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広告 春の花・山野草記事

可憐な高山植物アンドロサケ ビローサとイワカラクサ

アンドロサケ・ビローサ

アンドロサケ ビローサ 学名: Androsace villosa 2007年4月6日 撮影

アンドロサケ ビローサはヒマラヤ、アルプスの1500m以上の高山帯に、イワカラクサはピレネー山脈、ヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生える用ですが、ほかの高山植物よりは育てやすいですが、イワカラクサがこぼれ種で庭一面に生えるほど育てやすい高山植物はまれだと思います。

イワカラクサはゴマノハグサ科の植物の繁殖勅の強さを持っていて、アンドロサケ ビローサはサクラソウ科の気難しさを引き継いでいるのだろうかと思ったりしています。

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アンドロサケ ビローサとイワカラクサの特徴

アンドロサケ ビローサ

アンドロサケ・ビローサ

アンドロサケ ビローサ 学名: Androsace villosa 2014年4月29日 撮影

アンドロサケ ビローサはヒマラヤ、アルプスの1500m以上の高山帯に自生する高山植物です。

日本の希少種、トチナイソウの仲間ですが、アンドロサケ ビローサは種から育てたので、わが家に順応してくれたようで、かなり元気に育って10年くらいは花が咲き続けています。

トチナイソウも同じですが、咲き始めは黄目ですが、日にちが過ぎると赤くなるのが魅力的です。

一つの花は7㎜くらいとかなり小さな花ですが、このような咲き方なので、可憐でとても好きな花です。

同じ仲間でカシミール~シッキム2700m~3900mに自生するアンドロサケ サルメントサはかなり高山帯に咲く花ですが、アンドロサケ ビローサよりも大型でツルハナガタの名前で出回っているピンクの花です。

育て始めたのは、アンドロサケ サルメントサの方が先でしたので、苦労しましたが、アンドロサケ ビローサは同じように育てると簡単に育ちました。

アンドロサケ サルメントサは最初は大変でしたが現在は育て方が分かりかなり殖えますので、ロックガーデンで大株になっていますが、アンドロサケ ビローサはそれほど増えていません。

日本のトチナイソウは枯れてしまいましたが、この仲間は私の大好きな花です。

イワカラクサ

イワカラクサ

イワカラクサ 学名: Erinus alpinus 2014年4月29日 撮影


ピレネー山脈、ヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生えるというイワカラクサはとても育てやすい花で、鉢で育てるというよりは、ロックガーデンのようなところで小さい花が毀れ種で群生をつくってくれる素敵な花です。

1株の寿命はあまり長くないので、鉢植えにすると、大元の鉢の苗は枯れて、他の鉢の中で咲いていると言う事を経験しましたので、今はロックガーデンに野放し状態です。

写真は写していませんが、白花もあり白花の方が丈も高くなり増えそうです。

手がかからなくて、とてもきれいな花が咲いて、30数年も我が家の春の庭を彩っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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