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広告 秋の花・山野草の育て方

ホソバハグマ(細葉白熊)の育て方

ホソバハグマ

ホソバハグマ(細葉白熊)は九州(屋久島)低地~900mの渓流沿い岩上に生え、茎は高さ17~40㎝で、白い小さな可憐な花を咲かせます。

わが家は1月に種を播きましたが、12月に花が咲きましたので、丈夫な植物のようです。

細い葉と可憐な花がバランスよく咲くので、寄せ植えや草物盆栽などに最適だと思います。

乾燥には弱いことと、春以外は日陰を好む植物なので、適切な管理をすることは大切です。

上のホソバハグマ(細葉白熊)は、自宅で2007年11月16日に撮影した2006年1月播種の苗からの花です。

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ホソバハグマ(細葉白熊)の特徴と育て方

ホソバハグマ

ホソバハグマ(細葉白熊) 2006年12月15日 撮影 栽培品(2006年1月播種の初花)
3個の花が集まっているのが分かる

ホソバハグマ

ホソバハグマ(細葉白熊)葉 2006年12月15日 撮影 栽培品

   
和名ホソバハグマ(細葉白熊)
学名Ainsliaea faurieana
科名・属名キク科 モミジハグマ属
分布九州(屋久島)
花期7~11月
特徴

低地~900mの渓流沿い岩上に生え、茎は高さ17~40㎝。

葉は茎の中央部付近に多数密生し、照り葉の線形で長さ4~8㎝、ほとんど無毛。

頭花は3個の小花からなり、3~15㎜の花柄があります。花冠は長さ7~8.5㎜、総苞の外片は卵形、内片は線形。

そう果は倒披針形で長さ3~4㎜。

育て方

芽出し時は日に当てるが、葉が展開してきたら半日陰で管理し葉やけを防ぎ、水切れに注意します。

春と秋に有機質肥料を置き肥するほか、薄い液肥を与えます。

植え替えは新芽が出る前の早春が最適で用土は赤玉土、硬質鹿沼土などに少量の軽石を混合した用土で水もち良く植えます。

植え替え時に、マグアンプK 中粒を根に触れないように入れます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

鉢植えの場合は夏場水枯れすると下葉が枯れこむので水切れに注意します。

丈夫な植物なので寄せ植えや苔玉など利用できます。

ホソバハグマ(細葉白熊)まとめ

ホソバハグマ

ホソバハグマ(細葉白熊) 2006年12月10日 撮影 栽培品(2006年1月播種の初花)

ホソバハグマ

ホソバハグマ(細葉白熊) 2007年11月16日 撮影 栽培品(2006年1月播種の初花)

渓流沿いの日陰に生えることから、明るい日陰で水切れをしないように、表面が乾いたら水をやることさえ気を付ければ丈夫で、育てやすい植物です。

日陰の植物と合わせた寄せ植えや、草物盆栽などにすると照り葉の細い美しい葉が引き立ちます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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