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    アメリカハッカクレン

    春の花・山野草の育て方

    2022/7/2

    アメリカハッカクレン(亜米利加八角蓮)の育て方

    アメリカハッカクレンは、切れ込んだ掌状の葉の間から白い花を開きます。 ハッカクレンは台湾や中国の深山の林床に生える大型の植物で、ハスに似た葉の角の数から「六角蓮」や「八角蓮」と呼ばれ、好んで栽培されています。 ハッカクレンというと、台湾や中国に産するものが多い中、北アメリカ原産の物がアメリカハッカクレン(亜米利加八角蓮)と呼ばれるようです。 上のアメリカハッカクレンは自宅で、2018年4月13日に撮影した実生からの花です。 アメリカハッカクレン(亜米利加八角蓮)の特徴と育て方 アメリカハッカクレンの実 2 ...

    セイヨウイワナンテン

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2023/4/20

    セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)の育て方

    セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)は、アメリカイワナンテンとも言われるように北アメリカ原産の同属の低木です。 日本に自生しているイワナンテン(岩南天)は、関東から紀州にかけての太平洋側の山地に分布し、ほとんど太陽光線の届かない空中湿度の高い岩壁などに見られる、ツツジ科 イワナンテン属の常緑小低木ですが西洋イワナンテンは庭に植えられていて、かなり育て方が違います。 上西洋イワナンテンは、2018年4月24日に写した、斑入りドクダミと一緒に植えた草物盆栽です。 セイヨウイワナンテン(西洋岩南天)の特徴と育て方 ...

    四国カッコソウ(ビロード)

    春の花・山野草記事

    2018/4/25

    サクラソウ科、日本で見られるサクラソウ

    シロバナミチノクコザクラ 日本で見られるプリムラ 世界のプリムラ アンドロサケの仲間 わが家で咲いた桜草の仲間たちです。 サクラソウの仲間は好きな花なので、長いこと育てていたものもありますが、20年近く前から山野草を種で育てるようになってかなり多くの種を播いて花を見ることが出来るようになりました。 購入したものだと寒い地方で育てたものはなかなかなじんでくれないものもありましたが、種から育てることでその土地になじむものもありました。 しかし、高山帯に咲くプリムラは気難しいものが多く、猛暑の夏に絶えてしまった ...

    プリムラ・アルピコラ

    春の花・山野草記事

    2018/4/25

    サクラソウ科、世界のプリムラの花

    プリムラ・アルピコラ ビオラケア 日本で見られるプリムラ 世界のプリムラ アンドロサケの仲間 わが家で咲いた桜草の仲間たちです。 プリムラ(サクラソウ属)は主としてユーラシア、特に中国南部からヒマラヤの温帯~寒帯に500~600種、日本には14種が自生します(山渓ハンデイ図鑑8 高山に咲く花より)。 日本には、低山帯から高山帯まで自生している花が見られ、登山の際には出会うことに出来る花も数種類はあります。 掲載した数種類の花たちもほとんどが種から育てたものだが、関東地方の住宅地のわが家では咲いてくれなかっ ...

    リシリヒナゲシ

    園芸メモ・園芸情報

    2020/3/31

    実生見聞録より(種子銀行の会誌)用土についてⅣ

    用土についてⅠ 用土についてⅡ 用土についてⅢ 用土についてⅣ 基礎編(用土についてⅣ) 種子銀行の会誌の記事をご好意でお借りしたものです。用土と水やりについてとても詳しく書かれています。山野草栽培のお役に立つことが出来ると思います。 5.用土の通気性・保水性・排水性 これらの3点は、鉢植えの場合は特に重要な問題です。 3点は互いに関連があるのでまとめて考えましょう。高原・高山系の植物は強い光線・強い風などに対応するため、根からの呼吸が激しく行われます。この性質は実生して得た個体にも引き継がれているので、 ...

    シャジクソウ

    園芸メモ・園芸情報

    2020/3/31

    実生見聞録より(種子銀行の会誌)用土についてⅢ

    用土についてⅠ 用土についてⅡ 用土についてⅢ 用土についてⅣ 基礎編(用土についてⅢ) 種子銀行の会誌の記事をご好意でお借りしたものです。用土と水やりについてとても詳しく書かれています。山野草栽培のお役に立つことが出来ると思います。 4.用土の保水性と通気性 前回に用いたカットで説明致します。下図の様な粒子組成を持った用土層があるとします。これに充分潅水すると、水はその重さによって浸透し、余分の水は重力水として排水されますが、その量はAよりB、BよりCと順に少なくなります。 一方、毛管水として用土に留ま ...

