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広告 秋の花・山野草の育て方

種からも殖えて毎年花を見せてくれるホトトギス交雑種もできている

ホトトギス

ホトトギス  学名 Tricyrtis hirta  2014年10月1日 撮影 栽培品

わが家は同じ場所にホトトギスとシロホトトギスを植えています。花が終わった茎を切っておけばよいのですが、そのまま育てていましたら、ホトトギスの花色の薄いものが多くなっていることに気が付きました。

交配をしてしまったのだろうと気が付いたものの、花色がごったになって群生しているので分けるも大変そうです。

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ホトトギスが交配をして花色が変わってきている

ホトトギス

ホトトギス  学名 Tricyrtis hirta  2014年10月1日 撮影 栽培品

最上段の写真がホトトギスの色ですが、普通の色だと思ていたのですが、いつの間にか中程の花色のホトトギスが多く咲くようになってしまいました。

シロホトトギスと同じ場所に20年近く植えていて、あまり気にもしていなかったのでびっくりしてしまいました。

今後は種をこぼさないようにしないと、雑種ばかりになってしまいそうです。

シロホトトギス

シロホトトギス 2013年9月26日 撮影 栽培品

シロホトトギス

ホトトギス  学名 Tricyrtis hirta  2014年10月1日 撮影

シロホトトギスも上のようにシベの色の違いがあったのか覚えていませんが、気がついたらこのようの花と純白のホトトギスが咲いていました。これはそれなりにきれいなので純白のホトトギスとシベが紫のホトトギスは両方を残すようにしたいと思っています。

交配のしやすい種とあまり交配しないものがありますが、交配のしやすい種は、いつの間にか違ったものになっていたということになりかねません。

どのような生き物も、交配を重ねてきているわけで、交配は種の進化に大いに役立ってきたことを考えると自然の成り行きかもしれませんが、突然変異や、交配によってより優れた種が残ってくれるのは嬉しいものですが、好きな花が変わってしまうのは残念です。

植物を育てているとそんな嬉しい出会いもあるのですが、不本意なことも起きてしまいます。

タイワンホトトギス(台湾杜鵑)

タイワンホトトギス(台湾杜鵑) 2007年9月17日 撮影 栽培品

タイワンホトトギス(桃源)

タイワンホトトギスとの交配種(桃源) 2005年10月8日 撮影 栽培品

このホトトギスは日本に自生するホトトギスですが、私が始めて知ったホトトギスはタイワンホトトギスでした。

それが日本に自生すると思っていたのですが、日本のホトトギスはもっと優しい色の花で初めて見たときは感動しました。

そして現在出回っているホトトギスはタイワンホトトギスとホトトギスの交雑種も多いようですが、様々な色の花があるようです。






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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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