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kako

    ラナンキュラス・クレナツス

    春の花・山野草の育て方

    2018/12/10

    ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)の育て方

    ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)は、ヨーロッパ、アルプス、バルカン半島の1700~2400mに自生する草丈5~10cmの蕊の黄緑と純白のコントラストが見事な花です。 黄色の花が多いのですが、小型の整った白い花がとても素敵で、これが白花のラナンキュラスとの初めての出会いでした。 その後ラナンキュラス・パルナシフォリウス種をいただき、白花の素敵なラナンキュラスも見ることが出来ました。 上のラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)は自宅で2007年 ...

    ラケナリア・コンタミナータ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/21

    ラケナリア・コンタミナタ(Lachenalia contaminata)の育て方

    ラケナリア・コンタミナタ(Lachenalia contaminata)は、南アフリカ原産のキジカクシ科・ラケナリア属の植物で原種はおよそ100種類あるということですが、花の形も色も様々ということですが、ラケナリア・コンタミナータは地味な花ですがとても魅力的です。 暑さに弱い植物を多く育てていますが、少し寒さに弱いラケナリア・コンタミナタは、関東地方の住宅地の屋根下で、枯れることなく毎年花を見せてくれます。 上のラケナリア・コンタミナタ(Lachenalia contaminata)は自宅で2017年5月 ...

    プルサチラ アルバナ‘ルテア’

    春の花・山野草の育て方

    2018/12/6

    プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea')の育て方

    プルサティラ・アルバナ ‘ルテア’(Pulsatilla albana 'Lutea')は、コーカサス山脈~イランの高地に自生するオキナグサの仲間です。プルサティラ・アルバナ‘ルテア’ということで黄色の花の花が普通なのでしょうが、同じような葉を持ったものから白花が咲き、とても清楚で素敵でしたが、現在残っているのは黄色の花だけです。 海外の高山性のプルサティラは10種類位播種しましたが、芽生えたのは、プルサティラ・ハレリ(Pulsatilla halleri)と2種だけでで、残っているのはプルサティラ・アル ...

    プリムラ プベスケンス

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/19

    プリムラ・プベスケンス(Primula x pubescens)の育て方

    プリムラ・プベスケンス(Primula × pubescens)は、ヨーロッパアルプスの高山の草原に生えるプリムラ・アウリキュラ(Primula auricula)をベースに、プリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)など、同系統のプリムラを交配してつくられた園芸品種の名前です。 プリムラ・プベスケンスの中で、ある一定の条件を満たしたものだけが、プリムラ・オーリキュラ(Primula auricula)と呼ばれそれぞれに名前が付けられています。 プリムラ・プベスケンスは種から育てましたが、下記の ...

    プリムラ・ベリス(Primula veris)

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    プリムラ・ベリス(Primula veris)の育て方

    プリムラ・ベリス(Primula veris)は、ヨーロッパ~中央アジア原産の多年草で、低地~2600mに生えます。 プリムラの仲間は育てるのが難しい花が多いのですが、プリムラ・ベリスはとても丈夫で、ロックガーデンに植えっぱなしで10年以上も毎年花を見せてくれます。 大好きなプリムラを気を使いながら数多く育てていますが、花がきれいで気を使わなくても咲いてくれる貴重なプリムラですが、もう少し気遣って殖やして行こうと思っています。 上のプリムラ・ベリス(Primula veris)は自宅で2006年4月26日 ...

    プリムラ・セクンディフローラ

    春の花・山野草の育て方

    2018/12/14

    プリムラ・セクンディフローラ(Primula secundiflora)の育て方

    プリムラ・セクンディフローラ(Primula secundiflora)は中国雲南・四川省の高層湿原、牧草地で見られ、花が偏って咲くことから中国では偏花報春と呼ばれるようです。 また、湿性のプリムラで葉が大きくなり、紅色のうつむいて咲く花は高山植物とは思えないものでした。 牧草地にこのようにきれいな花が咲き誇っているという、四川省の牧草地帯の植生の豊かさをこの花から感じることが出来ました。 上のプリムラ・セクンディフローラ(Primula secundiflora)は自宅で2007年5月10日に撮影した2 ...

