チガヤ(紅茅)は、日本全土の日当たりの良い原野や山地に群生し、晩春のころ白色の円柱状の花穂が美しく目立つ多年草だが、ベニチガヤはその園芸種です。
葉先や葉鞘が鮮明な赤紫色で美しいことから園芸愛好家に好まれる丈夫な植物で、寄せ植えなどに使われます。
私は草物盆栽にしていますが、上の写真は10年くらい前に作ったもので、植え替えていません。
上のベニチガヤ(紅茅)は、自宅で2015年10月23日に撮影したた草物盆栽です。
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ベニチガヤ(紅茅)の特徴と育て方
ベニチガヤ(紅茅) 2002年10月23日 撮影 栽培品
和名 | ベニチガヤ(紅茅) |
別名 | カワラチガヤ |
学名 | Imperata cylindrica 'Rubra' |
科名・属名 | イネ科 チガヤ属 |
分布 | 日本全土 |
花期 | |
特徴 | チガヤは日当たりの良い原野や山地に群生し、晩春のころ白色の円柱状の花穂が美しく目立つ多年草だが、ベニチガヤはその園芸種。 葉先や葉鞘が鮮明な赤紫色で美しい。 小品盆栽などに古くから利用されています。 |
育て方 | 性質は強い。 排水性よく、保水性の優れた用土でやや湿り気がある状態がよい。 繁殖は株分け。 丈夫な草なので、草物盆栽にしています。 草物盆栽にすると20年以上も植え替えなしで元気に育ちます。 草物盆栽は植え替えをしないので、ケトの中の用土は桐生砂、軽石、日光砂、硬質赤玉土などの固い用土を使って植えこんでいます。 |
チヂミザサ(縮み笹)の特徴
チヂミザサ(縮み笹) 2004年9月18日 撮影 花之江の郷
チヂミザサ(縮み笹) 2004年11月11日 撮影 根本山
和名 | チヂミザサ(縮み笹) |
別名 | コチヂミグサ |
学名 | Oplismenus undulatifolius |
科名・属名 | イネ科 チヂミザサ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 8~10月 |
特徴 | 山野の林の中や道ばたなどに生える高さ10~30cmの多年草。 葉は長さ3~7cm、幅1~1.5cmの広披針形で、先は尖ります。 花序は長さ5~15cmで、6~10個の短い枝を総状に出して小穂をつけます。 小穂は長さ約3㎜の狭卵形で先は尖り、短い軟毛がある。第1苞頴、第2苞頴とも小穂より短く、先端に長い芒がある。両性の小花の外花頴は薄い革質でやや光沢があります。 和名は葉の幅が広く、笹の葉に似ていて、ふちが縮れていることによります。 毛が多いものは ケチジミザサ と呼ばれます。 |
チヂミザサ(縮み笹) 2006年9月27日 撮影 仙人ヶ岳
ベニチガヤ(紅茅)まとめ
草物盆栽やコケ玉にするととても良い植物というものがあります。そのようなもののひとつがベニチガヤです。丈夫で葉が美しく、長く鑑賞することができるので作っておくと便利な植物です。