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広告 庭造り

2023年 庭に咲く花 鉢植えの花

今年の冬は寒暖の差が大きかったように感じました。

そんな中で気温を敏感に感じる植物たちは例年より早く咲いたり、遅くなったりしたようです。

セツブンソウは概ね例年並みというところでしょうか。

クリスマスローズは早くつぼみをあげたものもありましたが、その後の寒さで開花が鈍っているように見えます。

そんな庭の様子写してみることにしました。

セツブンソウ 節分草

230218_0383 庭のセツブンソウ 2月18日撮影

今年も例年のように、庭のセツブンソウが咲きそろいました。

寒暖の差が激しく、危ぶまれたのですが零下7度くらいの最低気温にもめげず、きれいに咲きそろ、植物の生命力に感謝しています。

今年も1月末には芽生え初めまだ先始めている苗もあるので、しばらくは庭を彩ってくれると思います。

フクジュソウ 福寿草

230219_0400 庭の福寿草 2月18日撮影

この福寿草は2003年7月8日に種を播いて育てたもので、20年尾歳月が過ぎていますが、管理が不十分だったためもあり、いまだにこのような子苗です。

7本くらい発芽したが、今育っているのはこの苗だけになっていますが、10年近くは毎年可憐な花を見せてくれます。

しっかり根を下ろしたようなので、今後は少しずつ株が大きくなるかもしれません。

数十年前から庭に咲いていた福寿草は隣に家が建ち、日光が少なくなった途端に消えてしまいました。

大株になり元気に育っていたのですが、冬の日差しがなくなっただけでも消えてしまう植物の命をを身をもって感じています。

ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)

