ピンクパンダ(イチゴ)の育て方|ヘビイチゴ属のヤブヘビイチゴの特徴
ピンクパンダ(イチゴ)は、イチゴとキジムシロの属間交配で、イギリスで作出されたというピンクの花がきれいないちごですが、食べられるような実はなりません。 ピンクの花がきれいなので苗をいただいて育てていますが、狭い場所に植えているので、庭に生えているという状態になっています。 庭の真ん中に植えると蔓を伸ばしてロックガーデン一面に殖える可能性があるので、殖えても良い場所に植えて、ピンクの四季咲きの花を楽しんでいます。 植物の性質を考えないで植えると大変なことになるのを、長い年月の栽培から学んだからです。 キジム ...
Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ の育て方|帰化植物のナガミヒナゲシの特徴
Papaver・rupifragum ‘Flore Pleno’ は山野草の種を扱っている方から、八重咲の海外の芥子だが詳しいことが分からないということで、いただいた種を育てたものです。 花の写真、草の様子からPapaver rupifragum ‘Flore Pleno’ではないかと思いましたが、確信は持てません。 多年草でとてもきれいな花でロックガーデン植えにした楽しみましたが、枯れてしまい残念に思っています。 下に、帰化植物のナガミヒナゲシの特徴と写真を載せています。 Dianthus はいろいろと ...
オヤマナデシコ(Dianthus alpinus)の育て方
オヤマナデシコ(Dianthus alpinus) 2015年5月5日 撮影 栽培品 ヨーロッパアルプスの標高1000~2500mの草地に生えるというオヤマナデシコは高山植物のわりには丈夫で育てやすい植物です。 草丈が低いわりに花は大きいので見栄えがして、鉢植え、ロックガーデン植えに向いています。 殖えたのでロックガーデンに植えたところ数年の植え替えで元気に花が咲き手間がかからない植物です。 Dianthus はいろいろと育てていますが、種類によってかなり性質が異なるようです。 上のオヤマナデシコ(Dia ...
オサバグサ(筬葉草)の育て方
深山の針葉樹林の下に生える、高さ20~30cmの宿根草というオサバグサ(筬葉草)は、中部地方以北が自生地のようです。 いまだに自生地は見たことがありませんが、田代山に登った時にもう少し歩けば自生地があると聞いたのですが、体力がなく見るのをあきらめました。 しかし、その風景はなんとなく浮かんでくるのを不思議に思っています。 シダのような葉に可憐な白い花をつけるオサバグサは妖精のようです。 上のオサバグサ(筬葉草)は自宅で2003年4月15日に撮影した花です。 オサバグサ(筬葉草)の特徴と育て方 上のオサバグ ...
オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)の育て方
オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)は、北海道ではいたる所にあり、海岸のカシワ林やイタヤ林、原野の明るい広葉樹林など生えているそうです。 たまたま入った野草店に売っていたのを見て購入しましたが、育てたことのない苗を購入して枯れてしまったことを心残りに思っています。 その後、シロバナエンレイソウの種をいただくことが出来て、10年後に花が咲いた時にはとても感動しました。 今は現在種から育てたシロバナエンレイソウを我が家の庭の適した場所に根付かせることを考えています。 上のオオオバナノエンレイソウ(大花の延齢 ...
オーニソガラム・ウンベラツム(オオアマナ)、オーニソガラム・ピレナイカム・フラベッセンスの育て方
オーニソガラム・ウンベラツム(オオアマナ)は、ヨーロッパ、南西アジアが原産で見かけることが多いのは、耐寒性があり丈夫で育てやすいからのようです。 水はけがよい用土を好むので、植えるときは水はけのよい用土を選び、水やりは控えめの方が良いようです。 しかし、少しずつ水をやるというのではなく、乾いたら鉢底から流れるくらいたっぷりやり、水やりの回数を減らすようにします。 上のオーニソガラム(オオアマナ)は自宅で2003年5月1日に撮影した花です。 オーニソガラム・ウンベラツム(オオアマナ)の特徴と育て方 オーニソ ...
