ヤシャビシャク(夜叉柄杓) 2021年3月17日 撮影 栽培品
ヤシャビシャク(夜叉柄杓)は、本州、四国、九州、中国西部のブナなどの落葉高木の老木上に生える小低木なので発見が難しく、出会えたら幸運だと言うことです。
私は自生を見たことがありませんが、写真で見た限りでは生えているところを知っている人に教わらないと出会えそうもないようです。
我が家は、小さな苗をいただき、5年くらいで初花を見ることが出来ました。
花が咲かないので、昨年切り戻し挿し芽をしたところ、それらも根付き、元の木からは花も見ることが出来ました。
今年は実がなり写真に収めることが出来るのを楽しみにしています。
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ヤシャビシャク(夜叉柄杓)の特徴と育て方
ヤシャビシャク(夜叉柄杓) 2021年3月17日 撮影 栽培品
和名 | ヤシャビシャク(夜叉柄杓) |
学名 | Ribes ambigum |
科名・属名 | スグリ科 スグリ属 |
分布 | 本州、四国、九州、中国西部 |
花期 | 4~5月 実:6~7月 |
特徴 | ブナなどの落葉高木の老木上などに生え1m位になる落葉小低木で、古木のうろなどに生えるようで、出会うことが難しそうです。 花期は4月~5月で、淡緑白色の小さな花がとても可憐です。実は熟しても緑色で、針状の毛とがく片が残ります。 葉は円形から5角形で、1.5~3cmの葉柄があり、掌状に3~5に浅く分裂し、浅い鈍鋸歯があります。 両面に短毛があります。 枝はゴツゴツした感じです。 |
育て方 | 日向から、半日陰で育ちますが、春は日向、夏は自生地を考えて涼しく育てた方がよいかもしれません。 盆栽として育てる方が多いようですが、庭植えもでも栽培可能です。 用土は鹿沼土・火山レキなど水はけのよい用土を使い、ほかの盆栽と同じように管理します。 受粉しなくても実がなります。耐寒性・耐暑性ともに強いです。 我が家は日光が少なかったので、花が遅れたようです。育てている方の記録を見ると実生でも3年で花が咲いたとありました。 庭植の場合よほど雨が降らない時以外は水やりの必要はありませんが、鉢植えの場合には春先~落葉するまでは表土が乾いたらたっぷりとやります。休眠期は控えめにやりますが、鉢内が乾ききらない程度に水をやります。 春に有機肥料などを施します。 挿し木、実生出殖やします。 |
ヤシャビシャク(夜叉柄杓)まとめ
我が家は日照不足だったためのようで花が遅れました。
春には日光に当て、夏は半日陰で育てた方がよいようです。