写真と特徴を載せています。 上のダルマギク(達磨菊)は、自宅で2008年10月23日に撮影した種から育てた花です。 ダルマギク(達磨菊)の特徴と育て方 ダルマギク(達磨菊) 2004 ...

    ダンギク(段菊)

    秋の花・山野草の育て方

    2022/6/4

    ダンギク(段菊)の育て方

    ダンギク(段菊)は、九州北部、対馬の日当たりのよい草原や岩場の斜面に群生する多年草です。 丈夫な植物ですが、寒さに弱いので、寒い地方では対策が必要です。関東地方では鉢植えの場合凍らないような軒下に置き、地植えの場合は腐葉土をかぶせておきます。 日当たりがよく、暖かく育てれば木質化した株から群生して見事な花を咲かせます。 上のダンギク(段菊)は、自宅で2014年9月14日に撮影した種から育てた花です。 ダンギク(段菊)の特徴と育て方 ダンギク(段菊) 2004年9月24日 撮影 栽培品 和名 ダンギク(段菊 ...

    ダイモンジソウ

    秋の花・山野草の育て方

    2022/6/4

    ダイモンジソウ(大文字草)の育て方|月山、八方尾根のミヤマダイモンジソウ

    ダイモンジソウ(大文字草) 2014年10月21日 撮影 栽培品 ダイモンジソウ(大文字草)は、北海道、本州、四国、九州の山地の湿った岩上や渓谷の岩上に生える多年草で、花茎は高さ10~30㎝です。 分布が広いので、多くの変種があり、地域によっての変化もあります。我が家には「ウラベニダイモンジソウ」など葉の変化のあったものなど、ラベルの付いたものが数種あったのですが、ラベルが消えてしまい、交配を繰り返してしまたようで、現在はいろいろな花色が出ています。 園芸店には葉の変化だけでなく、花の変化もかなり多く華や ...

    ベニチガヤ

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/16

    ベニチガヤ(紅茅)の育て方|チヂミザサ属のチヂミザサの特徴

    チガヤ(紅茅)は、日本全土の日当たりの良い原野や山地に群生し、晩春のころ白色の円柱状の花穂が美しく目立つ多年草だが、ベニチガヤはその園芸種です。 葉先や葉鞘が鮮明な赤紫色で美しいことから園芸愛好家に好まれる丈夫な植物で、寄せ植えなどに使われます。 私は草物盆栽にしていますが、上の写真は10年くらい前に作ったもので、植え替えていません。 上のベニチガヤ(紅茅)は、自宅で2015年10月23日に撮影したた草物盆栽です。 ベニチガヤ(紅茅)の特徴と育て方 ベニチガヤ(紅茅) 2002年10月23日 撮影 栽培品 ...

    アサギリソウ

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/21

    アサギリソウ(朝霧草)の育て方|ヨモギ属のシロサマニヨモギ、オオヨモギ、イヌヨモギ

    アサギリソウ(朝霧草)は、北海道、本州中部以北、樺太、南千島の亜高山帯~高山帯の岩場や岩礫地に生える多年草です。 キク科 ヨモギ属の植物で、全体が銀白色の絹毛に覆われた葉が、マットになった姿はとても美しいです。 ヨモギ属の大雪山で写したシロサマニヨモギ(白様似蓬)、尾瀬で写したオオヨモギ(大蓬)、根本山のイヌヨモギ(犬蓬)の特徴を下に載せています。 上のアサギリソウ(朝霧草)は、自宅で2010年5月28日に撮影したた葉です。 アサギリソウ(朝霧草)の特徴と育て方 アサギリソウ(朝霧草) 2003年9月18 ...

    アケボノソウ(曙草)

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/21

    アケボノソウ(曙草)の育て方|日光植物園と鹿沢温泉のアケボノソウ

    アケボノソウ(曙草)は、高さ60~90cmの山地の水辺に生える2年草です。 種からアケボノソウを育てましたが、思うように育ちませんでした。日光植物園と鹿沢温泉で偶然に出会ったアケボノソウの綺麗な花に感動していたので、懸命に育てましたが自生地のような花は咲かせることが出来ませんでした。 やっと咲いてくれたという感じの花に、アケボノソウは自生地や湿原の涼しいところで見る花だと思うようになっています。 上のアケボノソウ(曙草)は、自宅で2005年9月27日に撮影した2003年1月に播種した苗からの花です。 アケ ...

