ユウスゲ 学名: Hemerocallis vespertina 2014年8月2日 撮影
ユウスゲは、手当たり次第に種を播いていたころに播いたものなので、10数年は過ぎています。
か細い苗がだんだんと育って、庭の狭いわが家のどこに植えようかと迷った挙句、最初は鉢植えで育てていました。
スポンサーリンク
ユウスゲの草物盆栽
庭が狭いにも関わらず、育てたい花が多すぎることから、草物盆栽て育つものは植え替えの手間が必要のない草物盆栽で鑑賞することにしました。
庭に植えると大株になるユウスゲも草物盆栽ですと、こじんまりと育てることができます。
野山で咲いているユウスゲは見た記憶がありませんが、植物園などで大株になっているものは見ていますし、ユウスゲは日の当たる場所でないと花付が悪くなります。
そのような場所は我が家では見当たりません。こじんまりとして持ち運びができる草物盆栽は鑑賞に最適でした。
草物盆栽にしてから花が咲き始めたのでそれから10年近くになります。
最初は花茎が1本だったものが、現在はかなり多くの花茎が出て、毎日夕方に花を見せてくれます。
ユウスゲはススキノキ科・ワスレグサ属の植物で、夕方に咲いて次の日の午前中にはしぼんでしまいますが、独特の黄色の花はどこか怪しげで大好きな花です。
この色は、暗闇でも蛾などの夜行性の虫は良く見えるといわれています。
花茎が高く、倒れやすいので、もう少し締った形に開花するように育てることができればと思っています。