プリムラ・ヒルスタ 2014年4月13日 撮影
プリムラ ヒルスタはピレネー山脈やアルプスの標高2200~3600mの砂礫地に自生しているようなので、丈は低いのですがその割に花は大きく見栄えがしますが、高山地帯に咲くプリムラ類は栽培が難しく、枯れてしまったものが多い中でも、毎年花を見せてくれます。
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種から育てたププリム・ヒルスタとプリムラ・エラティオール
プリムラ エラテオル 2014年4月1日 撮影
プリム ヒルスタ、ほかの高山性のプリムラが良く芽生えたのに比べて、かなりの年数を播き続けて、やっと数本芽生えた貴重な株です。
私が一生をかけても、海外の高山地帯に咲くプリムラは見る機会がないだろうと思っていましたので、芽生えて花が咲いたときはとてもうれしく思いました。
私のところに来るまでの種の保存方法など分からないことばかりですので、芽が出にくい種類なのか、私の管理が悪かったのかはわかりませんが播き続けて結果このように毎年花を見ることが出来ています。
私は日本のプリムラも海外のプリムラも大好きですが、特に高山性のプリムラは育てるのが難しいので、枯れてしまったものはあきらめることにしています。
あきらめたものもたくさんありますが、その中で我が家でも育ってくれているものを現在は大切に育てています。
海外のプリムラもかなりいろいろと種を播きましたので、現在育てているものを管理するだけでも大変ですので、高山性のプリムラのように管理の大変なものは播種しないようにしています。
現在は鉢数が多いために栽培しているものを探すのも大変な状態ですので、丈夫なものを庭植えで楽しむことを考え始めています。
その点、アルプスの400~2600m湿性斜面や渓流沿いに自生するというプリムラ・エラティオールはかなり丈夫なようです。
これも種から育てて10年近くになりますが、今年は庭の隅に1本ひっそりと咲いているプリムラ エラテオルを草取りをしながら見つけました。
植え替えの時子苗が入っていた用土を庭に捨てたものが育ったのかもしれませんが、思いがけないところに咲いていたプリムラ・エラティオールを見つけてとてもうれしくなりました。
庭植えでは育てにくいプリムラ類ですが、この花は庭でも育つようですので、積極的に植えてみたいと思いました。
春の雨の少ないときに咲きますので、庭にたくさん咲くようになったらとってもきれいで、見ごたえがありそうです。
今年もまた花に教えられて、プリムラ・エラティオールの好きな場所が分かったことになります。