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kako

    ヨウシュヤマゴボウ

    自然の中の花科名ーヤ行

    2021/1/21

    ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)

    ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は、ヤマゴボウ科・ヤマゴボウ属で、アメリカ原産ですが明治初期に渡来し、空き地や道端などに普通に見られる多年草帰化植物です。 食品の「やまごぼう」とも全く関係がなく、毒があるので、食べてはいけないようです。 上のヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)は、2006年10月13日に三毳山で撮影したものです。 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の特徴 和名 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) 別名 アメリカヤマゴボウ   学名 Phytolacca americana   科名・属名 ヤマゴ ...

    ヤブコウジ

    庭木や盆栽の花木・実物の育て方

    2018/11/14

    ヤブコウジ(藪柑子)の育て方

    ヤブコウジ(藪柑子)は、サクラソウ科・ヤブコウジ属で、日本各地の山地の林下に生え、また鑑賞用に植栽する常緑小低木です。 果実は径5~6㎜、秋に赤く熟して翌年春まで下垂し美しいことから、お正月の鉢物などに用いることがあります。わが家は草物盆栽にしていてお正月飾りに使います。 上のヤブコウジ(藪柑子)は、2018年10月30日に栽培品を撮影したものです。 ヤブコウジ(藪柑子)の特徴 ヤブコウジ(藪柑子) 2017年10月31日 撮影 和名 ヤブコウジ(藪柑子)   学名 Ardisia japonica   ...

    オニドコロ

    自然の中の花科名ーヤ行

    2021/1/10

    オニドコロ(鬼野老)

    オニドコロ(鬼野老)は、ヤマノイモ科・ヤマノイモ属で、日本各地の山野にごく普通に生えるつる性の多年草です。 ヤマノイモと同じようなハート形の葉を付け、つる性で、葉だけ見ても区別できませんが、、ヤマノイモの葉は対生しており、オニドコロは互生しているので、よく見れば区別が出来、花は全く異なります。 上のオニドコロ(鬼野老)雄株は、2004年8月22日に日光植物園で撮影したものです。 オニドコロ(鬼野老)の特徴 和名 オニドコロ(鬼野老) 別名 トコロ   学名 Dioscorea tokoro   科名・属名 ...

    コブシ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/14

    コブシ(辛夷)

    コブシ(辛夷)は、モクレン科・モクレン属で、日本各地の山地の林内に生え、公園や庭などに植栽する落葉高木です。 日本の固有種で、岐阜県、愛知県、三重県のごく限られた地域の低地・低湿地にシデコブシがあり、その園芸品種は比較的樹高が低く収まり、庭木として利用されています。 上のコブシ(辛夷)は、2006年4月19日に尚仁沢遊歩道で撮影したものです。 コブシ(辛夷)の特徴 和名 コブシ(辛夷) 別名 ヤマアララギ、コブシハジカミ   学名 Magnolia kobus   科名・属名 モクレン科 モクレン属   ...

    ミヤマイボタ

    自然の中の花科名―マ行

    2022/12/29

    ミヤマイボタ(深山水蝋)、オウバイ(黄梅)の特徴

    ミヤマイボタ(深山水蝋)は、モクセイ科・イボタノキ属で、北海道、本州、四国、九州、サハリンの山地に自生し、標高の高い所に生えたものは樹高が低く盆栽状の樹形になり、短枝がよく発達します。 仲間のイボタノキはよく似ていますが、葉先が尖っているものがミヤマイボタ、葉先が丸いのがイボタノキです。 オウバイ(黄梅)は、モクセイ科・ソケイ属で中国の観賞用に庭や鉢に栽植される落葉小低木です。茎はよく分枝し四角形でややつる状となって垂れ下がるので、その特性を利用して庭木や鉢植えで育てることが多く、剪定で自由な形に育てられ ...

    モウセンゴケ

    自然の中の花科名―マ行

    2018/3/9

    モウセンゴケ(毛氈苔)

    モウセンゴケ(毛氈苔)は、モウセンゴケ科・モウセンゴケ属で、北海道、本州、四国、九州の山地~亜高山にかけての日当たりの良い湿地に生える多年草です。 葉はロゼット状で根生し、長さ2~8㎝の柄があり、倒卵状円形で長さ5~10㎜、多数の紅紫色の長い腺毛が生え、その先から粘液を出して昆虫を捕らえる食虫植物ですが、白い小さな花はとても可憐です。 上のモウセンゴケ(毛氈苔)は、2006年8月4日に月山で撮影したものです。 モウセンゴケ(毛氈苔)の特徴と育て方 モウセンゴケ(毛氈苔) 2008年7月5日 撮影 栂池自然 ...

