ハナカンザシ(Rhodanthe anthemoides)は、オーストラリア原産のキク科 ローダンテ属の多年草ですが暑さに弱いので、日本では1年草扱いにされています。
高さ40~50cm。かさかさとした可憐な花が株一面に咲き、冬から春のコンテナの寄せ植えなどにしますが、造花のような花がドライフラワーに向いていることからドライフラワーとしての人気があります。
開花期間が長いので、2月から4月ごろまで、薄い液体肥料を月に3~4回施し夏を越したいときは、山野草用土に植え替えます。
上のハナカンザシ(Rhodanthe anthemoides)は、自宅で2002年12月19日に撮影した花です。
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ハナカンザシ(Rhodanthe anthemoides)の特徴と育て方
ハナカンザシ(Rhodanthe anthemoides) 2002年12月19日 撮影 栽培品
和名 | 花かんざし |
別名 | ローダンテ・アンテモイデス、アクロクリニウム |
学名 | Rhodanthe anthemoides |
科名・属名 | キク科 ローダンテ属 |
分布 | オーストラリア原産 |
花期 | 2月~5月 |
特徴 | 高さ40~50cm。かさかさとした可憐な花が株一面に咲き、冬から春のコンテナの寄せ植えなどに多く利用されます。 花色は白で、花径は2cmくらい、夜間は閉じます。温室栽培の鉢花は12月ごろから出回ります。 寒さには強い、高温多湿に弱く、夏越えがほぼ不可能なため、1年草として扱われています。 種を播いて育てることはほとんどなく、温室栽培の鉢植えを購入して育てることが多い植物です。 花の性質からドライフラワーとして使われます。 |
育て方 | 日照の多い乾燥した気候を好むので、日当たりと風通しがよい場所で育てます。15℃くらいの時期によく成長し、花も咲き続けます。 寒さには強いが、高温多湿に弱いので、土が乾いたら、水を鉢底から流れ出るくらいにやります。 開花期間が長いので、2月から4月ごろまで、薄い液体肥料を月に3~4回施します。 咲き終わった花を摘んで枝をすかすと花が長く楽しめます。 鉢植えを購入した場合、夏を越したいときは山野草培養土に早めに植え替えます。 また、挿し芽をして更新することもできます。 |
花かんざし(Rhodanthe anthemoides)まとめ
購入した株は夏には枯れることが多いようですが、挿し芽をしておくと次の年にも花を咲かすことが出来ます。
日当たりと風通しのようところに置いて、咲き終わった花を摘んであげると長いこと花が咲き続けて楽しめます。