ベニバナエゾノチチコグサの育て方|ヒメエゾチチコグサ
ベニバナエゾのチチコグサは、山野草愛好家や園芸愛好家などに好まれて栽培されているエゾノチチコグサにと同属の植物です。 エゾノチチコグサは白花ですが、名前のようにベニバナエゾのチチコグサは花径の先に見え始めたころに紅色がとても愛らしい花です。 その上、育てやすく、増殖も旺盛なのでロックがーでには欠かせない花になっています。 上のベニバナエゾノチチコグサは、自宅で2007年4月26日に撮影したものです。 ベニバナエゾノチチコグサの特徴と育て方 ベニバナエゾノチチコグサ 2004年4月15日 撮影 栽培品 ベ ...
バイカカラマツ、シロバナバイカカラマツの育て方
北アメリカ東北部原産の1属1種の植物です。40年近く前にピンクの名前のような梅の花に似た小さな株が売っていましたが、あまりに小さな苗で、その割には高価だったので育てることが出来るかどうか心配で、購入できないでいましたが、数年後に購入して30年以上も育てています。 一重咲きだったために種も良くできてかなり殖えました。現在は零れ種が庭に芽生えるまでになっています。 八重咲は種ができないので、株分け以外で殖やすことになります。 上のバイカカラマツは、自宅で2004年4月7日に撮影したものです。 バイカカラマツ、 ...
バイカイカリソウ(梅花碇草)の育て方|交雑種の桃色バイカイカリソウ
バイカイカリソウは、本州(近畿以西)、四国、九州に自生しているようなので、自生地は見たことがありません。 イカリソウの仲間ですが、花の形が梅の花に似ていて、イカリソウとはかなり違った小さな白い花を咲かせます。 葉はイカリソウの葉を小型にしたような葉で、葉を見れはイカリソウであることが納得できるような植物ですが、イカリソウよりかなり小型です。 上のバイカイカリソウ(梅花碇草)は、自宅で2009年5月3日に撮影したものです。 バイカイカリソウ(梅花碇草)の特徴と育て方 バイカイカリソウ(梅花碇草) 2007年 ...
チダケサシ(乳茸刺)の育て方|アカショウマの変種のハナチダケサシの特徴
チダケサシ属の中でチダケサシは、栽培していることもあって葉の形や株の形などからどこで出会っても分かりますが、他の仲間は見分けるのが難しいです。 この仲間の中で一番最初に出会ったのはチダケサシで、赤城山でした。草丈はそれほど大きくなく、ピンクの花がとてもきれいで感動しました。 その後、アカショウマ、アカショウマの変種のトリアシショウマ、同じくアカショウマの変種のハナチダケサシなどに出会いましたが、ハナチダケサシはトリアシショウマのように広がらずにほっそりと咲きます。 上のチダケサシ(乳茸刺)は、自宅で201 ...
アワモリショウマ(泡盛昭升麻)の育て方|仲間のアカショウマとトリアシショウマの特徴
アワモリショウマは栽培品、アカショウマは赤城山で出会い、トリアシショウマは志津温泉の山道で出会って写しました。 トリアシショウマはアカショウマの変種なのでとても似ています。ハナチダケサシもアカショウマの変種なのでよく似ています。 これらの植物はとてもよく似ていて見分けるのがとても難しいです。アカショウマについては、「名前はサラシナショウマに花序の形が似ていて、根茎が赤味を帯びていることによります。」と書いてありますので、根茎を見れば想像がつくのでしょうが、根を掘るわけにはいかないからです。 上のアワモリシ ...
ロードヒポキシス(アッツ桜)の育て方
南アフリカ原産の植物なので、寒さも高温多湿も嫌いますので、冬は暖かく、夏は涼しく管理しなければなりませんが、10℃以下の気温に当てないと花芽がつかないので寒いからと言って家の中での管理は良くありません。 適度な低温に当てた後の2~3月に植え替えます。小球根植物ですが乾燥には弱いので、掘りあげないで管理することが肝心です。 上記のようにきちんと管理すればよいのですが、我が家は丈夫なアッツザクラを庭に植えっぱなしで育っていましたので、大花や八重咲は管理ができずに枯らしてしまいました。 斑入りのピンクの花は、か ...
アサリナ・プロクンベンス(Asarina procumbens)の育て方
ヨーロッパのピレネー山脈原産のアサリナ・プロクンベンス(Asarina procumbens)は、綿毛のような葉と優しいクリーム色の花がマッチしていて、次々と花を咲かせるのでロックガーデン、寄せ植えなどに使いやすい花です。 単独で植えるよりは濃い色の花との混植が良いかもしれません。 わが家は10数年たちますが、地植えで霜の当たらない場所で生き延びているので、そのような場所だと長く楽しめそうです。 上のアサリナ・プロクンベンス(Asarina procumbens)は自宅で2005年5月12日に撮影したもの ...
アリアケスミレ(有明菫)の育て方
アリアケスミレ(有明菫)は花の色が変化に富むことから、有明の空の色になぞらえて付けられたというがその名前に恥じないとても素敵なスミレです。 アリアケスミレは紫の筋がとてもきれいですが、ほとんど目立たないものもあるようで、そのような個体を見た時はとても困るのではないかと思いましたが、私がまいた種からの花はきれいな紫の筋が入っていました。 身近に見ることのできるスミレの仲間はたくさんあるので、それらの花を見分けることが出来るようになりたいと思いながら写真を写しています。 上のアリアケスミレ(有明菫)は、200 ...
