スポンサーリンク

kako

    チングルマ

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/16

    チングルマ(稚児車)の育て方|秋田駒、鳥海山の群生の花

    チングルマは高山の湿原に自生する落葉矮性低木になり、高山植物の中でも難しい方になるのではないかと思いますが、管理の仕方によっては殖やすことは難しいものの花を見ることはできる植物です。 わが家は車庫の二階を高山植物置き場にしていて、ポリカーボネートの波板の屋根をかけ、棚には人工芝を敷いています。 真夏は寒冷紗をかけ、夕方には鉢のまわりにもたっぷり水を撒き、夜間温度を少しでも下がるようにしています。これでも猛暑の夏には枯れるものが出てくるのでそれは我が家で育てることのできる限界を超えていると諦めることにしてい ...

    タツタソウ

    早春の花・山野草の育て方

    2022/6/4

    タツタソウ(竜田草)の育て方

    タツタソウ(竜田草)は魅力的な花で、種ができやすく、採り播きでしたらかなりの確率で発芽するので、長いこと栽培を続けることができます。 30年以上も前に購入した最初の株は大株になって弱ってきて枯れてしまいましたが、零れ種からも苗ができていましたし、種も播いていましたので現在もたくさんの株があり庭にも植えてあります。 秋から春は日が当たり夏は半日陰の涼しい場所にがよいようです。そして時々種を播いて保険にかけていると絶やすことなく長く栽培できます。 タッタソウの仲間には我が家でも栽培しているアメリカタッタソウが ...

    タンチョウソウ

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/16

    タンチョウソウ(イワヤツデ)の育て方

    タンチョウソウ(丹頂草)はとても丈夫な植物なので、小さな鉢に植えて小盆栽のように育てたり、石付けにしたりと利用範囲の多い植物です。 下の写真は庭石にケトで苗をつけたものですが、小さく育ってつやのある八つ手の形の葉が春の庭に風情を出してくれています。 小さな鉢に植えて小型に育てたものも、山野草展などで見ることもありますが、園芸品種として小型のものも出回っているようです。 上のタンチョウソウ(丹頂草)は、自宅で2006年4月14日に撮影したものです。 タンチョウソウ(丹頂草)の特徴と育て方 タンチョウソウ(丹 ...

    シュンラン

    早春の花・山野草の育て方

    2023/1/7

    シュンラン(春蘭)の育て方

    わが家は普通の春蘭を長年育てていますが、培養で様々な春蘭を作出して素晴らしい色の花が愛好家の間で栽培されています。 東洋ランの中でも春蘭は日本でよく見かける花で、特に和風の庭に合うために植えられていたのを、子供のころから見ていました。 しかし、それほど殖えるものではないようで、大株になったものはあまり見たことがありません。鉢植えは3年に一度は植え替えるようですが、庭植で植え替えなしで育てています。 上のシュンラン(春蘭)は、自宅で2006年4月14日に撮影したものです。 シュンラン(春蘭)の特徴と育て方 ...

    ショウジョウバカマ

    早春の花・山野草の育て方

    2019/4/4

    ショウジョウバカマ(猩々袴)の育て方

    ショウジョウバカマ(猩々袴)の自生地はは、山地の谷沿いや林野の湿ったところなので、乾燥させないように育てなければなりません。しかし、自生地で写した写真のようにいずれも冷涼な場所に自生していることから、水はけのよい用土で根が熱くならないように暑さを避けて管理することが大切です。 明るい半日陰で、涼しいところがよく、日陰でも育ちますが花付きが悪くなるので気をつけなければなりません。 以上のことを気をつければさほど難しくなく、葉が用土の先端に触れているとそこから小苗ができて殖えるので殖やすことが楽にできる素敵な ...

    スノードロップ

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/21

    スノードロップの育て方|スノーフレーク属のアキザキスノーフレーク

    スノードロップは雪の中でも咲くほど寒さには強いのですが、暑さには弱いようです。 名前にふさわしい可愛い花が寒さの中で咲く姿はとても愛らしいので、庭がない方は鉢で、庭がある方は庭で群生にすると見事ですね。 園芸品種の庭にも、山野草の庭にもマッチする花なので、夏の暑さ対策をするだけで、初心者に最適な球根です。 上のスノードロップは、自宅で2006年2月2日に撮影したものです。 ヒガンバナ科・スノーフレーク属のアキザキスノーフレークの特徴と簡単な育て方を下に載せています。 スノードロップの特徴と育て方 スノード ...