230224_0491 ヘレボルス・ニゲル 2月24日 撮影

ヘレボルス・ニゲルは2007年3月種を播いて育てたものなので10数年我が家で咲いています。

ずっと鉢植えで育てていましたが、小苗を庭に植えたところ株立ちになって庭を彩ってくれています。

庭にクリスマスローズは託さぬえていますが、まだ下を向いて咲き始めたばかりなので、丈低く咲いているヘレボルス・ニゲルがきらめくように咲いています。

節分草は終わりに近く、来週はクリスマスローズの花が咲き始めるでしょう。

クリスマスローズ

230309_0756 庭のクリスマスローズ 3月9日撮影
230309_0753 庭のクリスマスローズ 3月9日撮影

今年は急に暖かくなったので、一気にクリスマスローズが咲きそろいました。

クリスマスローズもその年により元気のある株、少し元気が無くなった株などがあり、同じように咲いてはくれません。

植え場所、その株の強弱など様々な要素がその年の花の咲き方に関わっていそうです。

種から育てた花、購入した花など様々ですが、苗を育てた方によっても株の強弱はあるのだろうと考えています。

まだ栽培を初めて10年にも満たないので、数年後には丈夫な株が残って行くのだろうと想像しています。

雪割草

230315_0935 雪割草 3月15日 撮影

雪割草を庭植えにして10年以上は過ぎただろうと思います。

毎年土を少し入れたり、混み合った株を植え替えたりと最低限の手入れで毎年きれいな花を見せてくれます。

狭い住宅地は猛暑に見舞われたりして、鉢植えで育てるのが大変になったため殆どを地植えにしています。

花時の暖かな日に交配をしてあげるとこぼれ種から2段や千重の花の咲いてくれます。

イカリソウ

30402_1073 イカリソウ 2023年4月2日 撮影

ここに引っ越してまもなく30年。

この花は前の家に庭からの花なので、株分け植え替えを経て長いことお付き合いですが、毎年きれいな花を見せてくれます。

イカリソウも数種類あるのですが、一番移しやすい場所に咲いているため、全体像としてこの場所の花を写すことが多くなっています。

その他、荒川岳ヒメキバナイカリソウバイカイカリソウ(梅花碇草)も庭に咲いてくれます。

サクラソウ

230417_1209 サクラソウ 2023年4月17日 撮影

サクラソウもかなり長く栽培しています。

ニホンに自生するサクラソウが、江戸時代に改良され、ニホンサクラソウの名でさまざまな園芸品種が生み出されたようです。

その数種類が我が家の庭で毎年見ることができます。

サクラソウに適した場所のあちこちの植えているため、写真は数種類のみですが他にも色とりどりの花を楽しませてくれます。

花が終わると休眠に入り、夏~冬は地上部が見えないず、春の数ヶ月だけ芽を出して花を見せてくれる嬉しい植物です。

我が家のように長く庭に植えていると、自然交配をして丈夫な個体ができ、その品種が異常に殖えると言うことも出てきます。

イワカラクサ

230417_1230 イワカラクサ 2023年4月17日 撮影

イワカラクサも我が家の庭を彩ってくれる季節の花です。

特に手入れしていないのですが、零れ種から芽生えて3年くらいで大株になり、大株は自然に絶えての繰り返しで30年近くロックガーデンを作ったときから楽しんでいます。

多年草ですが、寿命はあまり長くないようで種からの苗を更新しながら咲いているようです。

草や木にも寿命があるようで、芽生えては枯れともに生かされているのを感じたりしています。

クレマチス・モンタナ

230417_1243 クレマチス・モンタナ 2023年4月17日 撮影

南側の道路に面したところにアーチに様々なクレマチスを絡ませています。

クレマチス・モンタナが一番早くに咲き、次いでカザグルマ、ハンショウヅル、壺型のクレマチス・ヴィオルナクレマチス・レティキュラータクレマチス・カリゾエンシス等が植えてあるので次々に楽しむことができます。

クレマチスも寿命があるのか、元気に咲いていたと思っていると突然枯れることがあるので、挿し木苗などで更新する必要がありそうです。

クモイキンポウゲ

230502_0042 クモイキンポウゲ 2023年5月2日 撮影

20数年前にいただいた花ですが、図鑑からは名前の花が見当たりませんが、高山性のキンポウゲのようだと思って育てています。

高山植物の割には丈夫な花で、今の時期の我が家のロックガーデンを毎年彩ってくれます。

草丈は低く、群生しているのを見ると山のお花畑のような華やぎを感じることができます。

この花が終わると春に咲いた花の草丈が伸びて梅雨のそしてヤマアジサイの季節になります。


ヤマアジサイ(美方八重)
兵庫県美方郡鉢伏山産

ヤマアジサイ(土佐の海)
高知県産

ヤマアジサイ(普賢の華)
長崎県産

ヤマアジサイ(奏音の星)
愛媛県新居浜市産

ヤマアジサイ(八重咲海峡)
現在不明

ヤマアジサイ(藍姫)
徳島県と高知県の県境付近産

ヤマアジサイ(瀬戸の月)
高知県産のコガクウツギとヤマアジサイの自然交雑種

天城甘茶(あまぎあまちゃ)
天城山

ヤマアジサイ 紅(クレナイ)
長野県の伊那地方

ヤマアジサイ(九重山)
大分県

ヤマアジサイ(美栄の華)
大分県九重山系産

ヤマアジサイ(七変化)
九州産
我が家に咲いているヤマアジサイ

我が家の庭に咲いているに咲いているヤマアジサイです。

栽培を初めて数年になるので、梅雨の時期の庭を彩ってくれるようになりました。

西洋あじさいやガクアジサイに比べて小柄なので、幾種類ものアジサイを植えることができます。

本格的にヤマアジサイは育てたことがないので、どのくらいの大きさになるのかは未定ですが、花や葉、株の姿が多様性に富んでいるのはガクアジサイ、西洋アジサイに比べてもひけをとらない感じです。

花の色は用土によってかなり異なるようですが、性格の多様性は魅力的で、その性質を生かして植え場所も決められそうです。

また、日光に比較的弱いもの、クレナイのように日光がないと色付かないものなどがあり狭い庭に植え場所を探して植えていますが、数年後のアジサイの時期が楽しみになります。

来年には株全体の写真を写したいと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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