    ズダヤクシュ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/16

    ズダヤクシュ(喘息薬種)の育て方|鳩待峠、月山、蔵王芝草平のズダヤクシュ

    ズダヤクシュ(喘息薬種)は、北海道、本州、四国、九州の山地~亜高山帯のブナ帯から針葉樹林帯の林内に生える多年草です。 花はすぐに終わりますが、その後の種のでき始めるころの様子は鑑賞価値があり、長いこと楽しむことのできます。 柔らかい葉と地味だが風流のある花は、茶花として最適です。さほど気を使わなくても育てることが出来る野草であり、10年以上枯れることなく零れ種でも育っています 尾瀬 鳩待峠、月山、蔵王芝草平のズダヤクシュを下に載せています。 上のズダヤクシュ(喘息薬種)は自宅で2005年4月25日に撮影し ...

    ユウバリクモマグサ

    春の花・山野草の育て方

    2018/12/21

    シコタンソウ(色丹草)とユウバリクモマグサ(夕張雲間草)の育て方

    シコタンソウ(色丹草)は北海道から中部地方の高山帯の岩場に生えますが、ユウバリクモマグサ(夕張雲間草)は、北海道(夕張岳)高山帯の蛇紋岩地に生えるユキノシタ科 ユキノシタ属の高山植物で、シコタンソウとエゾノクモマグサの性質をあわせ持っており雑種とと考えられています。 花径1cm位でシコタンソウは、花弁の斑点が赤がちなのに対して、ユウバリクモマグサはほとんどが黄色です。 苔のような小さな株がランナーで殖えて日当たりの良いロックガーデンでも元気に花を見せてくれます。 上のユウバリクモマグサ(夕張雲間草)は自宅 ...

    ユキザサ

    春の花・山野草の育て方

    2018/12/25

    ユキザサ(雪笹)の育て方|ハルナユキザサ(榛名雪笹)

    ユキザサ(雪笹)は、日本各地に自生する、キジカクシ科・マイヅルソウ属の植物で、笹のような葉の先に円錐花序の白色の小さな可憐な花がとても愛らしい植物です。 根茎は横に這い、条件が良ければ群生するようですが、庭に植えているユキザサは群生には程遠い状態ですが、何とか花を咲かせてくれます。 真夏を涼しくするような環境をつくろうといろいろ考えているところです。 群馬県榛名山で発見された大型のハルナユキザサ(榛名雪笹)の写真と特徴を下に載せています。 上のユキザサ(雪笹)は自宅で2004年5月2日に撮影した花です。 ...

    ユキモチソウ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    ユキモチソウ(雪餅草)の育て方|仲間のミミガタテンナンショウの特徴

    ユキモチソウ(雪餅草)は、本州(三重県、奈良県)、四国に自生する、サトイモ科 テンナンショウ属の植物で、仏炎苞の花序の付属体は白色のこん棒状が雪のように白く、やわらかく餅のようなことからユキモチソウと名付けられたようです。 また他のテンナンショウの仲間は球根から殖えますが、ユキモチソウは分球しないので、種から殖やすほかはないようです。 花は、仏炎苞苞の中に伸びた付属体下につき、成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物として知られています。 上のユキモチソウ(雪餅草)は自宅で2015年4月 ...

    洋種クモマグサ

    春の花・山野草の育て方

    2018/12/13

    洋種クモマグサ(洋種雲間草)の育て方

    洋種クモマグサは、欧州の高山に生えるものを2種以上交配した交雑種で園芸品種の多年草です。 促成栽培をされて、1~3月頃に園芸店に出回っている可憐な花ですが、高山植物なので夏の暑さに弱くそのままにしておくと枯れてしまいます。 枯らさないで次の年も花を見るためには、暑さ対策として高山環境に合わせた対策が必要なので、花後高山植物の用土に植え替えて、涼しく育てる必要があります。 上の洋種クモマグサは自宅で2006年4月13日に撮影した花です。 洋種クモマグサの特徴と育て方 洋種クモマグサ 2004年4月7日 撮影 ...

    ヤマシャクヤク

    春の花・山野草の育て方

    2022/4/21

    ヤマシャクヤク(山芍薬)の育て方

    ヤマシャクヤク(山芍薬)は、本州(関東地方以西)、四国、九州の深山の落葉樹林内に生える多年草です。 宮城県で育てていた苗を持ってきて植えたところ数年は花が咲いて、実もなり、零れ種からたくさん芽生えて、それが育って花が咲いたのですが、猛暑が続くようになってからは、花が咲くまで小苗が育たなくなってしまったので、現在は鉢植えで育てています。 ベニバナヤマシャクヤクも種から育てましたが、咲くまでに10年もかかってしまいましたが、それも鉢植えで育てています。 上のヤマシャクヤク(山芍薬)は自宅で2018年4月12日 ...