オノエマンテマ(Gypsophila cerastioides)の育て方
オノエマンテマ(Gypsophila cerastioides)は、ヒマラヤ原産で、標高2800~4000mの草原や雑木林に生育しているということなので高山植物ですが、その割には育てるのが楽な植物です。 酸性度を嫌うことから、植え付け用土は草木灰、苦土石灰などで中和しておいたものを使います。白い石灰は使いにくいので使わない方が無難です。 加湿は嫌うようですが、水はけを良くしたロックガーデンでは殖え広がって咲かせることが出来ます。 上のオノエマンテマ(Gypsophila cerastioides)は自宅で ...
オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)の育て方|同じムラサキ科でも似ていないポリジ
オンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)は、南西ヨーロッパ原産で、ムラサキ科 オンファロデス属の植物で、ミヤマムラサキやワスレナグサによく似た花を咲かせます。 1年草なので秋に播いて春に花が咲いたら枯れるので、種を採取して毎年秋に種を播いて育てることになります。 私は1年草よりも多年草の方が好きだし、手がかからないので、1年草は零れ種で育つもの以外は消えていることが多いと感じています。 上のオンファロデス・リニフォリア(Omphalodes linifolia)は自宅で20 ...
アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)とニワゼキショウ(庭石菖)の育て方
ニワゼキショウ(庭石菖)、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は、どちらも北アメリカ原産の帰化植物です。 ニワゼキショウ(庭石菖)は1年草ですが、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は多年草のため、放っておいたら、ニワゼキショウは絶えましたが、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は種を零し、株が大株になって殖え続けています。 花はとっても可憐なのですが、アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は他の花の株の間に入って大株になるのが少し困ります。 上のアイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)は自宅で2004年5月1 ...
クロタネソウ(ニゲラ・ダマスケナ)の育て方
クロタネソウ(ニゲラ・ダマスケナ)は、地中海沿岸が原産地のキンポウゲ科 クロタネソウ属の1年草の植物です。。 ドライフラワーに好適で、ユニークな花の形がとても素敵です。種を採取することが出来るので、種から育てれば長年、花を楽しむことが出来ます わが家は種を冷蔵庫に保存しておいて、しばらく休んでから、種を播いて楽しんだりしています。 上のモクロタネソウ(ニゲラ・ダマスケナ)は自宅で2004年5月13日に撮影した、種から育てた花です。 クロタネソウ(ニゲラ・ダマスケナ)の特徴と育て方 クロタネソウ(ニゲラ・ダ ...
モモイロタンポポの育て方
モモイロタンポポは、キク科 クレピス属の花でその仲間はたくさんあるということですが、私が育てたのはモモイロタンポポだけです。 あまり積極的ではなく種をいただいて播いたという育て方ですが、タンポポとは同じ仲間ではないようですが、タンポポを少し高くしたような茎にモモイロのタンポポに似た花が咲きました。 西洋タンポポのように殖えたらどうしようという心配をよそに1年草でしたので種から殖えることはなく、種を播かなければだめだったようです。 上のモモイロタンポポは自宅で2006年4月26日に撮影した種から育てた花です ...
ミゾコウジュ(ユキミソウ)の育て方|仲間のミヤマタムラソウ、アキノタムラソウの特徴
ミゾコウジュ(ユキミソウ)は、やや湿り気のあるところに生える高さ30~70cmの越年草です。適湿な砂礫地を好むため増水による攪乱を受けやすい立地であることなどから準絶滅危惧に指定されています。 私は偶然種をいただくことになり育てましたが、越年草で種を播かなければならないことと、生育場所が我が家に合っていなかったことなどから零れ種でも繁殖しませんでした。 花の目立つ、キバナアキギリ(黄花秋桐)と同属とは思えないような立ち姿ですが、花の形が似ています。またミヤマタムラソウ(深山田村草)、アキノタムラソウ(秋の ...
