ユキミバナ(雪見花)の育て方
ユキミバナ(雪見花)は、本州(福井県、滋賀県)に自生する山地の林内の薄暗いところに群生するキツネノマゴ科 イセハナビ属の植物です。 ぽつぽつと咲く花は新雪まで見られる事からついた名前のようで、紫の小さな花がとても可憐な花です。 播種苗をいただいて始めて見た花ですが、自生地が我が家からかなり遠いので、自生の花は見たことがありませんが、このような可憐な花が庭に群生したらとても素敵だろうと花を眺めていました。 上のユキミバナ(雪見花)は自宅で2015年11月15日撮影したものです。 ユキミバナ(雪見花)の特徴と ...
長寿梅(クサボケの一種)白花長寿梅の育て方
盆栽で人気のボケは、品種別に独立して呼ばれることが多く、チョウジュバイもクサボケの一種として、定番ともいうほどポピュラーな盆栽です。長寿梅と言うのはクサボケの矮性品種です。 そのようなことから、長寿梅とは梅とは関係なく、ボケであり、その矮性種ということのようです。 上の長寿梅(クサボケの一種) 2021年3月21日撮影した花です。 長寿梅(クサボケの一種)の育て方 白花長寿梅(クサボケの一種) 2020年3月29日撮影 和名 長寿梅(クサボケの一種) 学名 Chaenomeles 科名・属名 バラ科 ボ ...
イソマツ(磯松)の育て方|イソマツ科のアルメリア・カエスピトーサの特徴
イソマツ(磯松)は、伊豆諸島、小笠原諸島、奄美群島、宮古諸島、八重山諸島、台湾に分布する、イソマツ科 イソマツ属の植物で、暖地の海岸地帯の岩の割れ目などに自生が見られるようです。 私はあまりなじみのない植物で知らなかったのですが、好きな方が種を送ってくださり、育てることが出来た貴重な植物です。ヨナグニイソマツという種をいただいたので、与那国産かもしれません。 暖地に自生する植物なので、冬は玄関の中に入れて栽培していますが、その程度の温度があれば枯れることはないようです。 イソマツという名前のように持ち越す ...
ウコンイソマツ(鬱金磯松)の育て方
ウコンイソマツ(鬱金磯松)は、沖縄諸島、与論島、台湾の海岸地帯の岩の割れ目などに自生が見られるごく小さな低木です。草丈は10から30㎝になり、茎は上部で分枝をし葉を束生させます。 イソマツという名前のように、持ち込むと盆栽のような風雅な姿になるようで、我が家の数年の苗もかなり見栄えがするようになってきました。 仲間に伊豆諸島、小笠原諸島、奄美群島、宮古諸島、八重山諸島、台湾に分布する赤紫の花のイソマツがあります。 上のウコンイソマツは2022年8月21日撮影したものです。 ウコンイソマツ(鬱金磯松)の特徴 ...
2015年秋の山野草の寄せ植え、草もの盆栽
長寿梅、ダイモンジソウ、イワダレヒトツバ 2015年10月23日 撮影 秋の山野草展示会が近づくと、花の咲き具合や紅葉などが例年のことながら気になります。 今年は、8月下旬から気温が下がったために紅葉も秋の花が咲くのも早くなっているようで、気にしていましたが、その後暖かな日が続き、終わったしまった紅葉もありましたが、梅雨に当てないようにしていたものはちょうど間に合ってくれて、まままあの状態で出品することができました。 2015年秋の山野草の寄せ植え、草もの盆栽の写真 ノコンギク、ダイモンジソウ、メギ、外 ...
9月の庭に咲いた山野草の花たち
カリガネソウ 2022年9月15日撮影 9月は残暑が厳しい年、雨や台風で晴れる日が少ない年など、天候お変動が大きい月でもあることから、花がきれいに咲かないこともあります。 山野草は雨ばかり降っていると、花の時期が早く、写真を写そう思いながら、気が付いたころには傷んでいたということが多いものです。 そんな気まぐれな月の花は、写さないうちに終わってしまうものもありますが、過ごしずつ追加して9月の庭らしいページが出来ればと思っています。 9月の庭に咲いた山野草の花たち シロバナヒガンバナ 2017年9月15日撮 ...
