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フィカス・プミラ(Ficus pumila)の育て方

フィカス・プミラ

フィカス・プミラは、クワ科・フィカス属で、房総半島以南から東南アジアにかけての幅広い地域に分布する常緑性の低木で這うように広がります。

観葉植物として、一般に栽培されているものは斑入りの幼木ですが、野生の品種は緑色の葉で年数を経た古株は葉が大きくなり幼木とは別の植物かと思わせる姿になるようです。

性質は強健でさし木で簡単にふやすことができるのでミニ観葉植物として人気があります。可憐な斑入りの葉からは想像が出来ないくらい育てやすそうです

上のフィカス・プミラ(Ficus pumila)は、2017年10月31日に自宅で撮影したものです。

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フィカス・プミラ(Ficus pumila)の育て方

           
和名フィカス・プミラ
別名オオイタビ
学名Ficus pumila
科名・属名クワ科 フィカス属
分布日本 台湾 中国
花期9~10月
特徴

房総半島以南から東南アジアにかけての幅広い地域に分布する常緑性の低木です。

野生のフィカス・プミラ(Ficus pumila)の茎は立ち上がらずに這うように伸びていったり、茎の途中から出る気根を壁や他の木の幹ににくっつけて上によじ登っていくようです。

野生の品種は緑色の葉で年数を経た古株は葉が大きくなり幼木とは別の植物かと思わせる姿になり、性質は強健です。

ミニ観葉植物として育てられている斑入り種はとても可憐で、初心者向きの植物です。

寄せ植えや単品でお花屋さんで見かけるのもうなずけます。

育て方

日光が好きなので、出来るだけ日当たりのいい場所に置くようにします。

春~秋にかけて屋外で管理することができますが、直射日光を当てると、葉焼けを起こしてしまうので、様子を見ながら遮光をしたほうが良いようです。

観葉植物として室内に置くことが多いのですが、明るい室内で元気に育つことが出来るので、観葉植物として利用頻度の多い植物です。

植え変えは2~3年に一度、5~7月に行います。肥料は生育期は月に1度液体肥料を与えます。

用土は赤玉土7、腐葉土3の割合で混ぜた土を使います。

5~9月の生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、冬は温度が低いようでしたら少し乾燥気味に育てます。

冬でも15℃あれば育ちますが、0℃以下になるようなときは暖かな窓辺などで育てますが、温風を直接当てないようにします。

風通しが悪いとカイガラムシが発生することがありますが、害虫は少ないようです。

葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もあるので、毎日1回は霧吹きなどをすると良いようです。

フィカス・プミラ(Ficus pumila)のまとめ

日当たり半日陰で育ちます、屋内は明るい窓辺などが良いようです。

丈夫で育てやすいのですが、寒さには弱いので、0℃にならないようにします。

夏は半日陰の涼しいところで管理します。

空中湿度を好むので、葉ダニやアブラムシを予防するためにも葉水をやると良いでしょう。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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