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イワギク(岩菊)サイシュウイワギクの育て方

イワギク(岩菊)は、東アジアからシベリア、ヨーロッパ東部まで広く分布し石灰岩地の残存植物となっています。

日本では北海道から九州まで、点々と隔離分布しているようで地方によって葉の切れ込みや裂片の幅などに変化があります。

わが家で購入したのはイワギクと書いてありましたが、葉の切れ込みが深い種類だったので、韓国済州島に分布するイワギクとかもしれません。

上のイワギク(岩菊)は、自宅で2017年10月18日に撮影したものです。

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イワギク(岩菊)、サイシュウイワギクの特徴と育て方

イワギク

イワギク(岩菊) 2018年10月30日 撮影 栽培品

       
和名イワギク(岩菊)、サイシュウイワギク
和名エゾノソナレギク、ピレオギク
学名Chrysanthemum zawadskii
科名・属名キク科 キク属
分布北海道、本州、四国、九州
花期7月~10月
特徴

山地の岩場などに生える高さ10~60㎝の多年草。

東アジアからシベリア、ヨーロッパ東部まで広く分布ししばしば石灰岩地の残存植物となっています。

日本では北海道から九州まで、点々と隔離分布しているようで、地下茎を長くのばして殖えます。

下部の葉は長さ1~3・5㎝、幅1~4㎝で2回羽状に深裂または全裂し、長さ2~4.5cmの長い柄があります。

表面は光沢があり、裏面は淡緑色で腺点があります。

頭花は直径3~6cmあり、舌状花は白色。総苞は長さ6~7㎜で、総苞片は3列に並び、ほぼ同長、外片は線形で毛は少ない。

イワギクは地方によって葉の切れ込みや裂片の幅などに変化があります。

仲間には韓国済州島に分布するサイシュウイワギクがあります。この株はイワギクと書いてあるものを購入しましたが、済州島に分布するイワギクのようです。

育て方

年間を通して風通しの良い日向から半日陰で育て、鉢植えの場合は表面が乾いたら水をやり、地植えのものは余程乾かない限り水やりの必要がない。

うどんこ病、黒斑病、褐斑病、黒斑病、褐斑病になると焦げ茶色から黒い斑点ができるし、アブラムシを始めダニなどの害虫も着きやすいので気を付けて消毒をします。

鉢植えは毎年植え替えるが、地植えの場合は植え替えないでもよいが、花が終わったら、花殻を摘んでおかないと雑種が増えてしまい親株が消えることになりかねません。

用土は鹿沼土や火山レキなどの混合用土で姿もコンパクトになります。

春先に化成肥料か油かすなどの有機肥料をやります。

我が家はついうっかりで、交配の野菊が増えてしまっているので、大好きな野菊はは鉢植えで大切に育てています。

イワギク(岩菊)、サイシュウイワギクまとめ

イワギク(岩菊)は地方によって葉の切れ込みや裂片の幅などにかなり変化があるようで、この株はイワギクと書いてある苗を購入しましたが、葉の切れ込みがかなり深く、サイシュウイワギクではないかと思っています。

日あたりから日陰で育て、水は乾いたらたっぷりやります。

用土は鹿沼土や火山レキなどの混合用土で姿もコンパクトになります。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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-秋の花・山野草の育て方