    サンカヨウ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/24

    サンカヨウ(山荷葉)

    サンカヨウ(山荷葉)は、メギ科・サンカヨウ属で、北海道、本州(中部地方以北)の山地~亜高山の林内に生える多年草です。 広腎円形で幅20~35cmと大きな葉と、茎頂に直径約2cmの水分を含むと透明になるという白色の6弁花が印象的な花で、辛い山登りの途中でで出会った時は疲れも忘れさせてくれる花です。 朝露を吸って花びらが透明になるということですが、残念ながら透明になった花には出会ったことがありません。 上のサンカヨウ(山荷葉)は、2005年7月14日に大雪山系黒岳で撮影したものです。 サンカヨウ(山荷葉)の特 ...

    ミツガシワ(三槲)

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/20

    ミツガシワ(三槲)

    ミツガシワ(三槲)は、ミツガシワ科・ミツガシワ属で、の北海道、本州、九州の山地の湿地、沼に生える多年草ですが、亜寒帯や高山に多いようです。 ミツガシワ科のイワイチョウ属のイワイチョウ(岩銀杏)も1種1属ですが、花の形、葉の形などから区別はしやすい花です。 また、ミツガシワ科のイワイチョウと同じように花には柱頭が長く雄しべの短い長花柱花と雄しべが短く柱頭の長い短花柱花があり、個体によってちがっています。こういったシステムを異型花柱性と呼び自家受粉を避けるためと考えられていますが、他の植物にもあるようです。 ...

    イワイチョウ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/21

    イワイチョウ(岩銀杏)

    イワイチョウ(岩銀杏)は、ミツガシワ科・イワイチョウ属で、北海道、本州(東北地方、中部地方の日本海側)、南千島の亜高山帯~高山帯の雪田跡や湿地に生える1種1属多年草です。 亜高山帯~高山帯では出会う機会の多い植物で、花には柱頭が長く雄しべの短い長花柱花と雄しべが短く柱頭の長い短花柱花があるようですが、私が写した個体は長花柱花が多かったのですが、短花柱花も写すことが出来ました。 こういったシステムを異型花柱性と呼び自家受粉を避けるためと考えられていますが、他の植物にもあるようです。 上のイワイチョウ(岩銀杏 ...

    クフェア・ミクロペタラ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/13

    クフェア・ミクロペタラ

    クフェア・ミクロペタラは、ミソハギ科・クフェア属でメキシコ原産の高さ1m程度でオレンジ色で先端部が黄色の筒状の花が秋に咲く多年草です。 寒さに弱いので、地植えにしても冬は掘りあげる必要がありますが、鉢植えで室内で冬の管理をすれば育てられます。 上のクフェア・ミクロペタラは2004年1月9日にとちぎ花センターで撮影したものです。 クフェア・ミクロペタラの特徴と育て方 和名 クフェア・ミクロペタラ   学名 Cuphea micropetala   科名・属名 ミソハギ科 クフェア属   分布 メキシコ原産 ...

    サンシュユ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/24

    サンシュユ(山茱萸)とヤマボウシ(山法師)

    サンシュユ(山茱萸)は、ミズキ科・ミズキ属で朝鮮半島、中国が原産ですが、享保年間(1722年頃)に日本に薬木として渡来したが、花が綺麗なので観賞用として植栽される落葉小高木。高さ4mくらいになります。 仲間のヤマボウシ(山法師)は、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の温帯の山野に普通に見られる落葉高木です。 上のサンシュユ(山茱萸)は2003年3月23日に三毳山東口で撮影したものです。 サンシュユ(山茱萸)の特徴 サンシュユ(山茱萸) 2005年4月5日 撮影 花之江の郷 和名 サンシュユ(山茱萸) 別名 ...

    ミズキ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/16

    ミズキ(水木)とタカネミズキ(高嶺水木)の比較

    ミズキ(水木)は、ミズキ科・ミズキ属で日本各地に広く分布する高さ10~20mの高木で、幹は直立して枝が車軸状に出て水平に広がるので、クルマミズキの別名があります。 仲間のタカネミズキ(高嶺水木)は、樹高が低くて幹の基部は曲がり、葉は広卵形ということですが、樹形以外での見分けは難しいようです。 上のミズキ(水木)は2005年6月18日に裏磐梯五色沼で撮影したものです。 ミズキ(水木)の特徴 ミズキ(水木) 2003年7月15日 撮影 田代山登り口 ミズキ(水木) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯 和名 ミズ ...