    スミレ

    早春の花・山野草の育て方

    2018/12/22

    庭に生えたスミレ(菫)という名のスミレ(菫)とシロバナツクシコスミレ(白花筑紫小菫)

    私たちは普通スミレという名前をスミレ属の総称として使っています。私は○○スミレということはあっても、スミレ属の中に「スミレ」という花が存在することは図鑑を見て初めて知りました。 スミレと言われる花は、とても身近なものであることを知ったのは、植えたこともない花が鉢の中に咲いていたり、庭石の上に咲いていたためです。 そのようなことが分かると、どこにでも見られるスミレが懐かしくとてもで可憐に思えてきます。 スミレはミヤマスミレ類に属していて、様々な品種があります。無茎種で小型なものが多いのもミヤマスミレ類の特徴 ...

    エイザンスミレ

    春の花・山野草の育て方

    2022/6/30

    エイザンスミレ(叡山菫)の育て方|シロバナエゾスミレ

    エイザンスミレ(叡山菫)は播種苗をいただいたものですが、春に花芽が出てきて花が咲くのを見て優しい色合いに感動しました。スミレが好きでスミレを栽培している人、スミレばかりを撮影している人の気持ちが分かるような気がします。 わたしも、子供のころからスミレの花が大好きでしたが、あまり育てたいとは思いませんでした。スミレは野にある花というのが気持ちの上で大きかったようです。 そのような私が、偶然いただいて育てたスミレがありますが、庭に残っているもの、消えてしまったものなど様々です。 エイザンスミレは日本の複葉性ス ...

    シロウマナズナ(白馬薺)

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/15

    シロウマナズナ(白馬薺)の育て方

    シロウマナズナの仲間は、ウスキナズナ、ハクホウナズナなどの種を播きました。よく似ていて見分けがつきにくいが、ウスキナズナ、ハクホウナズナは毛が密生し、灰白色に見えるのに対し、シロウマナズナの茎は無毛なのが特徴です。 これらはかなり丈夫で、数年間花が咲いていましたが、植え替えを後回しにしたために猛暑の年に枯れてしまいました。 丈夫そうに見えても高山植物ですので、こころして育てなかったことを悔いています。 上のシロウマナズナ(白馬薺)は、自宅で2005年3月22日に撮影した2004年2月播種の花です。 シロウ ...

    シナノコザクラ

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/24

    シナノコザクラ(信濃小桜)の育て方

    山地や亜高山帯の石灰岩地に生える多年草で、桜の花の形の優しい花が咲きます。イワザクラは1株いただいたものを殖やして育てていますが、シナノコザクラは種を播いたので花形も色も違った花も咲きましたので、多様性があるようです 母種のイワザクラと同じ場所で、同じような鉢、同じ用土で一緒に育てていましたが、イワザクラが10年以上過ぎた現在も元気で殖え続けているのに、たくさん芽生えたシナノコザクラは数年で枯れてしまいました。 シナノコザクラは南アルプスなどの山岳地から亜高山帯に自生するようですので、自生地の違いから、イ ...

    セツブンソウ

    早春の花・山野草の育て方

    2018/11/28

    セツブンソウ(節分草)の育て方

    セツブンソウ(節分草)に初めて出会った時に魅了されて種を採るために鉢植えを購入しました。花が咲くようになった種からの苗を庭に植えて10年過ぎた現在、庭にセツブンソウの群生ができて早春の楽しみになっています。 花が咲いて種を零して、休眠しますので他の花との混植もできますので、庭一面にセツブンソウが咲く日が来るのを目的に育てています。 上のセツブンソウ(節分草)は、自宅で2018年2月15日に撮影したものです。 セツブンソウ(節分草)の特徴と育て方 セツブンソウ(節分草) 2012年2月22日 撮影 栽培品( ...

    センボンヤリ

    早春の花・山野草の育て方

    2022/6/30

    センボンヤリ(千本槍)の育て方

    センボンヤリ(千本槍)は花の少ない我が家のロックがーでを飾ってくれています。たくさんの閉鎖花からできた種が飛んで芽生えるのですが、タンポポのようにゴボウ根で取りにくいということもなく、早春の姿はとても小さく、秋になって閉鎖花は伸びますが、葉は思ったほど大きくならないのは四国産だからでしょうか。 図鑑を見ると、秋の葉は長さ10~16cm、幅3~4cmと書いてありますが、庭のセンボンヤリはその半分もありません。 上のセンボンヤリ(千本槍)は、自宅で2012年4月13日に撮影したものです。 センボンヤリ(千本槍 ...

