セイヨウカマツカ、外 2017年5月1日 撮影
セイヨウカマツカ(西洋鎌柄)は、北米中部~東部に自生する花木で、庭木や盆栽に好まれて栽培されます。
庭木は不要な枝を切るくらいで深い剪定は必要ありませんが、盆栽は新芽をあまりのばさないで新芽を摘みながら育てます。
普通の盆栽にも、ミニ盆栽にも向く初心者向きの花木だと思います。
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セイヨウカマツカ(西洋鎌柄)の特徴と育て方
セイヨウカマツカ 2007年5月4日 撮影 栽培品
セイヨウカマツカ 2007年5月4日 撮影 栽培品
和名 | セイヨウカマツカ(西洋鎌柄) |
学名 | Aronia albutifolia |
科名・属名 | バラ科 セイヨウカマツカ属 |
分布 | 北米中部~東部 |
花期 | 4~5月 果実 9~11月 |
特徴 | 高さ50~150cmの常緑樹・落葉樹。 春には白い小花が咲き、秋には実が赤や黒紫色に熟し、葉が落ちた後も長く楽しめます。 葉は細長く、赤~紅~あずき色と美しく変化して、紅葉がきれいで、実とともに鑑賞できます。 |
育て方 | セイヨウカマツカは生長が遅く日向を好みますが、夏は半日陰で育てます。 寄せ植え用に購入しましたが、寒さにも強く、花も実も綺麗で、初心者向きの花木でした。 他の寄せ植えと同じように赤玉土と桐生砂を混ぜて排水と水持ち良く植えます。 長い枝を枝元に近い芽の上で切ると、その芽が伸びて開花します。枝を途中で切る剪定は形が崩れるので行いません。 剪定は、春に芽が伸びた柔らかい枝をを摘んで、木の形が崩れないようにします。花芽が付かない芽を何度か摘んで樹形を保つことが小さく育てるコツです。 庭植の剪定時期は休眠期の2月頃に行うのが適していますが、放任しても樹形が乱れる事が少なく強剪定の必要はありません。 2~3年に1度、植え替えは3月上旬~4月中旬に行います。 水は表面が乾いたら水をたっぷりやります。真夏の水切れに注意します。 肥料は2~3月の寒肥と花後と秋にに、油粕と骨粉を混ぜた肥料、あるいは遅効性の化成肥料などを施します。 購入したばかりは鉢植えで育て、現在は草物盆栽にしているので、植え替えは必要ありません。 実生でたくさん殖やすことが出来ます。 |
セイヨウカマツカ(西洋鎌柄)まとめ
セイヨウカマツカ 2013年10月4日 撮影 栽培品
庭木は不要な枝を切るくらいですが、盆栽は伸びた枝を付け根付近で2枚くらい葉をの残して摘むとその下に花が咲き、実が成ります。
日当たりを好みますが、夏は半日陰にして、水切れに注意します。