シクラメンは、地中海沿岸<が原産のサクラソウ科 シクラメン属の園芸品種で、秋から、翌年春まで長いこと花を楽しむことが出来るなじみの鉢ものです。
明治末期から大正期にかけて、野生種や園芸種が渡来した球根草で、少し手入れをするだけで、きれいに長く楽しめます。
花の形や色も豊富で、花の少ない時期に華やかさを与えてくれます。
上のミニシクラメンは、自宅で2003年12月7日に撮影した購入した花です。
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シクラメンの特徴と育て方
シクラメン 2003年12月7日 撮影 購入品
和名 | シクラメン |
学名 | Cyclamen |
科名・属名 | サクラソウ科 シクラメン属 |
分布 | 地中海沿岸 |
花期 | 秋から春 |
特徴 | シクラメンの仲間は地中海沿岸を~小アジアにかけて十数種類が分布します。 明治末期から大正期にかけて、野生種や園芸種が渡来した球根草。 様々な色や形が作出され、冬の鉢花として出回っているので、知名度は抜群ですが、いただいたり、購入した鉢植えが長持ちしない方も多いようです。 少し手入れをするだけで、5月くらいまで咲かせることが、できますし来年も咲かすことが出来ます。 |
育て方 | 置き場所は暖房のない窓際が適しています。 次々と蕾が上がって花が咲き、また終わってしまうので、花の終わった花は根元を持ち、ねじるようにすると根元から抜けますのでこまめに抜きます。 葉の下から出た蕾が葉の下から出られるように葉を下に下ろして、葉組をしてあげます。 底面吸水鉢に植えられているものは受け皿に水がなくなったら水を足します。普通に植えてあるものは土の表面が乾いたら、葉や花に水がかからないように鉢底から水が出るくらいたっぷり水をやります。 肥料は9月~翌5月まで2ヶ月に1回の割合で土の表面に化成肥料を施します。 夏越は、乾燥させる方法は、成功しなかったので、半日陰の涼しい軒下で水と液肥と消毒をしながら夏越をさせましたが、購入したように立派な株にはなりませんがきれいな花は見ることが出来ました。 秋になると新しい葉が出てき始める9月に、赤玉土に腐葉土、パーライト1割程度混合した用土にマグァンプK などの緩行性肥料を根にっ触れないように入れて植え替えます。 |
シクラメン・ネアポリタナム(原種)の特徴
シクラメン・ネアポリタナム 2003年12月8日 撮影 井頭公園(高山直物館)
和名 | シクラメン・ネアポリタナム |
学名 | Cyclamen neapolitanum |
科名・属名 | サクラソウ科 シクラメン属 |
分布 | ヨーロッパ~トルコ原産 |
花期 | 秋から春 |
特徴 | ヨーロッパ~トルコ原産の秋咲き品種です。 ミニシクラメンより小さく可愛い花を咲かせていました。 暑さ寒さに強く、育てやすいという。 これらは、極寒地でも地植えできるが、株が古くなると、球根の頂部よりも、周囲の土中から直接葉や花が出てくるようになります。 |
シクラメンまとめ
ガーデンシクラメン 2004年2月15日 撮影 購入品
シクラメンは冬の鉢物の代表的な花で、季節感のある花です。丈夫な株に当たった時は手入れをすることによって5月くらいまで咲いたので、長く楽しめます。
夏越に成功すれば翌年も花を見ることが出来るので、挑戦してみるのも楽しいかと思います。
現在、原種シクラメンも育て始めていて、花も咲いていますし、種も播いて沢山芽ばえていますので、近いうちにアップしようと思っています。