    サキシフラガ・イルビンギー ’ジェンキンシア’

    早春の花・山野草の育て方

    2022/7/7

    サキシフラガ・イルビンギー ’ジェンキンシア’(Saxifraga x irvingii 'Jenkinsiae')の育て方

    サキシフラガ・イルビンギー ’ジェンキンシア’(Saxifraga irvingii 'Jenkinsiae')は山野草店で購入した株で、名前は、「サキシフラガ ジェンキシア」とついていたのですが、海外のホームページから少しの情報を得た以上の詳しいことが分からなかったのですが、「アルムのフォトギャラリーより」、日本でも30年以上前に導入された株が増殖されているということが分かりました。 私が購入した店は海外の植物などを種から生産しているところから購入して来て販売しているということでしたので納得がいきました ...

    サクラソウ(八ヶ岳)

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/15

    サクラソウ(八ヶ岳)とサクラソウ(日本桜草)の育て方

    サクラソウ(八ヶ岳)は八ヶ岳に自生する高山性のサクラソウですが、私は自生地は見たことがありませんが、種をいただいて育てています。 低地の物に比べて葉が詰まってしっかりとした立ち姿です。 低地性のサクラソウは広く自生しているようですが、様々な園芸品種があり、花色も花の大きさも形も変化があり、好みのものを育てると楽しいのではないかと思います。 古くから栽培している品種はいただいたものですが、後に買い足したものは花の小さな可憐なものになっています。 上のサクラソウ(南京小桜)は、自宅で2017年4月23日に撮影 ...

    早春の花・山野草の育て方

    2022/3/19

    クリスマスローズ(レンテンローズ)の育て方

    イギリスではオリエンタリスのことをレンテンローズと呼びます。これはレント(四旬節)の頃に咲くので名付けられ、クリスマスの頃に咲くヘレボルス・ニゲルとは区別されているようです。 わが家もヘレボルス・ニゲル系の花も育てていることから、ページを分けることにしました。 オリエンタリスとの交配された園芸品種のオリエンタル・ハイブリッド(Helleborus × hybridus )が栽培されていることが多いのでそれらもここで扱います。 上のレンテンローズ(Helleborus orientalis)は、自宅で202 ...

    ユキワリコザクラ

    早春の花・山野草の育て方

    2019/1/21

    ユキワリコザクラ、シロバナユキワリコザクラの育て方|ユキワリソウ

    ユキワリコザクラ(雪割小桜)は北海道、本州(東北地方)に自生するコザクラで、ユキワリソウの変種ということです。ユキワリソウはユキワリコザクラの種を播く前に八方尾根で見たことがあり、下に写真があります。 ユキワリコザクラは2004年1月に種を播きましたが、2005年にはたくさんの苗から花が咲きましたが、白花種も入っていました。 同じ種袋から芽生えたものが、シロバナもたくさん芽生えたので、栽培品の種だったのではないかと思いました。その後シロバナネムロコザクラという種を頂いて播いたものは白花だけでした。 八方尾 ...

    レブンコザクラ

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/21

    レブンコザクラ(礼文小桜)、シロバナレブンコザクラ(白花礼文小桜)の育て方

    レブンコザクラ(礼文小桜)は北海道(礼文島、北見、知床)に自生するコザクラです。レブンコザクラという種を播きましたが、シロバナレブンコザクラも入っていてたくさん芽生えました。 2003年3月に種を播き、2004年3月に初花が咲きましたので、プリムラ類の開花は早いようです。 同じ種袋から芽生えたものが、シロバナもたくさん芽生えたので、栽培品の種を購入したのではないかと思いました。 上のレブンコザクラ(礼文小桜)は、自宅で2007年4月11日に撮影したものです。 レブンコザクラ(礼文小桜)の特徴と育て方 レブ ...

    プルサティラ・ブルガリス

    早春の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    プルサティラ・ブルガリス(白花)の育て方

    プルサティラ・ブルガリス(白花)は苗を購入したものなので、花をすぐに見ることができました。 私が育てた海外のプルサティラは、なかなか花が咲かなかったことから苗の購入をすることにしました。 西洋オキナグサとして、多く出回っている西洋オキナグサは園芸品種としてさまざまな色の花が作られているようですが、この花は交配種なのか原種なのかはわかりません。 上のプルサティラ・ブルガリス(白花)は、自宅で2011年4月9日に撮影したものです。 プルサティラ・ブルガリス(白花)の特徴と育て方 プルサティラ・ブルガリス(白花 ...