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イソザンショウ(テンノウメ)の育て方

イソンショウ

イソザンショウ(テンノウメ)は、海岸の石灰岩上にやや稀に生えるバラ科の低木ですが、絶滅危惧植物になっているようで園芸家が挿し木、種を蒔いて殖やしたものが出回っているようです。

もしくは、イソザンショウと中国産の「雲南イソザンショウ」の交配種も出回っているようなので、交配種かもしれません。

我が家も知人から挿し木苗をいただき、その後、挿し木で殖やしています。種からもよく発芽するようです。

寒さに弱いので、暖かな地方以外は盆栽で楽しむことが多いようです。

名前の由来は花が天の星のようであり梅の花に似ていることからついたようです。

上のイソザンショウ(テンノウメ)は、自宅で2003年4月26日に撮影した花です。

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イソザンショウ(テンノウメ)の特徴と育て方

           
和名イソザンショウ
別名テンノウメ
学名Osteomeles anthyllidifolia
科名・属名バラ科 テンノウメ属
分布西日本以南、台湾、中国
花期3~5月 熟果期:9~10月
特徴

海岸の石灰岩上にやや稀に生えるバラ科の低木。

岩上を這うように伸び広がり、草丈は20cmほどになります。

葉は羽状複葉で楕円形、白い毛があります。花期は3~5月で1cm程の白色のウメの形に似た花をつけます。

葉の形が山椒と似ているため磯山椒と呼ばれています。

1cmほどの小さな実を付けます。熟すと黒紫色になります。

イソザンショウはテンノウメと言われ、庭園や庭木、盆栽などに利用されている樹木で上に育たないでやや這うように育ちます。もとはさんご礁などの島の海岸などに自生してるようで、アルカリ土壌を好むようです。<

絶滅危惧植物になっているようなので、イソザンショウと中国産の「雲南イソザンショウ」の交配種かもしれません。

オーストラリア原産 テンノウバイと間違うことがあるようですが、こちらは八重の花が咲きます。

育て方

日当たりよく風通しの良い場所出管理します。水切れや強い日差しで根が弱って落葉する場合があります。。

冬の寒さには弱いので風、霜のあたらない陽だまりにおきます。

夏は強い西日が当足らないような場所に置きます。

乾燥には強いですが、夏の水切れには注意します。春は1日1~2回、夏は1日2~3回、冬は2~3日に1回を目安として表土が乾いたらたっぷり水を与えます。

5月~6月頃に有機性の固形肥料(油かす)などを根元に与えます。

春に新しい芽が出でくる前に不要枝や太い枝の剪定をします。全体の樹形を整えるのは秋に行いますが、寒さには弱いのでこの時期の強い剪定はしません。

根の生育が旺盛なので2年に1度は植え替えます。用土は水はけのよいものを選びます。

殖やすには挿し木か種でふやします。

イソザンショウ(テンノウメ)まとめ

日当たり、風通しの良い場所を好みます。

寒さに弱いので、霜に当てないように軒下などで管理します。場所によりますが、関東地方の我が家では軒下で育ちます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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