ヨーロッパの高山からシベリアが原産地というヒメヤツシロソウが今年も咲いた
ヨーロッパの高山からシベリアに自生しているようですが、園芸品種も多く、多く栽培されているようですが、わが家のものが園芸品種なのか野生種なのかはわかりませんでした。
日本のヤツシロソウも同じ仲間ですが、絶滅危惧種になっているのは残念なことです。
イッスンキンカー屋久島原産の小さなキク科の植物
イッスンキンカは屋久島に自生しているキク科アキノキリンソウ属の高さ3~7cmにしかならないとっても小さな黄色の花ですが、屋久島と名のつく植物は矮性種が多いようです。
それは、屋久島独特の天候と関係があるのだろうと時々思っています。
Campanula cochlearifolia の選別種チャボキキョウ‘ババリア ホワイト’
チャボキキョウ(Campanula cochlearifolia) の選別種チャボキキョウ‘ババリア ホワイト’も一緒に種から育てていましたが、選別種のチャボキキョウ‘ババリア ホワイト’は育てやすく10年を過ぎた今でも元気に咲いています。
とっても可憐だったチャボキキョウ(Campanula cochlearifolia)は数年間花が咲いていましたが、育てにくく暑かった夏に枯れてしまいました。
チェッカーベリー(ゴールテリア・プロクムベンス)の花も実も楽しむ
ゴールテリア プロクムベンスはツツジ科 シラタマノキ属の北米東北部原産の草丈10センチくらいの常録矮生低木で、花も実もとても素敵な植物です。
夏は涼しく秋から春にかけて日当たりよく育てることで、花も実も葉も鑑賞できます。
種子からの クレマチス・ヴィオルナ(Clematis viorin) の初花が咲く
数十年育てていたハンショウヅルが枯れてしまい、がっかりしていたところに、種から育てていた北米産のクレマチス ヴィオルナの初花が咲き、葉は違っていますがハンショウヅルにそっくりな花が咲いたのでびっくりしました。
今年は細々と咲いたシャジクソウ
シャジクソウを見たのは10年近く前の池の平湿原です。
始めてみた花は印象深いもので、その後山野草店を巡っていた時に見つけて購入しました。
高山植物と同じように育てていますが、毎年花は咲いてくれますが、今年はすこし弱々しい花が咲きました。
ハクサンフウロは庭に自生に近い状態で咲いている
ハクサンフウロはフウロソウ科 フウロソウ属の植物で本州中部から東北地方にかけて分布し、高山の湿った草地に生えるので、出会う機会の多い高山植物です。
わが家のハクサンフウロは叔父から分けていただいたもので30数年育てていますが、庭で毀れ種で殖えてくれるまでになりました。
夏の庭にふさわしい1日花のタリヌム・カリキヌム(クサハナビ)
タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)は北米が原産のスベリヒユ科 タリヌム属の植物です。
太陽を好み、真夏のロックガーデンを彩ってくれる我が家になくてはならない花になっています。
種が良くできて種から増やすことができますが、株分けでも殖やせます。
毀れ種から芽生えたキタノコギリソウがロックガーデンを彩る
一番花の少ない6月下旬の庭を彩ってくれているキタノコギリソウはとても好きな花です。
北海道の海岸の自然植物園で出会ってとても素敵な花だと思っていましたが、ネットで知り合った方から種をいただき、現在は毀れ種で増えています。
南ヨーロッパに自生するニゲラ・ダマスケナとジャノメキンバイ(Potentilla nepalensis)
南ヨーロッパに自生するニゲラ・ダマスケナはブルーの花がとても素敵な特徴のある花を咲かせます。
冷蔵庫に保存しておいた種を昨年秋に播いて、久しぶりに花を観賞しました。
ジャノメキンバイと言う名前のラベルが付いた苗をいただいた花は詳しいことがわからないまま育てていますがネパールキジムシロの仲間ではないかと思っています。
プリムラと書いてあった種から咲いたカンパニュラ・サルトリー
カンパニュラ・サルトリーはとても不シグナ出会いをした花です。
種に書いてあったものと違った花が咲くことはよくあることですが、その時もかなり印象が強かったのですが、一度咲いて消えた花が、8年も過ぎてから花を見ることができたのです。
いままでどこに眠っていたのかと思うと不思議な縁を感じます。
白花イワタバコは紫のイワタバコに先駆けて咲く
白花のイワタバコは、野生種もあるようですが、わが家のものは葉も大きく花もたくさん咲く上に、花時が早いので園芸品種かもしれませんがはっきりは分かりません。
差し葉で簡単い殖やすことができ、空中湿度の多い日陰で管理すれば簡単に育てることができます。
播種から10年を過ぎたワタナベソウが今年も開花
愛媛県、高知県、九州の深山の林内に生える高さ40~60cmの多年草のワタナベソウは、渡辺協氏が見つけたもののようで、和名と種小名は発見者渡辺協氏への献名となっています。
中部地方以北に自生する、ヤワタソウとよくいていますが、ワタナベソウの葉は7~9個に中深裂し、ヤワタソウの葉は7~13に浅裂します。
中国原産のテンモクジオウ(天目地黄)が今年も開花
花名が分からないものをいただいて育てることがありますが、レーマニアもジオウ属であることは分かりセンリコマでないかと調べていくうちにセンリゴマ自体が謎の多い植物であることから同定できませんでした。
今後もジオウ属と言う事以外は分からないまま育てることになりそうです。
種から育てたカラフトマンテマがロックガーデンで開花
北海道の礼文島、日高山脈、大平山の高山帯の礫地に生えるというカラフトマンテマだが、可なり育てやすく、ロックガーデンで毎年花が咲いています。
マンテマ属の特長である萼が長く、花弁を閉じ気味に開花します。
淡いピンクの花もあると言う事ですが、わが家では純白の花が咲きます。
日本のハナシノブとヨーロッパに分布する、ポレモニウム・カエルレウム
九州に分布するハナシノブは絶滅危惧種になって、阿蘇でもあまり見かけなくなっているというのを聞くと寂しい気がします。
わが家のものは種をいただいて数年前から開花、その後も毀れ種から咲いているものですが、最初に植えたものは枯れていることから、株自体はあまり長くは持たないようですので、種や挿し木などから増やして行こうと思っています。
2種の斑入りオオハンゲの魅力
ハンゲとは日本原産のカラスビシャクの漢方名で、地下の球茎を鎮嘔、鎮咳薬とするようですが、カラスビシャクは一度生えると根絶させるのが大変な植物で、わが家の庭にも生えています。
オオハンゲはハンゲを大きくしたような形で、本州中部以西、四国、九州の樹林下に自生しています。
種から育てたアネモネ・クリニタとアネモネ・バージニアナ(ハルザキシュウメイギク)
アネモネ クリニタはマルタイ山脈、サヤン山脈、バイカル湖などの東シベリアから北モンゴル地方の草原地帯に分布する、キンポウゲ科 イチリンソウ属の多年草で、淡いクリームイエローのやさしい花で高山植物の育て方に倣えば育てやすい方です。
ハルザキシュウメイギクの名前で親しまれている、アネモネ バージニアナは好きなところに毀れ種から芽生えています。