オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')は、中南米の熱帯・亜熱帯地域に広く分布するランの仲間で、様々な品種があるようですが、比較的育てやすい品種が流通しているようです。
私は小型の花の咲いている小さな鉢植を購入して10数年栽培しています。あまり手をかけることなく育てていますが毎年可憐な花を見せてくれます。
洋ランはいろいろ育てていたのですが、場所の関係から、現在は、オンシジュウムとレリオカトレア エンジェルラブ ‘ピンキー’( Laeliocattleya Angel Love 'Pinky')を残して育てています。
上のオンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')は、自宅で2015年12月20日に撮影した花です。
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オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')の特徴と育て方
オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King') 2007年5月7日 撮影 栽培品
和名 | オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King') |
学名 | Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King' |
科名・属名 | ラン科 オンシジュウム属 |
分布 | 中南米の熱帯・亜熱帯地域 |
花期 | 冬~春 |
特徴 | 中南米の熱帯・亜熱帯地域に広く分布するランの仲間です。 多くの種類は育てやすく、咲かせやすい洋ランです。 自生する環境は低地~標高3500mの高地と種によって様々で、姿形も変化に富みます。 株元の茎が大きく肥大する、薄葉系が育てやすいようで出回っています。 オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')はかなり前から育てているので、古い品種かと思いますが薄葉系でとても育てやすい品種です。 加温栽培はしていないので、その年の気候によって、冬から春にかけて咲きます。 |
育て方 | かなり小形の品種で、花の咲いている小さな鉢植えを購入して10数年栽培しています。 冬は最低5℃以上を保つ必要があるので、冬は暖房のない二階の明るい家の中に取り込んで置き、乾いて数日過ぎてから水やりをしています。 植え替えは4~5月で、ラン鉢を用い、軽石とヤシ殻チップ、バークチップの混合用土を使い、マグアンプK 中粒と大粒を、根に触れないように入れて植え込みます。素焼きの鉢にミズゴケで植えることが多いようですが、私はミズゴケ植えが苦手なのでミズゴケ植えはしていません。 5月頃に固形肥料を少量与え、冬と夏を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 水は成長期には表面が乾いたらやり、それ以後は乾いて~2~3にたってからやれば良いようです。 春から秋は戸外の風通しの良い日向で、夏は日陰で涼しく育てます。わが家はポリカーボネートの波板の屋根下で、遮光ネットを利用して光を調節して育てています。 |
オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King')まとめ
オンシジュウム(Oncidium Sweet Sugar 'Yellow King') 2005年7月7日 撮影 栽培品
オンシジュウムは育てやすいランの仲間です。しかし冬は最低5℃以上を保つ必要があるので、明るい家の中に入れるなどの対策は必要です。
夏の高温多湿は嫌いますので、ぶら下げるなどして、涼しい日陰で風通しよく管理する必要があります。