ヒメイズイ(姫委蕤)の育て方
わが家のヒメイズイ(姫委蕤)は草丈が15㎝にも満たず、小さいので、春先はグランドカバーのように生え、つぼ型の小さな花を下げてとても可憐です。 梅雨のころには休眠に入るので、暑苦しさもなく、春の庭を引き立ててくれます。 現在は草物盆栽としても利用していますが、葉と花が可憐なので見ごたえがあります。 上のヒメイズイ(姫委蕤)は、2015年5月5日に自宅で撮影したものです。 ヒメイズイ(姫委蕤)の特徴と育て方 ヒメイズイ(姫委蕤) 2003年5月4日 撮影 栽培品 和名 ヒメイズイ(姫委蕤) 学名 Polygo ...
ヒマラヤエンゴサク(コリダリス・フレキシオーサ)の育て方の育て方
ヒマラヤエンゴサク(Corydalis flexuosa 'China Blue')は根茎の宿根草です。 花後の夏に休眠期になりますので、根茎が腐らないように屋根下で管理して、芽が動き出す前の晩夏に植え替えるのがコツです。 庭植にしていて、数年で枯れたことから鉢栽培にしています。 上のヒマラヤエンゴサク(Corydalis flexuosa 'China Blue')は、自宅で2007年5月2日に撮影したものです。 ヒマラヤエンゴサク(Corydalis flexuosa 'China Blue')の特徴 ...
シセンウスユキソウ (四川薄雪草)の育て方
中国西部からチベットに分布するという四川ウスユキソウは花も小型ですが、小さな緑の葉がクッション状になるので、根腐れに気を付けて、植え替えさえすればとても丈夫なウスユキソウです。 小さな緑の葉が優しいのでロックガーデンでも目立ってとても素敵です。 30年以上は育てているので、かなり前から栽培されている品種のようです。 上のシセンウスユキソウ (四川薄雪草)は、自宅で2015年6月12日に撮影したものです。 シセンウスユキソウ (四川薄雪草)の特徴と育て方 シセンウスユキソウ (四川薄雪草) 2004年6月1 ...
オオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)の育て方
北海道(崕山、太平山)に自生するオオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)はハヤチネウスユキソウより全体に大き目で、整った花が魅力的な遅咲きのウスユキソウです。 自生地は見たことがありませんが、ふくよかに咲くオオヒラウスユキソウは優しい感じがします。 日本に自生するウスユキソウも数種類あり、品種を入れれば7種類ほど写真を写しましたが、それぞれに特徴があって、その品種ごとに自己主張しているよう感じがします。 上のオオヒラウスユキソウ(大平薄雪草)は、自宅で2006年6月1日に撮影したものです。 オオヒラウスユキソウ ...
レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)の育て方と礼文島のレブンウスユキソウ
レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)は宮城県に住んでいた時には元気に育っていましたが、関東地方の住宅地では長く育つことが出来ませんでした。 礼文島に行った時に自生の花を見てきましたが、なぜレブンウスユキソウが育たないのかはわかりませんでした。 ハヤチネウスユキソウもかなり過酷な自生地でしたが、育てることが出来ているからです。 上のレブンウスユキソウ(礼文薄雪草)は、自宅で2007年4月6日 撮影したものです。 レブンウスユキソウ(礼文薄雪草)の特徴と育て方 レブンウスユキソウ(礼文薄雪草) 2007年3月26 ...
チシマウスユキソウ(千島薄雪草)の育て方
チシマウスユキソウ(千島薄雪草)はハヤチネウスユキソウとともに30年以上育てていますが、チシマウスユキソウ(千島薄雪草)はロックガーデンでも育つくらい丈夫です。 自生している花は見たことがありませんが、栽培歴の長い花なので、基本種かどうかは分からないようです。 自生地で写した写真をほとんど見ることが出来ないために園芸品種のような存在になっているのかもしれません。 上のチシマウスユキソウ(千島薄雪草)は、自宅で2003年4月21日に撮影したものです。 チシマウスユキソウ(千島薄雪草)の特徴と育て方 和名 チ ...
ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)の育て方|ミネウスユキソウ、ハッポウウスユキソウ、ウスユキソウの特徴
わが家は30年以上育てていますが、現在は手に入れることが難しくなっているようです。 早池峰山でも自生の早池峰ウスユキソウを見ましたが、とても気高く美しく感動しました。、かなり前になりますが、監視員がとても厳しく警備にあたっていました。 その頃は私は育てていたのですが、我が家の花はどんな経路をたどってきたのだろうと思うことがあります。 その他、ウスユキソウの仲間のウスユキソウ(薄雪草)、ウスユキソウの品種のミネウスユキソウ(峰薄雪草)とハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)を載せています。 上のハヤチネウスユキ ...
ハラン(葉蘭)の育て方
中国原産と思われてきたハラン(葉蘭)は、九州南部の宇治群島、黒島、諏訪之瀬島が本来の野生地であると分かったとか、日陰にとても良く映えるハラン(葉蘭)はむかしから大好きな植物です。 ハラン(葉蘭)には殺菌作用があるために折詰などに添えられたことから庭に植えられているのをよく見かけました。現在は代わりに緑色のプラスチックシートが使われることが多くなったのは彩と仕切りにも便利だったことも使われ続けた理由なのかも知れません。 また、伝統園芸植物としても好まれた斑入りハラン(斑入り葉蘭)も窒素分が多かったりすると斑 ...
ハンショウヅル(半鐘蔓)の育て方|ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)
ハンショウヅル(半鐘蔓)は、センニンソウ属で、クレマチスの仲間です。日本に自生している仲間も多いようで、クレマチスの園芸品種の主な原種であるカザグルマなども代表的なものです。 栽培品のハンショウヅル(半鐘蔓)は、挿し木をしたものをいただいて30年くらいになり、梅の木に絡ませて育てたところかなり太くなり沢山の半鐘のような花が下がるようになりました。 蔵王芝草平にいった時、偶然にハンショウヅルの葉によく似た葉のミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)に出会い感動しました。 花弁状の萼弁が大きく開いていたことから、花 ...
ハマボッス(浜払子)の育て方
日本全土に生えているということだが、海に近くない私は常に海を見るということがないために、種をいただいて播いた花が開花して始めて見た花でした。 厚くて光沢があるいかにも海辺に自生していると思われる葉を育てていて、花が咲いた時、1個の花を見るとトラノオの花に似ていることから同じ仲間だと感じました。 ネットで浜辺の岩に咲く群生の花を見て、ロックガーデンに植えていたら零れ種で生えていたかもしれないと今になって思っています。 2年草だったことから、種の採取を忘れて絶やしてしまったことを悔やんでいます。 しかし、草取 ...
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)の育て方
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)は、北海道、本州(中部地方以北)、四国(石鎚山)、南千島に分布しているようで、私が登った山ではかなり出会ったことのある花です。 花色も様々ですが、シャクナゲが好きな私は大木になって咲いている花にいつも見とれていました。私は種をいただいて、小さな苗が育っていたので、花が咲くのを待ち焦がれていたからです。 下の写真は種から20年以上たってから咲いたものです。 シャクナゲの寿命は短いようで、白山シャクナゲは花が咲いてから、関東地方の猛暑で10年も過ぎずに枯れてしまいました。 上の ...
ラナンキュラス・ゴールドコインの育て方
ラナンキュラス・ゴールドコインは、ヨーロッパ原産のレペンス種を改良した園芸品種です。日光を好む植物で、日当たりの良いところでしたら、ランナーを伸ばし、そこに根を下ろしながら殖えていく繁殖力の旺盛な植物です。 金色に輝く、八重の花はとても美しく春の日差しに輝きます。しかしその丈夫過ぎる性質から、野生化していると言いますが、私は野生化しているところを見たことはありません。 広い庭で、きれいな花を手入れなしで見たい方にはとってもお勧めです。 上のラナンキュラス・ゴールドコインは、自宅で2003年5月15日に撮影 ...