    プリムラ・ルテオラ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)の育て方

    プリムラ・ルテオラ(Primula luteola)は北東コーカサス、Daghestan の地域固有種で、1400~3000mで見られるようです。また、湿性のプリムラで葉が大きくなり、とても素敵な花姿に感動しました。 傘状に10~25花の硫黄黄色の花が密集して、やや下向きに咲く姿はとても魅力的でした。夏には葉が弱ってしまいましたが数年間花が咲いてくれたのは嬉しいことでした。 上のプリムラ・ルテオラ(Primula luteola)は自宅で2006年5月9日に撮影した2004年3月に播種した苗からの花です。 ...

    プリムラ インボルクラータ(Primula involucrata)

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/19

    プリムラ・インボルクラータ(Primula involucrata)の育て方

    プリムラ・インボルクラータ(Primula involucrata)はブータン~中国南西部(中国へのヒマラヤ山脈)の3000~4500mの高層湿原で見られるようです。また、プリムラ・ムンロイ(Primula munroi)と同義語と書いてあるのも見かけるので、難しい位置つけになっているようです。 2006年3月に播種した苗から2007年4月に花が咲きましたが、花後の株は暑い夏は越すことが出来ませんでした。 上のプリムラ・インボルクラータ(Primula involucrata)は自宅で2007年4月17日 ...

    プリムラ・ヒルスタ

    春の花・山野草の育て方

    2022/4/3

    プリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)の育て方

    プリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)はピレネー、アルプスの標高2200~3600mの砂礫地に生えます。砂礫地などにはえている植物の方が、暖地では少し育て安いようです。 種を播いて5年以上花が咲き続けているプリムラ ヒルスタは、プリムラ・オーリキュラの親として使われているようです。 寒冷地で栽培した苗を購入して花を見たのですが、花後枯れてしまいました。とても素敵な花だったために、種から育てたところ毎年花が咲くようになりました。 上のプリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)は自宅で ...

    プリムラ・ブレアナ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)とオレンジクリンソウの育て方

    プリムラ・ブレアナ(Primula bulleyana)は中国北西部雲南省の湿地2500~3300m付近の、雪解け水が流れるような川辺に咲くクリンソウのような花ということです。 種を播きましたが2本芽生え、残った1本が2年後に花が咲いたのが上の花です。高山の雪解け水が流れるよな湿原に咲くプリムラは育てるのがとても難しい花ですが、幼苗だったので、花を見ることが出来たのではないかと偶然とも思える開花に喜びを禁じえません。 関東地方の猛暑日が続く住宅地ではクリンソウさえ枯れてしまう年があるのに、クリンソウのよう ...

    プリムラ・オーリキュラ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/19

    プリムラ・オーリキュラ(Primula auricula)の育て方

    フランスからハンガリーの山地に自生する多年草で元々は高山に咲く山野草を、交配した園芸品種で英国の産業革命とともに発展した伝統を持ち、英国らしい格式高い美しさを備えています。 オーリキュラ(auricula)は、ヨーロッパアルプスの高山の草原に生えるプリムラ・アウリキュラ(Primula auricula)をベースに、プリムラ・ヒルスタ(Primula hirsuta)など、同系統のプリムラを交配してつくられた園芸品種の名前で、プリムラ・プベスケンス(Primula × pubescens)と呼ばれる交配種 ...

    プリムラ・アルピコラ ビオラケア

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/19

    プリムラ・アルピコラ ビオラケア(Primula alpicola var violacea)の育て方

    プリムラ・アルピコラ ビオラケアは、ヒマラヤ周辺のチベットやブータンの流れのある土手や、コニファーの森の中の開けた湿った場所の3600~4600mの草地に生え、高さは15~90cmになります。 長楕円形の根生葉から長い茎をのばし、茎長に花径2.5㎝で、広漏斗形で傘状に数個の花をつけます。 微妙な赤紫が魅力的な花です。種から育てたので、色の変化が多いようで、薄い紫色から濃い赤紫色までの花が咲きました。 プリムラ・アルピコラ ビオラケアの他、基本種のプリムラ・アルピコラ(Primula alpicola)の変 ...