ミヤマオダマキ(深山苧環)とオダマキ(苧環)の比較と育て方
ミヤマオダマキは、白山以東の北アルプス北部、南アルプス中北部、八ヶ岳、関東地方北部、東北地方、北海道の各山地の主に高山帯に自生するオダマキです。 オダマキは本州、中部地方以北から北海道に分布する「ミヤマオダマキ」から改良された園芸品種でミヤマオダマキに比べて大型です。 ミヤマオダマキは千島姫ミヤマオダマキと名前の書いてあった種をいただいて育てたものです。 上のミヤマオダマキ(深山苧環)は、自宅で2018年4月18日に撮影したものです。 ミヤマオダマキ(深山苧環)の特徴と育て方 ミヤマオダマキ(深山苧環) ...
ダイセンオダマキの育て方
ダイセンオダマキは、オダマキ(わが国の本州、中部地方以北から北海道に分布する「ミヤマオダマキ」から改良された園芸品種)とヤマオダマキの自然交雑種ということです。 わが家は種から育てましたが、ネットで他の方の写真と比べても間違いがないようです。ヤマオダマキのようには大きくならずにほっそりとした花形で、草丈が低いので鉢栽培に向いています。 オオヤマオダマキも育てていますが丈が高くなるので、庭で自然に更新して咲いていますが、オダマキは株の寿命が短いのと交雑種ができやすいために別に管理して育てています。 上のダイ ...
オオヤマオダマキ(大山苧環)、ヤマオダマキ、キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)の育て方
ヤマオダマキの距が巻き込んだものがオオヤマオダマキ(大山苧環)と言われているようですが、我が家で栽培している種は北海道の方からいただきました。 オオヤマオダマキは東北から北海道に多いようなので、その時期に北の方に出かけたことのない私は自生の花は見たことがありません。 赤城山はヤマオダマキとキバナノヤマオダマキが同じ場所で自生しているのを写していますが、中部地方の山ではキバナノヤマオダマキが多く、ヤマオダマキは写していません。 どちらも日本各地に分布するようですが、北はヤマオダマキが多く、中部地方ではキバナ ...
西洋オダマキ(Aquilegiaの園芸品種 )の育て方|クロバナオダマキ、アクイレギア・クレマチフローラ
西洋オダマキ(Aquilegia cv. ‘Blue Barlow’) 西洋オダマキとは、ヨーロッパ原産のアクイレギア・ブルガリス(Aquilegia valgaris)と北米産の大輪の花を咲かせる数種との交配種をさすようですが、オダマキは交配しやすいので、いろいろな品種を植えていると、植えたことのない花も咲くようになります。 わが家もフウリンオダマキの種を播いて、最初の頃は距のない花が咲いていたのですが、いつの間にかすべての株で距が出てしまいました。 その他はそれほど交配していないようですが、ヤマオダマ ...
アクイレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)の育て方
北米高山系でもっとも優美なオダマキと言われているというアキレギア・スコプロラム(Aquilegia scopulorum)は、草丈が10㎝ということですから、種から育てたアクイレギア・スコプロラムはどこかで交配しているかと思われます。 上の白い花は花形がとても似ていますが、丈が20㎝くらいあります。下の澄んだ青花の花は花形は似ていますが少し横向きに咲いています。 海外のホームページで見る、アキレギア・スコプロラムの花は、北米高山系でもっとも優美なオダマキと言われていることに納得できるような素晴らしい花です ...
アクイレギア・サキシモンタナ(Aquilegia saximontana)の育て方
アクイレギア・サキシモンタナ(Aquilegia saximontana)は、ロッキー山脈の高山や亜高山帯の岩の斜面に生えているのが発見されたということなので高山帯のアクレギアのようです。 日本でもオダマキが自生しているのは亜高山帯付近からになりますので、高山植物と呼ぶにふさわしいようですが、他の高山植物に比べて育てやすいように思います。 ただ、株の寿命が3~5年と短いことから、種での更新は欠かせません。しかし近くに他のオダマキを置いていると交配してしまい、それまでになかった花が咲くのは嬉しいのですが、そ ...
カナダオダマキ 'コルベット'(Aquilegia canadensis'Corbett')の育て方
カナダオダマキの選別種に当たる「カナダオダマキ'コルベット' 」は、黄色の花がとても素敵なオダマキです。 カナダオダマキ 'コルベット'(Aquilegia canadensis'Corbett') はモンクトンのリチャード·サイモン博士によって発見されたため、コルベットの近くの小さな町から名付けられたようで、カナダオダマキらしい距が長く伸びた細身の黄色の花が目を引きます。 小形で可憐な「カナダオダマキ‘リトルランタン’ 」とともに「カナダオダマキ 'コルベット'」は大切に育てています。 上のカナダオダマ ...
アクイレギア・アウレア(Aquilegia aurea)の育て方
アクイレギア・アウレア(Aquilegia aurea)は、種から育てた苗をいただきました。バルカン地域の特産種で保護されているようですが、名前のように黄色の花を咲かせるようです。 日本にはなぜか白い花が出回っているようで、私は黄色の花を見たことがありませんでした。特徴のところに黄色の花が載っているページがありますので参照にしてください。 上のアクイレギア・アウレア(Aquilegia aurea)は、自宅で2006年5月7日に撮影したものです。 アクイレギア・アウレア(Aquilegia aurea)の ...
ヒメヒオウギ(アノマテカ)の育て方
アノマテカ(ヒメヒオウギ)はとても可憐な花でいろいろな品種があります。フリージャーの仲間なので同じように栽培すればよいのですが、関東地方の我が家はかなり寒くなりますが、屋根下で育っています。 種はよく実り、秋に播くと翌春には開花します。栽培品は2種とも種を播きましたが、種からも球根からも殖やすことが出来る可憐な花なので、私は4年近く前から育てていますが、今でも流通しています。 上のヒメヒオウギ(Freesia laxa)は、自宅で2006年6月2日に撮影したものです。 ヒメヒオウギ(Freesia lax ...