ミヤマムラサキ(深山紫)の育て方|花がよく似ているワスレナグサ(ミオソティス・スコルピオイデス)の特徴
ミヤマムラサキ(深山紫)は、谷川連峰、戸隠山地、美ヶ原、北・南連峰の高山帯の砂礫地や岩場に生えます。苗をいただいて、春にワスレナグサ(勿忘草)に似た可憐な花に感動していた、その花に思いがけず八方尾根で出会った時の喜びは今でも忘れられません。 近寄りがたい紫の高貴な花ですが、八方尾根は8月になっていたので、少し傷んでいました。 苗をいただき、その後種を播いたので、5年以上は毎年家で、花を見ることが出来たことをとても幸運に思っています。 似ている花は、ワスレナグサの他にヤマルリソウ、タチカメバソウ、オンファロ ...
ミヤマクワガタ、アカイシミヤマクワガタの育て方|クガイソウ属クガイソウの特徴
ミヤマクワガタ(深山鍬形)は、中部地方以北の亜高山帯~高山帯の礫地に生える多年草で、淡青紫色で、濃い色のスジがある青色の花が、茎上部にまばらに横向きに咲きます。 高山植物の中では丈夫な方で、種から育てた苗が毎年増えて可憐な花を毎年見せてくれます。 場所によって変化があるようで、南アルプスのミヤマクワガタは赤紫の色で、アカイシミヤマクワガタと呼ばれているようです。 オオバコ科・クガイソウ属のクガイソウの写真と特徴も下に載せています。 ルリトラノオ属には、ミヤマクワガタ、アカイシミヤマクワガタの他にキクバクワ ...
ミヤコワスレ(都忘れ)の育て方|野生種のミヤマヨメナの特徴
ミヤコワスレ(都忘れ)は、山野に自生しているミヤマヨメナを江戸時代から改良してきたもので、ミヤマヨメナは淡青ですが、ミヤコワスレ(都忘れ)は淡青や濃青、ピンク、白などがあります。 茶花や庭の花として、栽培され続けているミヤコワスレは日本人お好みにあっている花なのでしょう。私も大好きな花で40年以上も育て続けています。 ミヤコワスレの親となったミヤマヨメナの写真を下に載せています。 上のミヤコワスレ(都忘れ)は自宅で2004年4月23日に撮影したものです。 ミヤコワスレ(都忘れ)の特徴と育て方 ミヤコワスレ ...
ミニシャクナゲ(レン)の育て方
ミニシャクナゲ(レン)は、チベットやヒマラヤの高山に自生するヒカゲツツジを育てやすように改良したもので、かなり出回っています。 日本のヒカゲツツジも1~2mということですが庭植ではそれほどは大きくなりませんが、40~60cm位以下のようで、鉢植えでも庭植でも育てやすい大きさです。 わが家は、ロックガーデン植えにしたのですが、他の植物の下になって日陰過ぎたようで、あまり大きくならないまま、元気がなくなっています。 上のミニシャクナゲ(レン)は自宅で2005年5月1日に撮影したものです。上の写真の花と同じもの ...
ミミナグサ(耳菜草)の育て方|仲間のクモマミミナグサとオオミミナグサの特徴
ミミナグサ(耳菜草)は、道ばたや畑などに生えるナデシコ科ミミナグサ属の植物ですが、一つの花を見るととてもデリケートで可憐な花です。 この花は種をいただいて播いたものなので、わが家の庭に絶やすことなくいてほしいと思ている花です。 下には八方尾根で写してきた、クモマミミナグサ(雲間耳菜草)と礼文島で写した、ミミナグサの基本種というオオミミナグサ(大耳菜草)を載せています。 上のミミナグサ(耳菜草)は自宅で2007年4月1日に撮影したものです。 ミミナグサ(耳菜草)の特徴と育て方 ミミナグサ(耳菜草) 2006 ...
マツバギク(松葉菊)の育て方
マツバギク(松葉菊)は、南アフリカ原産の多肉植物で、春から夏にかけ長期間開花を繰り返すので庭の彩になります。 わが家は殖え広がらない花の小さなタイプを植えているので、山野草の庭にもマッチしています。 上のマツバギク(松葉菊)は自宅で2019年5月29日に撮影したものです。 マツバギク(松葉菊)の特徴と育て方 和名 マツバギク(松葉菊) 学名 Lampranthus spectabilis 科名・属名 ツルナ(ハマミズナ)科 マツバギク属 分布 南アフリカ 花期 主に4月~6月 特徴 葉は多肉質で茎 ...