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カンラン(寒蘭)の育て方

カンラン

カンラン(寒蘭)は、静岡県の一部、紀伊半島、四国、九州、屋久島、対馬、南西諸島などの、温暖な値域の広葉樹林の林下に自生する花色などに変化の多いランでシュンラン(春蘭)の仲間です。

暖かい地方に自生しているため、冬期は日当たりの良い縁側などに置いて、夜間の冷え込みに注意しなければなりません。

ラン栽培は素人にはかなり難しいのですが、慣れて、コツを掴めばとても楽に育てることができると聞きます。

私は洋ランは大丈夫なのですが、東洋ランは苦手意識ああり上の花はいただいて大切に育てているもので、現在も数鉢育てていますが上手に育てられるまでにはなっていません。

上のカンラン(寒蘭)は、自宅で2003年1月19日に撮影したものです。

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カンラン(寒蘭)の特徴と育て方

カンラン

カンラン(寒蘭) 2003年1月19日 撮影  栽培品

   
和名カンラン(寒蘭)
学名Cymbidium kanran
科名・属名ラン科 シュンラン属
分布静岡県の一部、紀伊半島、四国、九州、屋久島、対馬、南西諸島
花期11~1月
特徴

静岡県の一部、紀伊半島、四国、九州、屋久島、対馬、南西諸島などの、温暖な値域の広葉樹林の林下に自生します。

葉は束生し長さ20~70㎝、縁は少しざらつきます。

花径は高さ30~70㎝で5~10個の花をつけます。

花の色は淡黄緑、紅紫色、緑紫色変化に富みます。

カンランは花径が細く、花が葉上に出て、大きく一文字か正三角形に形良く咲くものが名品とされます。

育て方

ランは冬暖かく夏涼しくが基本です。

冬期は日当たりの良い縁側などに置いて、夜間の冷え込みに注意し、春暖かくなったら戸外の直射日光の当たらない場所に出して管理します。

長雨は避けるために屋根のある場所で栽培します。

植え替えは春の花後と秋で2年に一度、ラン鉢を用い、用土は焼き赤玉土、硬質鹿沼土、薩摩土(軽石)、ボラ土などの配合用土か寒蘭の土を使い、マグアンプK 中粒を、根に触れないように入れます。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

水は成長期には2日に1度くらい、それ以後はかなり少なくて良いようです。

私はラン栽培で失敗しやすいのは、水やりを多くしてしまうことによります。

カンラン(寒蘭)まとめ

普通の春蘭は40年近く庭植にして株が大きくなり、花を咲かせていますが、カンラン(寒蘭)は寒さに弱いために春から夏は屋根のあるハウスのようなところで管理し、冬はガラス越しの日光が入るような場所で管理しています。

毎日水をやらなければならない植物が多いことから、水が多すぎて失敗することも多く、種類によってはほとんど殖えないのが現状です。

水やりと日光管理、肥料、消毒などの管理のコツをつかむことが大切だとは分かっていますが、栽培歴のわりにはうまくいっていません。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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