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カマツカ(鎌柄)の草物盆栽の育て方

カマツカ、ダイモンジソウ、イトラッキョウ、イヌカタヒバ

カマツカ(鎌柄)は、北海道、本州、四国、九州の、山地の日当たりのよい林縁などに生える落葉小高木で高さ5~7mになる鎌の柄にするほどの固い木です。

紅葉とともに楕円形の実をつけ、白い小花も枝いっぱいに咲くことから盆栽などに育てられます。

高木になる木ですが、鉢植えで育てると成長が遅いようで、間延びしないことが盆栽向きのようです。

上のカマツカ(鎌柄)は、自宅で2011年11月10日に撮影した実です。

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カマツカ(鎌柄)の特徴と育て方

カマツカ(鎌柄) 2017年5月11日 撮影 栽培品

カマツカ

カマツカ(鎌柄) 2007年10月19日 撮影 栽培品

           
和名カマツカ(鎌柄)
別名ウシコロシ
学名Pourthiaea villosa var. leavis
科名・属名バラ科 カマツカ属
分布北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国中南部、台湾
花期4~6月 果実:10~11月
特徴

山地の日当たりのよい林縁などに生える落葉小高木で、高さ5~7mになります。

樹皮は暗灰色で、しわがあります。

葉は長枝は互生、短枝では輪生状に付きます。

葉身は長さ4~7㎝の広倒卵形で、縁には細かくて鋭い鋸歯があります。

花は短枝の先の複散房花序に直径約1㎝の白色の花を10~20個付けます。花弁は円形。

育て方

日向から半日陰で適湿な場所を好みます。

庭木は自然樹形を楽しむために剪定はなるべく控えます。

光が当たる場所ではあまり伸びず光が少ない場所ではよく伸びます。

花は短い枝に付きます。

わが家は桐生砂、硬質赤玉土、軽石、硬質鹿沼土などの混合用土で草物盆栽にしているので、植え替えはしませんが、盆栽の場合は3月上旬~4月中旬に2~3年に1度、ミニ盆栽は毎年植え替えます。

剪定は、育て方によって変わりますが、新芽が伸び始めたら、3葉くらいを残して摘み取りますが、伸ばしたい枝は好みの場所で切ります。

花後も伸びすぎた枝を詰めて、好みの枝ぶりにしていきます。

肥料は2月頃と花後と秋に置き肥をします。

殖やすのは挿し木か種を播きます。

カマツカ(鎌柄)まとめ

カマツカ

カマツカ(鎌柄) 2013年10月24日 撮影 栽培品

カマツカは、落葉小高木で大きくなりますが、盆栽にして新芽を摘みながら好みの樹形に育てると、思いどうりの樹形になります。

花も実も魅力的で、好きな樹木で新芽を摘みながら育てています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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