    ヤマブキソウ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/21

    ヤマブキソウ(山吹草)の育て方|仲間のクサノオウとタケニグサ属のタケニグサの特徴

    ヤマブキソウ(山吹草)は、本州、四国、九州、中国の山野の落葉樹林内に群生する多年草です。 ヤマブキとは科も違う植物ですが、花が似ている草であることから、ヤマブキソウとの名前があります。 は径3cm~4cmで花びらは4枚、色は明るい黄色でとてもきれいな花を春に咲かせますので庭植に好まれて植えられています。 ケシ科・クサノオウ属のクサノオウ(草ノ王)とケシ科・タケニグサ属のタケニグサ(竹似草)の特徴と写真を下に載せています。 上のヤマブキソウ(山吹草)は自宅で2017年4月22日に撮影した花です。 ヤマブキソ ...

    ヤクシマシャクナゲ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2020/12/11

    ヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)の育て方

    ヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)は、屋久島に自生する日本固有種です。写真で分かるように蕾が赤に近い色ですが、開花に従って淡いピンクになり、咲き進むと白に見えるくらい淡い色になります。 種から育てて40年近くなり、老木になり始めていますが、毎年きれいな花を見せてくれています。 シャクナゲは日本の庭に好まれて植えられていますが、ヤクシマシャクナゲは花が鐘形に近く特徴があります。 上のヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)は自宅で2007年5月7日に撮影した花です。 ヤクシマシャクナゲ(屋久島石楠花)の特徴と育て ...

    ヤクシマイワキンバイ

    春の花・山野草の育て方

    2019/1/4

    ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)の育て方|イワキンバイの特徴

    ヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)は、屋久島に自生するイワキンバイです。イワキンバイ(Potentilla dickinsii)は、高さが10~20cmですが、ヤクシマイワキンバイは4~5cmほどしかありません。 紅葉も素敵で、花も可憐だったのですが、強いと思ったヤクシマイワキンバイですが、猛暑の夏に枯れてしまいました。 種から育て、たくさん芽生えたのですが、管理不行き届きで枯れてしまったことが心残りで、咲いている株を購入しました。 上のヤクシマイワキンバイ(屋久島岩金梅)は自宅で2017年5月14日に ...

    ヤクシマハイヒカゲツツジ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2018/12/20

    ヤクシマハイヒカゲツツジ(屋久島這い日陰躑躅)の育て方

    ヤクシマハイヒカゲツツジ(屋久島這い日陰躑躅)は、屋久島に自生する10㎝前後のとても小さなヒカゲツツジです。 花はヒカゲツツジと同じくらいのよく似た花を咲かせますが樹高は高くならずに横に広がります。 ヒカゲツツジでも日光不足だと花付が悪くなるので、春先は日光によく当たる場所で、西日は避け、真夏は木陰の涼しい場所が向いています。 上のヤクシマハイヒカゲツツジ(屋久島這い日陰躑躅)は自宅で2003年4月20日に撮影した花です。 ヤクシマハイヒカゲツツジ(屋久島這い日陰躑躅)の特徴と育て方 ヤクシマハイヒカゲツ ...

    ベロニカ・プロストラータ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    ベロニカ・プロストラータ(Veronica prostorata)の育て方|仲間のベロニカ・オックスフォードブルーの特徴

    ベロニカ・プロストラータ(Veronica prostorata)は、バルカン半島原産の、草原地帯に生育する、オオバコ科・クワガタソウ属の植物です。 寒さには特に強く、暑さにもそれほど弱くはないとても育てやすい植物で、淡いブルーの総状花序の花がとてもきれいです。 わが家は種から育てましたが、種からも遅くても2年で咲きますし、株分けでも殖やすことが出来る、ロックガーデンに最適ですが、寄せ植えなどにも素敵です。 上のベロニカ・プロストラータ(Veronica prostorata)は自宅で2016年4月23日 ...

    ウサギギク

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/22

    ウサギギク(兎菊)の育て方と月山と乗鞍畳平のウサギギク

    ウサギギク(兎菊)は、本州中部以北・北海道・千島列島・アリューシャン列島の亜高山帯から高山帯に分布、草原地帯に生育する、キク科 ウサギギク属の植物です。 自生する範囲も数も多いので登山で見ることが多いのは、大き目の黄色い花なので目立つことからかもしれません。 若いころから、夏山登山が趣味であったために、ウサギギクには思い入れがあり、種が入手できたことから育てることが出来ました。発芽までの記録はこちらに書いてあります。 種から元気に育って、翌年には開花、その種からも発芽して開花したウサギギクですが、関東地方 ...