クロモジ 3月30日 撮影
庭には手入れの行き届かない木斛が枝葉を茂らせていて、どうしようかと数年前から悩んでいました。
私が数十年前に子苗を購入して剪定をしながら育てたものですが、かなり大きくなってしまい私には手入れが難しくなってしまいました。
定年後は大きくなった庭木の手入れを夫がしていたのですが、剪定の好きな木と嫌いな木があるようです。
そのようなことから、手入れの楽なクロモジを植えることにしました。
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わが家にやってきたクロモジ
クロモジ 3月30日 撮影
チャボヒバも剪定が嫌いでどうしようもなく、手入れが楽そうなコウヤマキに植え替えました。
モッコクも手入れが嫌いなので伸び放題でかなり場所をとるようになってしまっているので、どうしようかと考えた末にモッコクは伐ってクロモジ植えることにしました。
クロモジは植えたかった木でしたが、植え場所がなくて諦めていたので、念願がかなたことになります。
クロモジは高さが2~3mになる落葉樹で枝や葉にとても良い香りがあることから、高級爪楊枝として使われ、香油もとれると言う事から前々から気になっていた木です。
剪定も楽そうですし、近い将来には庭木の剪定は専門家に頼まなければならないと思っていますので、剪定に時間のかからない木にしておいた方が楽だろうと思い切って植え替えることにしました。
モッコクを掘り起こすことは無理なので、根本から伐って根を残したままクロモジは奥に植えることにしました。
根巻きがしてあるので、簡単に植えることが出来ました。モッコクは根元から伐ってしまえば、いつかは根も枯れることでしょう。
傍を通るとき枝葉に触れるととても良い香りがしますし、木の下に余裕ができたので野草を植える場所も増えました。
この下はセツブンソウの群生にでもしたいと思っています。
クロモジは雌雄異株ですが、わが家の木は雄株のようで、実はならないようです。
余り考えないで購入してしまいましたが、黒い実なので小さな花と、香りを楽しもうと思っています。