    カムイビランジ

    園芸メモ・園芸情報

    2020/3/31

    実生見聞録より(種子銀行の会誌)用土についてⅡ

    基礎編(用土についてⅡ) 種子銀行の会誌の記事をご好意でお借りしたものです。用土と水やりについてとても詳しく書かれています。山野草栽培のお役に立つことが出来ると思います。 用土についてⅠ 用土についてⅡ 用土についてⅢ 用土についてⅣ 3.用土と水分 用土に含まれた水の状態 用土に充分水を与えた場合、ある用土ではすぐ排水され、ある用土では 土中に蓄えられます。 このような土中に留まる水分と、すぐ流れ出してしまう水分との関係が栽培には大きな意味を持ってきます。 用土に与えられた水分が用土の中でどういう形をと ...

    トチナイソウ

    園芸メモ・園芸情報

    2020/3/31

    実生見聞録より(種子銀行の会誌)用土についてⅠ

    用土についてⅠ 用土についてⅡ 用土についてⅢ 用土についてⅣ 基礎編(用土についてⅠ) 種子銀行の会誌の記事をご好意でお借りしたものです。用土と水やりについてとても詳しく書かれています。山野草栽培のお役に立つことが出来ると思います。 1.用土について 用土の素材として、鹿沼土・えぞ砂・富士砂・軽石など火山性のもの・花崗岩などが風化してぼろぼろになった砂(いわゆる山砂)などが市販されているので、容易に入手できるが、このような銘柄でなくても手近な川砂を篩い分けても充分使用できます。但し、石灰岩・蛇紋岩・かん ...

    アンドロサケ・ラヌギーノサ

    春の花・山野草記事

    2019/4/18

    サクラソウ科、アンドロサケ仲間たち

    トチナイソウ 日本で見られるプリムラ 世界のプリムラ アンドロサケの仲間 わが家で咲いた桜草の仲間たちです。 サクラソウの仲間は好きな花なので、長いこと育てていたものもありますが、20年近く前から山野草を種で育てるようになってかなり多くの種を播いて花を見ることが出来るようになりました。 購入したものだと寒い地方で育てたものはなかなかなじんでくれないものもありましたが、種から育てることでその土地になじむものもありました。 しかし、高山帯に咲くプリムラは気難しいものが多く、猛暑の夏に絶えてしまったものもありま ...

    ナニワイバラ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2022/8/11

    ナニワイバラ(浪花茨)の育て方

    ナニワイバラ(浪花茨)は中国南部、台湾に分布し、1700年頃日本に渡来し、四国、九州では野生化しているとても丈夫な蔓性で常緑のバラです。 花は直径5~8cmの白色の5弁花を枝先に1個ずつ開き、花には芳香があります。 日当たりに水はけよく植えれば枝をのばしてたくさんの花を咲かせてくれる丈夫な常緑のバラでアーチ作りにしているところを見ましたがとても見事です。 上のナニワイバラ(浪花茨)は自宅で2017年5月8日撮影した花です。 ナニワイバラ(浪花茨)の特徴と育て方 和名 ナニワイバラ(浪花茨) 別名 ロサ・ラ ...

    ハナケマンソウ

    早春の花・山野草の育て方

    2021/5/2

    ディケントラ・フォルモーサ(ハナケマンソウ)の育て方

    ディケントラ・フォルモーサ(ハナケマンソウ)は、ケマンソウ科・コマクサ属で、コロンビア州の低地から中部の標高から、ワシントンとオレゴン(カスケードの西方)とカリフォルニア州の南方に自生します。。 コマクサの仲間ですが、丈夫で育てやすく、園芸品種もいろいろあるようです。 葉は地際から出て細かく裂け、草丈は50㎝くらいになるので花壇植えも良いようです。 株分け、種まきで殖やすことが出来ます。 上のディケントラ・フォルモーサ(ハナケマンソウ)は、2019年5月13日に自宅でで撮影した種からの花です。 ディケント ...

    ダルマヒオウギ

    夏の花・山野草の育て方

    2021/1/16

    ダルマヒオウギ(達磨檜扇)の育て方

    ダルマヒオウギ(達磨檜扇)は、ヒオウギの変種で、葉の幅が広く全体的に寸の詰まった草姿をしています。 ヒオウギはアヤメ科 ヒオウギ属で、日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド北部に分布しているようですが、主に栽培されているのはヒオウギの変種であるダルマヒオウギのようです。 耐寒性や耐暑性も強く、日当たりと水はけのよいところであれば、あまり場所を選ばず、丈夫で栽培しやすい花です。 私が幼かったころにも家にヒオウギの花が咲いていたのを覚えているので、日本では好まれて栽培されていた花のようです。 上のダルマヒオウギ( ...

