イワギボウシ(岩擬宝珠)は、本州(関東地方、東海地方)の、深山谷沿いの岩上に生える多年草で高さ10~30cmになります。
開花は8~9月と遅いこと、葉柄があり、葉は卵形で長さ10~15cmで、葉柄に紫褐色の斑点があるのが特徴です。
斑入り種など園芸品種も多く、見分けが難しそうです。
イワギボウシの他ヤクシマギボウシ、コバギボウシ、園芸品種の小型のギボウシも育てています。
上のイワギボウシ(岩擬宝珠)は、自宅で2017年8月20日に撮影した花です。
スポンサーリンク
イワギボウシ(岩擬宝珠)の特徴と育て方
斑入りイワギボウシ 2017年6月26日 撮影 栽培品
イワギボウシ 2014年9月1日 撮影 栽培品
和名 | イワギボウシ(岩擬宝珠) |
学名 | Hosta longipes |
科名・属名 | キジカクシ科 ギボウシ属 |
分布 | 本州(関東地方、東海地方) |
花期 | 8月~9月 |
特徴 | 深山谷沿いの岩上に生える多年草。高さ10~30cm。 葉は柄があり、卵形で長さ10~15cm。紫褐色の斑点があります。 花径は高さ30㎝、花は淡紫色で長さ約4cm。広筒部は膨らみます。 開花は8~9月と遅い。 |
育て方 | 半日陰が最適だが、日陰でも育ちます。夏の日差しでは葉が焼けてしまうので、鉢植えは日陰に移動し、地植えは木陰になるような場所に植えます 寒さには強いが、凍結すると枯れるので、寒さの厳しい地域では、地面を腐葉土などで被って防寒するか、室内などで保護します。 用土は赤玉土(小粒)を主に、腐葉土、軽石の混合用土を用い、マグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えこみます 植え替えは鉢植えは2年に1度、地植えは4~5年に1度は株分けを兼ねて植え替えます。分けるときは3芽以上付くように分けます。 肥料は3月と9月に適宜置き肥します。 水は鉢の表面が乾いたらたっぷりやりますが、葉がなくなった休眠中の冬は少し水やりを控えます。地植えはよほど乾燥しない限りやる必要がありません。 |
わが家の斑入りイワギボウシ
ギボウシは園芸品種が多く、様々な斑入り品種が栽培されていますが、イワギボウシの斑入りもいろいろあるようです。
園芸品種も多く名前があるようですが、我が家で栽培しているのは名前が分からないもが多いのですが、上の花の写真は野生のイワギボウシだと思います。
斑入りイワギボウシ 2017年6月26日 撮影 栽培品
斑入りイワギボウシ 2017年6月26日 撮影 栽培品
斑入りイワギボウシ 2017年5月1日 撮影 栽培品