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広告 春の花・山野草記事

バイカカラマツと出会ったころ

バイカカラマツ

バイカカラマツ 学名: Anemonella thalictroides 2014年4月29日 撮影

バイカカラマツは北アメリカ東北部原産の1属1種の植物です。

私が、山野草を育て始めた、30数年前に初めて見たときに、この楚々とした花が気に入ってしまいましたが、小さな鉢に小さな株が植えてあり、私にとっては高価な値段がついていて、欲しいという気持ちもありましたが、あまりに小さな苗だったために育て方も分からないものを購入しても枯れるのが心配で購入に踏み切れなかった花の一つです。

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バイカカラマツと出会ったころ

バイカカラマツ

バイカカラマツ 学名: Anemonella thalictroides 2014年4月29日 撮影

バイカカラマツ

バイカカラマツ 学名: Anemonella thalictroides 2007年4月15日 撮影

北アメリカ中西部原産と言う事ですが、まだ日本に入って来て間もないころか、流通量も少なかったのだろうと思っています。

そして、パソコンもない時代でしたので、ネットで調べることもできませんでしたが、私が持っている園芸や山野草の本にも載っていませんでした。

そのころはかなり山野草や園芸に熱が入っていたので、暇があれば様々な本を見たり、写真を見たりしていました。

そしてその花がいつからか我が家の栽培棚に並ぶようになっていました。

大方の花は入手経路が分かっているのですが、この花は入手した記憶が薄いのは、最初の出会いで、気持ちをゆすぶられその後まもなく叔父に頂いたのではないかと思う事以外は記憶がありません。

叔父とは遠く離れて住んでいましたが、夏とお正月には毎年訪ねていましたので、その時に頂いてきたのではないかと思っています。

育て始めたのもかなり前で、気が付いたら我が家にあったという感じでした。

叔父は私が行く、夏と冬には珍しい山野草を小さな鉢に株分けして待っていてくれました。

数十年もそんなことが続いていたので、わが家は叔父から頂いたものだけでかなり多くの山野草が棚に並び、を育てるようになっていました。

北アメリカ東北部の林床に咲くというバイカカラマツは私が危惧していたほど栽培が難しいものではなく、株分けからも種からも殖やすことが出来ました。

現在は八重の華やかな園芸品種のバイカカラマツを多く見かけるようになって、一重のものを欲しいという方も殖えてきましたが、八重の方が流通が多いようです。

そんな思い出のあるバイカカラマツですが、白花は山野草会に入ってそこの会員の方に頂きました。

白花もそれから十数年後の現在も、わが家で清楚な花を咲かせてくれます。

花が咲くたびにその花にまつわる私の来し方を思い起こすことが出来て、花は私に心の豊かさを教えてくれます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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