    ゴゼンタチバナ

    自然の中の花科名―マ行

    2023/4/23

    ゴゼンタチバナ(御前橘)の特徴

    ゴゼンタチバナ(御前橘)は、ミズキ科・ミズキ属で本州(中部地方以北)、四国(瓶ガ森、石鎚山)。東南アジア、北アメリカの、亜高山帯~高山帯の林床に生える多年草です。 花は4枚の白い総苞に囲まれミズキ属のハナミズキやヤマボウシに似ています。また秋にハナミズキに似た直径 5~6mm で赤い核果が見られます。 上のゴゼンタチバナ(御前橘)は2007年7月20日に白駒池付近で撮影したものです。 ゴゼンタチバナ(御前橘)の特徴 ゴゼンタチバナ(御前橘) 2003年7月5日 撮影 田代山 ゴゼンタチバナ(御前橘)果実  ...

    ミヤマシキミ

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/6

    ミヤマシキミ(深山樒)とアケボノミヤマシキミ(曙深山樒)の比較

    ミヤマシキミ(深山樒)は、ミカン科・ミヤマシキミ属で本州(関東地方以西)、四国、九州の、山地の林下に生える常緑低木で高さ60~120cm、枝は灰色です。 液果は径8~10㎜、秋から翌春にかけ紅色に熟し美しく、正月用のマンリョウの代用とするが有毒です。 品種のアケボノミヤマシキミ(曙深山樒)は、ミヤマシキミの赤花で、ガク片や花びらの裏側が赤く、表は白です。 上のミヤマシキミは2003年4月19日に高尾山で撮影したものです。 ミヤマシキミ(深山樒)の特徴 和名 ミヤマシキミ(深山樒)   学名 Skimmia ...

    レモン

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/13

    レモン、ライム、グレープフルーツの特徴

    レモンは、ミカン科・ミカン属でインド西北部から西アジアにかけての原産といわれる、高さ3~4mの常緑低木。枝に刺があります。果実は長さ6~10cm、市販のものは未熟のうちにとるため楕円形だが、完熟時にはほぼ球形ということです。 仲間のライムは、熱帯以外では生育が悪く、世界的に生産も少ないということです。 グレープフルーツは、ブンタンの突然変異といわれ、西インド諸島で生まれたようです。 上のレモンは、2005年1月10日にとちぎ花センターで撮影したものです。 レモンの特徴 和名 レモン   学名 Citrus ...

    マツカゼソウ

    秋の花・山野草の育て方

    2021/1/20

    マツカゼソウ(松風草)の育て方

    マツカゼソウ(松風草)は、本州(宮城県以南)、四国、九州の山地の林縁などに生える高さ50~80cmの多年草で、葉は3回3出羽状複葉で、質薄く、油点があり、臭気があります。 独立した種、(Boenninghausenia japonica )とする考えもあるようですし、東アジアに分布するケマツカゼソウ(Boenninghausenia albiflora )を分類上の基本種として変種とする考え方もあるようです。 上のマツカゼソウ(松風草)は、2017年9月4日に撮影した種から育てた花です。 マツカゼソウ(松 ...

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/15

    マンサク、シナマンサク、ベニバナトキワマンサクの比較

    マンサク(満作)は、マメ科・マンサク属で日本各地に生え、観賞用にも植栽される落葉小高木で花は葉より先に開き、前年の枝の先に単生、あるいは集まってつきます。 仲間のシナマンサク(支那満作)は、中国中部原産の落葉小高木で、マンサクと同じように庭木に利用されます。 名札が付いていたので、区別できましたが、何もなかったら区別が難しそうでした。違いはシナマンサクの方が花の時期が早いこと、花の時期に昨年の枯れ葉が多いことなどが区別点で、シナマンサクの葉の裏面は灰色の綿毛が密生しており、ビロード状であることなどで区別で ...

    ルピナス

    自然の中の花科名―マ行

    2021/1/21

    ルピナスの育て方

    ルピナスは、マメ科・ルピナス属で地中海沿岸、南北アメリカ、南アフリカ原産の宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になるが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合わないようです。 北海道などでは道路に群生している様子を見かけます。 上のルピナスは、2007年7月21日に松原湖付近で撮影したものです。 ルピナスの特徴と育て方 和名 ハーデンベルギア(コマチフジ) 別名 ノボリフジ(昇藤)   学名 Lupinus   科名・属名 マメ科 ルピナス属   分布 地中海沿岸、南北アメリカ、南アフリ ...