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ヤマコウバシ(山香ばし)の育て方

ヤマコウバシ

ヤマコウバシ(山香ばし)は、クスノキ科  クロモジ属の山形・宮城~九州の山地に自生する高さ2~7mで、樹皮は茶褐色の落葉樹です。

紅葉が魅力的な色合いで、寄せ植えなどによく利用されています。紅葉の後の枯れた葉が冬でも落葉せずに枝に残ることも特徴のひとつになっています。

成長がそれほど早くはないことから、鉢植え、寄せ植えにしても、自然の姿で育てることが可能なことから扱いやすいので好まれるようです。

ヤマコウバシ 2013年10月23日撮影

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ヤマコウバシ(山香ばし)の育て方

ヤマコウバシ

ヤマコウバシの花 2019年5月2日 撮影 栽培品

ヤマコウバ(実)

ヤマコウバシの花 2019年9月4日 撮影 栽培品

和名ヤマコウバシ
学名Lindera glauca
科名・属名クスノキ科  クロモジ属
分布山形・宮城~九州の山地に自生する
花期
特徴

高さ2~7mで、樹皮は茶褐色で皮目があります。

葉は互生し、長さ5~10cmの長楕円形~楕円形で両端はとがる。全縁で波うち、裏面は灰白色で主脈には褐色の長毛があり葉柄は短い。

雌雄異株のようだが雌株しか見られないとされている不思議な木で雌花もきわめて目立たない花で、地植えにしているものが花をつけました。

紅葉の後の枯れた葉が冬でも落葉せずに枝に残ります。

葉を揉むと芳香があるためについた名です。

育て方

植え付けは真夏でなければ、いつ植えても良い。

水はけがよくなるように、赤玉土や腐葉土を入れ、土を肥沃にしてから植えるが、鉢植えや草物盆栽にするときは水はけを考えて桐生砂などの水はけの良いものをを混ぜた方が良い。

植える場所は半日影が良い。

日当たりが良すぎると葉が焼けてしまう。

植えるときに植穴にたっぷり水をやり、植え終わってからもたっぷり水をかけておけば、庭植えの場合よほどの乾燥がない限りは水やりはしなくても良い。

わが家は庭植えと草物盆栽などで育てているが、真夏の日光を遮るだけで上記のようなきれいな紅葉が見られる。

春と秋に置き肥を施すか、時々液肥を水代わりにやります。我が家は草物盆栽にしているのでほとんど植え替えていないが、鉢の場合は3年に1度くらい、あまり根鉢を崩さずに一回り大きな鉢に植え替えます。

ヤマコウバシ(山香ばし)まとめ

ヤマコウバシ

上のヤマコウバシは2015年10月23日に撮影したものです。

春と秋は日向で管理し、夏ははが焼けないように半日陰で管理します。

秋になったら日に当てるようにしないと、きれいな紅葉は見られないので、葉が焼けないようになたら徐々に日に当てます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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