    プリムラ・アルピコラ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/19

    プリムラ・アルピコラ(Primula alpicola)の育て方

    プリムラ・アルピコラ(Primula alpicola)は、ヒマラヤ周辺のチベットやブータンの流れのある土手や、コニファーの森の中の開けた湿った場所の3600~4600mの草地に生え、高さは15~90cmになります。 長楕円形の根生葉から長い茎をのばし、茎長に花径2.5㎝で、広漏斗形で傘状に数個の花をつけます。 クリーム色の花は高山植物の清らかな美しさを持っており、群生はどんなに素敵だろうと想像しています。 プリムラ・アルピコラ(Primula alpicola)の変種のプリムラ・アルピコラ ビオラケアも ...

    ポテンティラ・クランジー

    春の花・山野草の育て方

    2022/7/4

    ポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)の育て方

    ヨーロッパアルプスやピレーネー山脈に自生するという、ポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)は、バラ科 キジムシロ属のとても丈夫な植物です。 丈が高くならないので、寄せ植えに使おうと購入しましたが、1つの花は1日花ですが、鮮やかな黄色の花を次々と咲かせるので長く楽しむことができます。 日本に自生しているキジムシロと雰囲気が似ています。 上のポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)は自宅で2005年2月15日に撮影した花です。 ポテンティラ・クランジー(P ...

    ハナシノブ

    夏の花・山野草の育て方

    2021/1/18

    ハナシノブ(花忍)、シロバナハナシノブ(白花花忍)の育て方

    ハナシノブは、阿蘇にしか生息していないと言われ、野生の数が減少して絶滅危惧種に指定されています。わが家は種から育てましたがハナシノブの仲間の中でも大型になりますが、原種はなくなっているということなので、交配種かもしれません。 ハナシノブの中間の花を数種類育てて、10年以上が過ぎましたので、交配をしたのではないかと思われる株も見られるようになっているので、そのうち純粋なハナシノブはなくなってしまうのではないかと危惧しています。 種類によっては交配しやすいものもあり、ハナシノブは様々な花が咲くので、自然交配を ...

    カラフトハナシノブ

    夏の花・山野草の育て方

    2019/1/9

    カラフトハナシノブ(樺太花忍)の育て方

    カラフトハナシノブ(樺太花忍)ヨーロッパに分布する基本種のポレモニウム カエルレウムの変種です。わが家は種を播いて育てたので、芽生えた苗の中にも少し変わった花がありました。 種から育てている方から来た種は、交配をしていることや、他の種と混じっていることがあるのか、かなり変化の多い花が咲きます。 そのような花の中から間違いなさそうな種を保存しておくとよいかもしれません。そればかりでなく、ハナシノブの仲間は株の寿命が短いので、種から更新しておいた方が良いようです。 ポレモニウム カエルレウムの変種のカラフトハ ...

    ポレモニウム・カエルレウム

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    ポレモニウム・カエルレウム(Polemonium caeruleum)の育て方

    ポレモニウム・カエルレウム(Polemonium caeruleum)は、ヨーロッパに分布する基本種で亜種や変種が多くあり、日本ではエゾハナシノブ、カラフトハナシノブなどの亜種や変種が知られています。 変種に当たるカラフトハナシノブは種から育てたことがあり、礼文島でも写真を写してきたので似ていることがよくわかります。 ハナシノブの仲間はとても素敵ですが、株の寿命が短いので、種から更新しておいた方が良いようです。 ポレモニウム カエルレウムの変種のカラフトハナシノブ、ハナシノブ、ポレモニウム・ボレアレなども ...

    ポレモニウム・ボレアレ

    春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    ポレモニウム・ボレアレ(Polemonium boreale)の育て方

    ポレモニウム・ボレアレ(Polemonium boreale)は、モンゴルのアルタイ山脈、極地圏周縁地域に分布する草丈が低く、しまった形に咲くハナシノブの中間です。 広い場所に分布しているために変化が多いということですが、我が家の花は明るい青~紫色の花で、とっても素敵な花です。 多年草でもハナシノブの仲間は株の寿命が短いので、種から更新しておいた方が良いようです。 わが家は、途中途絶えてしまいましたが、冷蔵庫に保存しておいた種で芽生え、10年以上花を見ることができています。 ポレモニウム・ボレアレの他にポ ...