アワコガネギク(泡黄金菊)は、本州(岩手県~近畿地方)、九州北部の山麓のやや乾いた崖などに生える1~1.5mの多年草です。
野菊と呼ばれる野生の菊で、比較的遅い時期に花を咲かせるので、花がなくなった時に咲く貴重な花です。
上のアワコガネギクは、自宅で2012年11月22日に撮影したものです。
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アワコガネギク(泡黄金菊)の特徴と育て方
アワコガネギク 2012年11月22日 撮影 栽培品
和名 | アワコガネギク(泡黄金菊) |
学名 | Chrysanthemum boreale |
科名・属名 | キク科 キク属 |
分布 | 本州(岩手県~近畿地方)、九州北部 |
花期 | 10月~12月 |
特徴 | 山麓のやや乾いた崖などに生える1~1.5mの多年草。 茎は叢生し、上部には白い軟毛が多い。 葉は長さ5~7㎝の広卵形で羽状に深裂し、裂片の先はとがっています。 私は自生のアワコガネギク(泡黄金菊)は見たことがなく、この株はいただいたものなので確定できないでいるが、地下茎は長く伸びない。 |
育て方 | 年間を通して風通しの良い日向で育て、鉢植えの場合は表面が乾いたら水をやり、地植えのものは余程乾かない限り水やりの必要がない。 うどんこ病、黒斑病、褐斑病、黒斑病、褐斑病になると焦げ茶色から黒い斑点ができるし、アブラムシを始めダニなどの害虫もつきやすいので気を付けて消毒をします。 鉢植えは毎年植え替えるが、地植えの場合は植え替えないでもよいが、花が終わったら、花殻を摘んでおかないと雑種が増えてしまい親株が消えることになりかねません。 菊の仲間は交雑しやすいので、交配株ができないように気を付けています。 |
アワコガネギク(泡黄金菊)について
アワコガネギクは名前を聞いたことがあるものの本物は見たことがないので、アワコガネギクと名前の付いたものをいただいたので、アワコガネギクにしていますが、本物なのか自信がありません。
栃木県在住の私は黄色の野菊が自生しているのを見たことがないので、この近辺に自生しているかどうかは分かりません。
この近辺でよく見かけるのはノコンギクが多く、シロヨメナ、ユウウガギク、カントウヨメナなどを見かける程度ですが、野菊類の同定はとても難しく、いつも苦労しています。