ケイラン(恵蘭)は、台湾と中国の広東省を主な原産地とするシンビジウム属に入ります。
花は品種によって2月~4月ごろ開花して、中国蘭特有のよい香りが漂います。
葉に現れる柄の特質を分類し、それが継続するものを芸と呼びます。ケイラン作りは、その芸をより美しく完成させるように栽培、鑑賞するもののようです。
上のケイラン(大勲)は、自宅で2003年3月29日に撮影したものです。
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ケイラン(大勲)の特徴と育て方
ケイラン(大勲) 2003年4月8日 撮影 栽培品
和名 | ケイラン(大勲) |
学名 | Cymbidium spp. |
科名・属名 | ラン科 シュンラン属 |
分布 | 中国、台湾、日本 |
花期 | 11~1月 |
特徴 | ケイ蘭は台湾と中国の広東省を主な原産地とするシンビジウム属に入ります。 わが国にやってきて100年以上になるため帰化植物と同じく作りやすい蘭になっています。 花は品種によって2月から4月ごろ開花して、中国蘭特有のよい香りが漂います。 葉に現れる柄の特質を分類し、それが継続するものを芸と呼び、ケイラン作りは、その芸をより美しく完成させるように栽培、鑑賞するもののようです。 |
育て方 | ランは冬暖かく夏涼しくが基本です。 冬期は日当たりの良い縁側などに置いて、夜間の冷え込みに注意し、春暖かくなったら戸外の直射日光の当たらない場所に出して管理します。 長雨は避けるために屋根のある場所で栽培します。 植え替えは春の花後と秋で2年に一度、ラン鉢を用い、用土は焼き赤玉土、硬質鹿沼土、薩摩土(軽石)、ボラ土などの配合用土か東洋ランの土を使い、マグアンプK 中粒を、根に触れないように入れます。 真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 水は成長期には2日に1度くらい、それ以後はかなり少なくて良いようです。 私はラン栽培で失敗しやすいのは、水やりを多くしてしまうことによりますが、東洋ランの中で、ケイランは比較的丈夫です。 |
ケイラン(大勲)まとめ
ケイラン(大勲) 2005年3月22日 撮影 栽培品
ケイランは、台湾と中国の広東省を主な原産地とするシンビジウム属に入るために、冬暖かく、夏に涼しく栽培するのがコツのようです。
私はいただいたものをそだてていますが、葉に現れる柄の特質を分類し、それが継続するものを芸と呼びその芸がより美しく出るように栽培するようです。
マニア的な植物で、そのために温室をつくり鑑賞している方が多いようですが、私はそこまでの情熱を持っているわけではなく、普通に育てています。