ミヤマウズラ(深山鶉)の育て方
ミヤマウズラ(深山鶉)は北海道(中部)、東北、本州、四国、九州に自生する、ラン科 シュスラン属の植物で、斑模様が美しいことから錦蘭と呼ばれて人気を集めた古典植物です。 私もかなり前にミヤマウズラを見たことがありますが、あまり見栄えのしない緑の葉だったので、この植物を見た時は同じものとはわかりませんでした。 斑紋にも個体差があるようで、マニアは様々な斑を集めたのだろうと思います。私は何気なく見ていた山野草のお店にあったものを購入して育てていますが、花も可憐なのでお聞き入りになっています。 上のミヤマウズラ( ...
ナンバンギセル(南蛮ん煙管)の育て方|ハマウツボ属の寄生植物のハマウツボ(浜靫)
ナンバンギセル(南蛮ん煙管)は他の植物に寄生して、そこから栄養を摂り成長する寄生植物で、ススキ、ミョウガ、サトウキビの根によく寄生します。 わが家はヤクシマススキに種を播いて育てましたが、紫の煙管にいた花がとても可憐で、子供のころに見た記憶がよみがえってきました。 下にワッカ原生花園で見たハマウツボ科 ハマウツボ属の寄生植物のハマウツボ(浜靫)の写真と特徴を載せています。 上のナンバンギセル(南蛮ん煙管)は2015年8月16日に撮影したものです。 ナンバンギセル(南蛮ん煙管)の特徴と育て方 花名 ナンバン ...
8月の庭の山野草の花たち
ハコネシモツケ 2017年8月5日 撮影 昨年も暑いと思っていたが、今年はそれにもまして暑い日が続き、また私が住んでいるところは雨がほとんど降らずに植物にとっても厳しい状態になりました。 7月の梅雨入りから雨ばかりで涼しいと思っていたのですが、梅雨明けとともに急な猛暑で人間ばかりでなく植物にもダメージの多い気候となってしまいました。 8月の庭の山野草の花たち 8月は例年花が少ない季節ですが、今年は庭に出るのは最低限の水やりくらいで草取りも鑑賞もままならない状態の中けなげに咲いているのは、レンゲショウマとキ ...
ミズトクサ(水木賊)の育て方
ミズトクサ(水木賊)は、本州(中部以北)~北海道、北半球の温帯北部に分布するトクサ科 トクサ属の浅い水中や湿地に生育する多年草です。 水中に生育していますので、水を切らさないようにすることが大切です。コケ玉にして水盤に飾っておくととても見映えがしますが、日光は必要です。 ビオトープに最適な植物です。 上のミズトクサは、自宅で2015年7月4日に撮影したものです。 ミズトクサ(水木賊)の特徴と育て方 花名 ミズトクサ 学名 Equisetum fluviatile 科名・属名 トクサ科 トクサ属 分布 本州 ...
ダクティリカプノス・スカンデンス(Dactylicapnos scandens)の育て方
ダクティリカプノス・スカンデンス(Dactylicapnos scandens)は、インド北西部からネパールやブータン、ミャンマー北部、中国中南部、ベトナム北部などのアジアに自生する、ケシ科 ダクティリカプノス属の植物です。 コマクサに似た花を咲かせることから、蔓性の植物のために以前はディセントラ(コマクサ)属に含まれていましたが、つるを持つ10種がダクティリカプノス属に再分類され、現在はダクティリカプノス属になっていて、植物のすべての部分は有毒で、植物触れると皮膚刺激やアレルギー反応を引き起こす可能性が ...
ツルモウリンカの育て方
ヒメイヨカズラという幼苗をいただき、最初の花が咲いた時には、ヒメイヨカズラだと疑いもしませんでした。しかし蔓性のようでどこまでも蔓をのばすので、支柱を立てなければなりませんでしたが、その支柱をぐるぐる巻きにして伸びていく様に、よく似ているというツルモウリンカではないかと思い始めました。 上のツルモウリンカは2015年6月18日に撮影したものです。 ツルモウリンカの特徴と育て方 ツルモウリンカ 2016年10月20日 撮影 栽培品 和名 ツルモウリンカ 学名 Tylophora tanakae 科名・属名 ...