ギンバガゲロウソウ(Cotula hispida)の育て方
ギンバガゲロウソウの名前で流通している(Cotula hispida)はコツラ・ヒスピダは、艶のある灰白色のクッション状の株がとても魅力的です。 その株の間から、花径を出して咲く球状の黄色の花がもまた魅力的です。 花時はもっと良いが、花がなくても楽しめるコツラ・ヒスピダはロックガーデン植えや鉢植えにとても素敵です。 上のギンバガゲロウソウ(コツラ・ヒスピダ)は、自宅で2004年5月18日に撮影したものです。 ギンバガゲロウソウ(コツラ・ヒスピダ)の特徴と育て方 和名 コツラ・ヒスピダ 別名 ギンバガゲロウ ...
タマザキヒメハナシノブ(ギリア・カピタータ)の育て方
タマザキヒメハナシノブ(ギリア・カピタータ)は秋まき1年草のようでしたが、我が家にやって来た数種類の原種と同じように育てたことから、とても可憐なの野の花のような素敵な花が咲きました。 大きく育ったら切り花に最高の花になると思いました。1年草とも知らずに育てて素敵な花を見ることが出来ました。 上のタマザキヒメハナシノブ(ギリア・カピタータ)は、自宅で2009年5月10日に撮影した2008年1月播種ものです。 タマザキヒメハナシノブ(ギリア・カピタータ)の特徴と育て方 和名 タマザキヒメハナシノブ 別名 ギリ ...
エリゲロン・カルビンスキアヌス(源平小菊) の育て方|仲間のヒメジョオンとハルジオン
エリゲロンは北アメリカ原産で、日本ではアズマギクも同じ仲間になるようです。ハルジオンやヒメジョオンも同じ仲間だということですが、エリゲロン・カルビンスキアヌス (源平小菊)は四季咲きで、小さな花がかわいい品種です。 日当たりがよく、広い庭がある方にとってはとても素敵な植物で、切り花にも良いでしょうし、寄せ植えでは植え方を考えると合わせる花を選ばずに利用できそうです。 源平小菊と言われるように咲き始めが白く、だんだんピンクに変わっていく紅白の花がとても可憐です。 上のエリゲロン・カルビンスキアヌス (源平小 ...
ガンコウラン(岩高蘭)の育て方
北海道、本州(中部地方以北)に分布するガンコウランは山に登ればかなり目にしますが、山でも花は見たことがありませんでした。 そんなことから、実がついた時期のものを写すことが多くなってしまいました。 下の株は斑入りの株をいただいたもので、関東地方の住宅地で育てていましたが大株になる前に枯れてしまいました。 宮城県に住んでいた時はかなり大株になるまで成長しましたが、引っ越しの時に移して枯れてしまいました。それほど気を遣わないでも宮城県では育ったので、環境によっては育てることが出来る植物だと思います。 上のガンコ ...
ガクウラジロヨウラク(萼裏白瓔珞)とウラジロヨウラク(裏白瓔珞)の比較と育て方
ウラジロヨウラク、ガクウラジロヨウラクは、白山付近以東、富士山以北、中部地方、関東地方北部、東北地方、北海道の各山地に分布しているようで自生地は同じようです。 月山、田代山、坪庭で写したウラジロヨウラク、田代山、裏磐梯五色沼付近で写したガクウラジロヨウラクの写真を載せていますが、それぞれに色が違っているのを興味深く思いました。 ウラジロヨウラクもガクウラジロヨウラクの花も大きさや形、色など千差万別で美しいことからかなり人気があるようです。 関東地方ではキヌガワヨウラクが有名ですが、鬼怒川に産するということ ...
エゾエンゴサク(蝦夷延故索)の育て方
エンゴサクの仲間にも栽培が易しいものと難しいものがありますが、エゾエンゴサクは何度か挑戦しましたが殖やすことまではできませんでした。 同じ仲間のジロボウエンゴサクは自生地があっているために殖えて仕方がないくらいでしたが、休眠期が長くゆったりと夏に移行するような冷涼な自生地の植物は春が短く成長する間もない関東地方では難しいのかもしれません。 種からも育てましたが、花が咲くまでにも行きませんでした。 上のエゾエンゴサク(蝦夷延故索)は、自宅で2003年4月14日に撮影したものです。 エゾエンゴサク(蝦夷延故索 ...