    オオバスノキ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2021/1/16

    スノキ(酢の木)の育て方

    スノキ(酢の木)はオオバスノキ(大葉酢の木)の変種です。本州(関東地方~中部地方南部)に分布し、山地の林縁や林内に生え、特に箱根地方に多い落葉低木で、よく分枝し、高さ1~2mになります。 わが家は根洗い盆栽で育てていますが、春の可憐な花、秋の紅葉がとてもきれいなので大切に育てていますが、形を作るのが難しい木です。 考えようによっては高さ1m内外で、あまり伸びないので、手入れが楽かもしれません。 上のスノキ(酢の木)は、自宅で2017年5月7日に撮影した花です。 スノキ(酢の木)の特徴 スノキ(酢の木) 2 ...

    シロバナカモメヅル

    夏の花・山野草の育て方

    2021/1/15

    シロバナカモメヅル(白花鷗蔓)の育て方

    シロバナカモメヅル(白花鷗蔓)はコバノカモメヅルの変種で葉には長さ1~2cmの柄があり、長さ6~12㎝の三角状狭卵形または三角状披針形です。 葉腋から伸びた花柄の先に、直径1~2㎝とやや大きく、淡黄白色で裂片は線形披針形の花を散状に付けます。 上のシロバナカモメヅル(白花鷗蔓)は、自宅で2017年8月31日に種から育てた初花を撮影したものです。 シロバナカモメヅル(白花鷗蔓)の特徴と育て方 和名 シロバナカモメヅル(白花鷗蔓) 学名 Cynanchum sublanceolatum var. macran ...

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/22

    イワギク(岩菊)サイシュウイワギクの育て方

    イワギク(岩菊)は、東アジアからシベリア、ヨーロッパ東部まで広く分布し石灰岩地の残存植物となっています。 日本では北海道から九州まで、点々と隔離分布しているようで地方によって葉の切れ込みや裂片の幅などに変化があります。 わが家で購入したのはイワギクと書いてありましたが、葉の切れ込みが深い種類だったので、韓国済州島に分布するイワギクとかもしれません。 上のイワギク(岩菊)は、自宅で2017年10月18日に撮影したものです。 イワギク(岩菊)、サイシュウイワギクの特徴と育て方 イワギク(岩菊) 2018年10 ...

    ヨシノソウ

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/22

    クサヤツデ(草八手)の育て方

    クサヤツデ(草八手)はキク科 クサヤツデ属で、本州(神奈川県~近畿地方の太平洋側)、四国、九州の山地に生える多年草で、日本特産です。 茎は高さ0.4~1mになりますが、栽培品は0.5mくらいです。 花は黒紫色(我が家の花は淡い紫)で下向きにつき、直径5㎜ほどの小さな花ですが、カールした花弁がとても可憐です。 奈良県の吉野山によく見られることから吉野草の名があります。 上のクサヤツデ(草八手)は、自宅で2017年10月18日に撮影した花です。 クサヤツデ(草八手)の特徴と育て方 クサヤツデ(草八手) 201 ...

    オオミノツルコケモモ

    夏の花・山野草の育て方

    2021/1/13

    クランベリー(オオミノツルコケモモ)の育て方

    クランベリー(オオミノツルコケモモ)北アメリカ北部、東部が原産で、北アメリカではアメリカ州の先住民族が食用としたのが最初とされます。 クランベリーには、ツルコケモモ、ヒメツルコケモモ、オオミノツルコケモモがあり、日本に自生するツルコケモモは、北海道、本州の中部地方以北に分布し、寒地の高層湿原でミズゴケ類の中に自生しています。 日本に出回っているのは、オオミノツルコケモモが多く、果樹としても利用されています。 上のクランベリー(オオミノツルコケモモ)は、自宅で2017年10月18日に撮影したものです。 クラ ...

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/16

    ストロビランテス・アニソフィルス(ランプの妖精)の育て方

    ストロビランテス・アニソフィルスは、のインド(アッサム)原産のキツネノマゴ科・ストロビランテス属の常緑亜低木で、高さ1mくらいになり、冬から春にかけて淡紫赤色の筒状の花が多数咲きます。 キツネノマゴ科の熱帯地方の植物には、サンゴバナ(珊瑚花)、コエビソウ(小海老草)、パキスタキス・ルテァ、エランテムム・ウォッティーなどがあり、耐寒温度は多少異なりますが、冬に室内の日あたりの良いところに取り込めば栽培できます。 上のエランテムム・ウォッティーは、2018年2月12日に自宅で撮影した花です。 ストロビランテス ...