テバコマンテマの育て方
テバコマンテマは、四国(徳島県、高知県、愛媛県)、朝鮮中南部の低山帯の林縁や林内に生える、ナデシコ科 マンテマ属の多年草です。 高さ20から60㎝になり、細く伸びた花茎の先に集散花序に直径1.2㎝くらいの純白で可憐な花を咲かせます。 日本での自生地は四国だけのようで、知名度も低いようですが、自生しているところも少ないのでしょうからいつまでも絶えないことを願っています。 上のテバコマンテマは2015年7月7日に撮影した前年に種から育てた花です。 テバコマンテマの特徴と育て方 テバコマンテマ 2015年7月1 ...
とちぎ花センター植物館内の花たちⅡ
とちぎ花センターは、花の生産振興とあわせて、花とのふれあいによるこころ豊かな人づくりをモットーに栃木県が建設し、平成4年10月にオープンしました。 花の生産に関する研修や、優良種苗の増殖を受け持つ生産施設、鑑賞大温室、花の特別展示、園芸相談の実施も行っている花の総合的な施設で、花き類の販売所などもあります。 今回は昨年のに次いで2回目の来館です。 2005.01.10 撮影 冬の温室植物館内の花たち サムネイル写真をクリックすると説明付きの画像が見られます。 エピデンドルム・ケントラデニア ヘリアンフォラ ...
とちぎ花センター植物館内の花たち
とちぎ花センターは、花の生産振興とあわせて、花とのふれあいによるこころ豊かな人づくりをモットーに栃木県が建設し、平成4年10月にオープンしました。 花の生産に関する研修や、優良種苗の増殖を受け持つ生産施設、鑑賞大温室、花の特別展示、園芸相談の実施も行っている花の総合的な施設で、花き類の販売所などもあります。 2004.01.09 撮影 とちぎ花センター植物館内の花たち サムネイル写真をクリックすると説明付きの画像が見られます。 フクシャ パフィオペディルム パフィオペディルム パフィオペディルム エラチオ ...
井頭公園 花ちょう遊館の熱帯植物と蝶、高山植物Ⅱ
井頭公園(栃木県)のなかにある花チョウ遊館は熱帯の生態と高山植物を体験できるような施設です。 小規模ながら、温度管理のもとに熱帯から高山まで地球上に生息する植物、鳥、爬虫類、蝶を4つのゾーンに分けて展示しています。 去年の12月に次いで2回目の来館だったが、何処も同じように1年を過ぎれば様変わりをしています。 来館者が少ないようで、蝶などは随分少なくなっていたように思いました。 高山植物館はヒマラヤの青いケシがメーンになっているようで同じ場所に咲いていたが、去年見られなかった花にも出会うことが出来、真冬の ...
井頭公園 花ちょう遊館の熱帯植物と蝶、高山植物
井頭公園(栃木県)のなかにある花チョウ遊館は熱帯の生態と高山植物を体験できるような施設です。 小規模ながら、温度管理のもとに熱帯から高山まで地球上に生息する植物、鳥、爬虫類、蝶を4つのゾーンに分けて展示しています。 天井の高いところにいる鳥はかすかに見られただけだが、蝶は、警戒心のまったくない蝶もいて、幸運にも1部を写真に収めることが出来ました。 12月というのに、温度管理の下に咲いた、ヒマラヤの青いケシに初めて出会うことが出来、神秘的な美しさに心を奪われた1日でした。 2003.12.08 撮影 花ち ...
日光植物園の晩春の野の花・山の花
東京大学大学院理学系研究科付属植物園日光分園という厳めしい名前をもつ植物園は、日光植物園の通称で親しまれており、本園(通称小石川植物園)では行えない高山植物の教育研究を主な目的として、昭和35年に開設され、今は、31717坪、2200種が植栽されていると言います。 駐車場にある満開のハンカチの木に迎えられ、春の花が咲き誇る園内をゆっくりと散策しました。 2005.05.31 撮影 日光植物園の晩春の山野草 サムネイル写真をクリックすると説明付きの画像が見られます。 ハンカチノキ ガクウツギ ウワバミソウ ...