ヤクシマシャクナゲ 学名: Rhododendron yakusimanum 2014年5月8日 撮影
園芸に興味を持ち始めたころ、通信販売でさまざまな苗を購入していました。
30数年も前のことなので、カタログからの購入が主で、数か所からカタログを送っていただいて、育ててみたいものを選んで購入していました。
山野草の種などはほとんど販売していませんでしたが、なぜか屋久島シャクナゲの種が載っていました。
種から育てて30数年のヤクシマシャクナゲ
ヤクシマシャクナゲ 学名: Rhododendron yakusimanum 2014年5月12日 撮影
その頃は、山野草を種から育てるということまではしていなかったが、苗を購入するよりも安いことから種を播いてみることにしました。
早速購入して種を播いたら、数本芽生えて育ったのは5本くらいだったでしょうか。
最初は、鉢で育てていましたが、大きくなった頃に3本庭に下し、2本はに鉢で育てていました。
難しいと思っていましたが、すくすくと育ってくれてかなり大きくなり、毎年綺麗な花を咲かせてくれるようになりました。
そのころは東北の今より広い庭にいろいろ植えていましたが、現在のところに越してくるころには庭の木は多きくなってしまいましたので、鉢で育てていたものを持ってきて現在の庭に植えたものが、かなり古木になりました。
現在の庭はヤクシマシャクナゲを育てるには難しい環境だと思いますが、水はけを良くして植え込みました。
ハクサンシャクナゲも数本、種から育てて植えていましたが、全て枯れてしまいましたが、屋久島シャクナゲだけは何とか毎年花を咲かせてくれます。
ヤクシマシャクナゲは蕾は赤に近く、咲き始めはピンクになり、ひらききると白になるとても魅力的なシャクナゲです。
丈夫だと言われる、西洋シャクナゲも年数が過ぎると弱って来ますので、シャクナゲの寿命はどのくらいなのだろうかと思いながら育てています。
シャクナゲは、あまり剪定が出来ないので、ある程度大きくなると、枝も枯れこむようになるので、木の形は老木になるにしたがって崩れてきますが、わが家はロックガーデンは、自然な風情を楽しんでいるので、あまり気になりません。
育てる場所によっても寿命は異なるのでしょうが、わが家のヤクシマシャクナゲははいつまでも咲いてくれるようにと願いながら育てています。