イワギボウシ 学名: Hosta sieboldii f. spathulata 2014年9月14日 撮影
例年だと8月に咲くヤクシマギボウシだが、今年は8月下旬から咲き始め、気温の変化が多かったためか、きれいに開かないで終わってしまっい、9月に入りやっと落ち着いてきれいに咲いてくれました。
小さな葉に似合わないような大きめの花が咲くので、とても存在感のある花です。
スポンサーリンク
わが家で一番小型のギボウシのヤクシマギボウシが咲く
屋久島に自生する植物は、一目でそれとわかるような花の咲き方をするのを、いつも不思議に思っています。
ギボウシ、シャクナゲ、コナスビ、オトギリソウと屋久島以外で見らる花が、同じように咲きながらかなり小型であることから、その特性はうなずけるものがあります。
また、それらを関東地方の我が家で数十年育てても大きくならないのですから、遺伝子の違いと思うほかはありません。
山野草愛好家に好かれるのも小さな花姿の愛らしさなのだと思います。
厳しい環境で咲く、可憐な高山植物は、平地の暑い所では育てるのが難しいものも多いのですが、屋久島の花は育てやすいものが多いのも嬉しいことです。
我が家のように狭い庭では、大きく育つ植物を育てると見たい花が少なくなってしまいますが、小さな花姿の植物はたくさんの種類の花が季節ごとに咲いてくれるので嬉しいものです。